全体相場が保合う中で短期トレンドが鈍化(2025年6月16日)
ボラが低下し放れる兆しが(2025年6月16日)(21:30)
・2025年6月16日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。
依然としてネックラインの下で株価は保合う動きが続いています。
長期トレンドを示唆する200MAは応答水準の影響で、僅かに上向いたものの横ばいに。
中期トレンドの75MAは下向き、上向きだった短期トレンドの25MAもその傾きが鈍化して方向感が見え難い相場の中で、株価はレンジ内を推移する動きが続いています。
5月13日の高値38,484円を上限に、5月22日の安値36,855円を下限としたレンジです。(新上限は6月11日高値38,529円)
またボラティリティの低下で標準偏差が収束してきていて、日柄調整が進んでいることを意味しますが、近くどちらかに放れる動きになります。
この保合い相場はNYダウも同じで、日経平均株価、TOPIX、日経225先物に共通しています。
主導する日経225先物の日中と夜間の動きに要注目です。