75日移動平均線までの戻り狙い(6753 シャープ)
トレンド転換後、ダブルボトム形成中
シャープ(6753)の2018年11月14日、ザラ場の日足チャートです。
8月22日高値から中期的なトレンドラインを11月6日転換しました。
およそ3か月間の下げトレンドが終わり、25日移動平均線がレジスタンスとなり安値を試しながら、本日はやや反発しています。
これにより、現在は10月30日が一番底、11月6日が戻り高値、11月13日が二番底となる状況です。
戻り高値からの押しはトレンドラインがサポートとして機能しており、戻り高値をネックラインとして、上抜けるとダブルボトムが成立します。
25日移動平均線は75日移動平均線に対して、まだ大きな下げ角度で発散中です。
さて、今後の狙いとして、ネックライン抜けから75日移動平均線までの戻りを取りに行きます。
理想的な動きは、株価が10営業日ほどネックラインを上回らずに横ばいに推移し、25日移動平均線が横ばい近くになるまで日柄経過を待ちます。
そうなると、応答水準の関係から25日移動平均線は横ばい、もしくはやや上向きに角度が変化します。
その状態になれば、ネックライン抜けでエントリーし75日移動平均線までの乖離幅を利益とします。
ポイントは、
① 25日移動平均線が横ばい状態での上抜けは、グランビルの法則Aに該当
② ネックライン抜けでダブルボトムが成立
③ 横ばいに推移すると10営業日後に遅行線と転換線が好転
④ 収束し始めたボリンジャーバンドの収束が更に進む
リスクとして、10営業日後のネックライン抜けの場面は、すぐ上に位置する先行スパン1がレジスタンスとなる可能性があります。
しかし、雲入り出来ると上から降りてくる75日移動平均線までの上昇は期待できそうです。
およそ13%の利益が見込めることになります。
以上は、25日移動平均線を基準としてグランビルの法則を適用した短期目線の手法です。
その後の日柄経過により、75日移動平均線が横ばいになり、25日移動平均線に対して収束が進んだ段階で、今度は75日移動平均線を基準としたグランビルの法則の買いポイントが到来する長期目線の局面が到来します。
<2019年2月21日、追記>
上記投稿の動きにはなりませんでしたが、移動平均線の複数線分析の観点から、25日移動平均線と75日移動平均線が収束した局面が到来です。
1月から株価が横ばいに推移したことで21日移動平均線が上向きになり、75日移動平均線が横ばいに近い傾斜になってきました。
ミニゴールデンクロスする手前で75日移動平均線を抜けてくると、「買いポイント」となります。
グランビルの法則から、株価が上抜けると2本の移動平均線は発散し始め、上昇トレンドに乗ると予測されます。
但し、チャネルラインが綺麗に出ていますので、上値傾向線、および雲抜けも確認してからの方が、リスクは少ないと言えます。
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