具体的な株の買いポイントはこの瞬間(グランビルB)
上昇相場の押し目で上がる瞬間を狙う!
今度はグランビルのBポイントです。
このパターンも株の初心者の方には分かりやすい買いポイントです。
B:移動平均線が依然として上昇しているのに株価が移動平均線を下回る場合。
上昇トレンド中の押し目タイミングが狙え、再度移動平均線を抜くポイントです。
下図のチャートをご覧ください。
移動平均線は75日移動平均線(緑)を表示させています。
赤い矢印が上昇中の移動平均線を再び抜けた瞬間の「買いポイント」を示しています。
グランビルのBのポイントにおける必須条件は移動平均線が上向きの上昇トレンド中であることです。
上昇トレンド中の押し目を狙いますので必ず移動平均線は上向きである必要があります。
グランビルの法則から移動平均線と株価の挙動は移動平均線を抜けた株価は移動平均線から離れるように上昇します。
そして、ある程度離れると今度は移動平均線に近づくという特性がありますから株価は下がってきます。
この下がる現象を「押す」と言い押してきた際に一旦移動平均線を株価が割り込んだものの、再び移動平均線を抜けてきたらその瞬間が買いとなります。
この時の株価が移動平均線を抜ける瞬間がグランビルの買いBポイントです。
グランビルの法則の復習はこちらでご確認ください。
サンプルのチャートでも、再度抜けたらその後は持ち直して勢いよく上昇しています。
具体的な買いポイントとしては割り込んだ移動平均線を再度上に抜けた瞬間、もしくは割り込んだ付近のろうそく足の高値を超えてきた瞬間がポイントとなります。
このBポイントは、Aポイントと比較した場合、移動平均線が完全に上を向いている上昇トレンド中であるため安心感があります。
Aポイントの場合はまだ移動平均線が下を向いているケースが多いので、底で買えるメリットはあるものの更なる下落のリスク残ります。
相場全体に勢いがある場合には、このBポイントは常に安心感があり狙いやすいポイントと言えます。
株は上がる瞬間に買う!
移動平均線を抜けた瞬間に大きく反応したBのポイントのサンプルチャートを以下に添付します。
全ての銘柄がこのように反応するわけではありませんが事例として非常に分かり易いです。
押し目買いは再上昇する瞬間が買いのチャンス
このように上昇トレンド中のちょっとした押しからの反発を狙うのが「押し目買い」という手法です。
「押し目買い」というと、一般的に誤解されているのが「下げたら買う」という買い方です。
それは単なる値ごろ感から反発を期待して買っているだけで更に下落するリスクを伴います。
株価が下げてきて(押してきて)再上昇を始める瞬間を「押し目」と言います。
下げてる最中は押し目とは呼びません。
単に下げているだけで下げ止まる、再上昇する保証などありません。
にもかかわらず値ごろ感から「押し目買い」として手を出す個人投資家は非常に多いです。
これはトレードをするにおいては特に気を付けたいスタンスです。
グランビルのBポイントを上手く適用すれば、安全に押し目を狙うことが出来ます。
他の各ポイントの詳細は以下のページで確認してください。
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