具体的な買いポイントはこの瞬間

移動平均線とろうそく足のポイント

移動平均線とろうそく足を絡めた基本理論をいくつかお話してきましたが、ここまでの要点を整理してみましょう。

  1. 株価は動き始めるとその方向にトレンドが出る特性がある。
  2. 移動平均線の向きはトレンドの方向を示す。
  3. 移動平均線は株価に対してサポート・レジスタンスとして機能する。
  4. そして移動平均線はテクニカル分析において最も重要な指標である。

ろうそく足の下に移動平均線が位置しているとサポートラインとして機能します。
理由は移動平均線付近の価格で「供給<需要」となるからです。

ろうそく足の上に移動平均線が位置しているとレジスタンスラインとして機能します。
「供給>需要」となるからです。
これは基本として大切なテクニカル分析の大前提です。

 

さて、ここでもう一つ移動平均線とろうそく足の関係で重要なことがあります。
それは、それぞれの位置関係です。

まず下図のチャートをご覧ください。
75日移動平均線を表示させています。

チャート左半分の移動平均線が下向きの時には、ろうそく足は移動平均線の下側に位置しています。
逆に右半分の上向きの時はろうそく足は移動平均線の上側に位置しています。

上昇トレンドでは株価は移動平均線の上に、下降トレンドでは株価は下に位置します。

この位置関係が非常に大切です。

そして傾向として上昇トレンドでは株価は多少押しても移動平均線が支えてくれて再び反発して上昇します。
逆に、下降トレンドでは株価は多少戻しても移動平均線が抵抗となり再度押し戻されてしまいます。

※ 用語として上昇トレンド中に株価が下げることを「押し」と表現し、下降トレンド中に株価が上がることを「戻り」と表現します。

 

加えて、トレードを行う際に、最も注意しなければいけないことはリスク管理です。
極力、損失を出さないようにリスクの小さい行動を心がける必要があります。

リスク=損失の可能性

大切な資金をあえてリスクに晒す必要はありません。

これまでの要点から株価がいくら安くても移動平均線の下に位置している状態で株を買うことにはリスク伴いますので決して得策ではありません。

さて、次に先日の投稿のように、「移動平均線が上向きの時に買っても上昇トレンドがいつ終わるかわからない。 買ったとたんに下がり始めて損をする危険性もあるのでは?」というみなさんの疑問についても解消する必要があります。

 

具体的な買いポイントとは

どのタイミングで株を買うのか?

一つの答えは、株価が移動平均線を抜けた瞬間です。

※ トレード用語として株価が移動平均線を下から上に突き抜けて移動平均線の価格よりも高くなった状態「移動平均線<株価」を「抜けた」と表現します。
例えば、移動平均線が100円だとしたら抜けた価格は101円です。
反対に移動平均線の価格よりも安くなった状態を「割れた」と表現します。

株価が移動平均線を抜けた瞬間が買いのポイントです。

理由はもうわかりますね?
移動平均線の下に株価があると移動平均線がレジスタンスラインとして機能します。「供給>需要」の状態です。

しかし株価が抜けるということは、その供給を上回るだけの需要があったという事実を表し、その株は勢いがあり強いと判断できます。

株価が移動平均線を抜けると移動平均線が今度は株価の下に位置するというサポートとレジスタンス機能の逆転となります。

すると今度は移動平均線が支持として株価の下落を支えてくれます。
サポートラインがあると下落しても株価が支えられやすいからリスクも低くなります。

それでは、なぜ株価が移動平均線を抜けた瞬間が買いなのか?
その原理原則と株価が抜けた瞬間に反応する理由を次回以降で説明していきます。

まずは、買いポイントは「株価が移動平均線を抜けた瞬間」ということを覚えておいてください。

 

次回、テクニカル分析において最も重要な理論「グランビルの法則」についてお話します。
これは大前提となる原理原則ですからマスター必須の理論です。

⇒ 株のトレーダーはマスター必須「グランビルの法則」

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