上値抵抗が密集する局面(2021年12月10日)

<2021年12月16日、追記>(17:10)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年12月16日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は上昇ですが、日経平均株価、TOPIXともに戻りとなりましたが、上値はどちらも75MAに抑えられる展開となりました。

上値の重さが感じられます。

この上昇は、昨夜NYダウが上げた流れを受けたもので、買いの主体は飛びつき買い空売りの買戻しです。

依然として上値抵抗線があり、株価はトライアングの狭間にあることから保合い継続です。

上に位置する移動平均線は、株価にとって抵抗になります。

 

<2021年12月14日、追記>(15:20)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年12月14日、日経平均株価の分足チャートです。

日経平均株価は本日も下落ですが、トライアングルのレンジ内の動きです。

レンジ内である限り、保合う動きは想定内なので一喜一憂は無用です。

本日の動きを分足チャートで確認すると、本日の後場寄りの下げは、チャネルの下限で支えられていることが分かります。

このことから、今の保合いはコントロールが効いた動きであることが分かります。

 

<2021年12月13日、追記>(20:50)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年12月13日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けも株価はトライアングルのレンジ内で保合い継続です。

200MAの傾きがさらに下向きになってきたことで、長期トレンドの鈍化がさらに鮮明になってきました。

 

一方で抜けると強い局面に(2021年12月10日)(17:30)

・2021年12月10日、日経平均株価の日足チャートです。

今週の日経平均株価は反発したものの戻りは限定的で、株価は移動平均線に跳ね返されて失速する動きとなりました。

この動きは一目均衡表でも確認することができます。

今週の上値は先行スパンに抑えられています。

ちょうどこの価格水準には200MAが位置していることから、ダブルの抵抗となっていたことが分かります。

加えて、200MAのすぐ上には節目となる29,000円があり、更には25MAと75MAが同価格に位置していることから、上値に対する警戒感も高いと思われます。

目先、ここを上抜けるにはかなりの勢いが必要となります。

・また、ここまで相場を支えてきたTOPIXも勢いに欠ける動きとなっています。

8月と10月に下げた場面において、株価は200MAにしっかり支えられていました。

しかし、11月末に割り込み、一旦は200MAを再び上抜けたものの、今週は上に位置して収束する75MAと25MAが抵抗となって跳ね返される動きとなりました。

8月と10月の局面では200MAの傾きは上向きでしたが、12月は横ばいになっています。

辛うじてコンマ数円の差異で現在は上向きではありますが、株価が今の水準で推移すると間もなく下向きに転じます。

システム的には下降トレンドと判断されるため、上昇トレンドは弱含むことになります。

以上のように、日経平均株もTOPIXも密集した3本の移動平均線に上値を抑えられ、一目均衡表にも上値を抑えられて上昇を阻まれている状況です。

・一方で、密集しているがゆえに、何らかの要因によって上抜けた場合、一気に好転して上昇する可能性もあります。

価格にして29,200円を上回ってくると、週足13MAをも上抜けることになるので上に抵抗はなくなります。

日経平均株価の日足と一目均衡表、そして週足、TOPIXの日足の4つのチャートに注目です。

・ラインの観点で見た場合、上値抵抗線に注目です。

株価が日経平均株価とTOPIXの抵抗をクリアしても、9月14日高値30,795円を起点とする上値抵抗線に跳ね返されることになります。

また、12月1日と3日に安値を揃えて下値が支えられています。

このことから、ディセンディングトライアングルの形成が想定されます。

トライアングルの頂点はほぼ100日後となるため、向こう3か月程度は次の動きがでるまでの日柄調整が続くと思われます。

 

コメントを残す