下値は-2σがサポートにさらに収束へ(2024年6月3日)
<2024年6月12日、追記>(15:50)
※ 当ブログは、日々の動きを下記5月30日の投稿をベースに、下から時系列に書き積んでいます。
下の投稿から順に読んでもらえると分かりやすいです。
・2024年6月12日、日経平均株価の日足チャートです。
目先の株価は5月20日高値39,437円を抵抗として意識しながら抜けずに横ばい推移です。
25MAは僅かに上向きではあるものの、中期トレンドを示唆する75MAの傾きは鈍化し横ばいになってきました。
中期的に保合う相場になってきました。
ボラの低下は続いています。
上下どちらかにブレイクするかに注目です。
また、TOPIXの動きにも注目です。
<2024年6月3日、追記>(12:25)
・2024年6月3日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
先行スパンのねじれを上抜けてきましたので好転です。
株価の上に位置する75MAが抵抗になっている様子が伺えるので、手堅くはレジスタンスレベルライン抜けを確認する必要があります。
<2024年6月2日、追記>(8:30)
・2024年5月31日、日経平均株価の日足チャートです。
31日金曜日はやや上昇です。
ボリンジャーバンドの収束がさらに進んできました。
上記レンジ内で株価が推移すると来週はさらに収束が進むことになります。
目先の株価は5月20日高値39,437円を抵抗に、5月30日安値37,617円を支持にフラットフォーメーションで推移するものと想定されます。
BB±2の上方下方ブレイクと支持抵抗のレンジブレイクに注目です。
・短期のトレンドを示唆する25MAが上向きに転じてきましたので短期トレンドは上昇です。
中期長期は引き続き上向きなので、相対的には上昇継続です。
株価の上には25MAと75MAが位置していますから、この辺りが目先の抵抗にもなりそうです。
上に動くと株価は3月22日のバブル以降の最高値41,087円を試す動きになりそうです。
明確に上抜くことが出来れば、今が押し目となって踏み上げを伴い大きな上昇がありそうです。
抜くことが出来なければ、失望売りから大きな陰線をつけて下落すると想定されます。
・一方で下に動くと株価は200MAまで押す可能性があります。
ただし、200MAと75MAとの乖離が大きいため、それ以上に大きな下落にななりそうにはありません。
・一目均衡表が転換点を迎えます。
4月後半から株価は先行スパン2をサポートに推移してきましたが、変化日を経て先行スパン1を上抜けることが出来るか、逆に先行スパン1が抵抗になるかにも注目です。
また大きな値幅をともなわずに推移した場合、次に大きな動きが出るのは8月、9月頃になりそうです。
これは上方ブレイクして最高値を更新できなかった場合でも同じです。
来週の動きに注目です。
ボラはさらに低下傾向、今は(2024年5月30日)(12:10)
・2024年5月30日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
前場の日経平均株価は大幅に下げました。
ボラティリティの観点から見るとボラはさらに低下傾向にあります。
下値は-2σがサポートになり下げ止まり±2σは収束方向に向かっています。
つまり、下げ値幅は大きかったものの、テクニカル的には許容範囲内であったと言えます。
明日以降、本日の安値を割り込むと-2σは下向きに転じてBBは発散方向に向かう可能性があり、そうなると株価は200MAに向けて下げます。
一方で+2σおよび5月高値を抜けてくるとBBは上向きに発散し、株価はバブル以降の高値を試しに上昇する可能性が高まります。
要注目の局面です。
・また本日の下げで一目均衡表の先行スパンが逆転しました。
週明けにはネジレの転換点を迎えますので、好転するかどうかにも注目です。
テクニカル的に面白い局面となってきました。
要観察です。