下降トレンドの入り口に(2021年12月3日)
<2021年12月8日、追記>(17:45)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年12月8日、日経平均株価とTOPIXの日足チャートです。
日経平均株価、TOPIXともにそれぞれのチャートの移動平均線が抵抗になって、上値が抑えられています。
ここから上昇があるかどうかは、この移動平均線を全て上抜けクリアする必要があります。
特に日経平均株価の25MAと75MAの収束抜け(クロスから猶予は5日以内)が確認出来たら大きく上昇に転じます。
・上昇か下降かのトリガーは日経225先物が握っています(今現在)
現在先物の分足は、フラットフォーメーションを描いています。
下方ブレイクしたら日足で移動平均線を抜き難くなる可能性が高まり、上方ブレイクしたら明日の日経平均は上昇の可能性が高まり、移動平均線の上抜け(クリア)が期待できます。
<2021年12月7日、追記>(15:15)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年12月7日、日経平均株価の日足チャートです。
保合いから脱出して上方ブレイクしました。
目先のリバウンドです。
上に位置する200MA、75MAが戻りのメドとなります。
これを分足で確認すると、ここ数日の揉み合いから脱出した動きが良く分かります。
また、日経225先物においても、先実の投稿に添付したトライアングルを上方ブレイクしています。
<2021年12月6日、追記>(22:15)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年12月6日、日経平均株価の分足チャートです。
綺麗にトライアングルを形成しています。
そして、下記の5日投稿のチャートは日足チャートです。
本日も揉み合いでこのトライアングルをキープしています。
これを上記の分足で確認すると、綺麗にトライアングルを描いて動いていることが分かります。
株価が頂点に達するまでにどちらかにブレイクしますので注目です。
<2021年12月5日、追記>(9:00)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・まず余談ですが、まだ詳細が分かっていないオミクロン株ですが、感染力が強くても重症化率が低く、経済に与える影響は少ないと判断されれば、見直し買いが入ることも想定されます。
これにより、免疫学的にデルタ株が駆逐されたら、世界経済は回復することになります。
ゆえに見極め待ちで株価に過剰な反応がなくなり揉み合っています。
・2021年12月4日、朝6時の引け後の日経225先物の日足チャートです。
先物の日足はローソク足6本が保合う動きをしています。
これは下降途中のコンティニュエーションフォーメンションと見られます。
ブレイクした場合、基本的に保合う前の流れを引き継ぐという考え方からすると、ブレイク後は下げる動きになると考えられます。
・以下は日経平均株価の日足チャートです。
10月6日の安値は、25MAからの乖離7%付近で下げ止まる傾向があります。
目先、大幅に急落することなく下げた場合、27,000円付近で下げ渋る可能性もあります。
戻りは非常に重い展開に(2021年12月3日)(16:00)
・2021年12月3日、日経平均株価の日足チャートです。
今週は200MAを明確に割り込んで下落しました。
これまでも8月と10月に200MAを割り込みましたが、200MAの傾きは弱いながらもまだ上向きでした。
しかし、今回は下向きに転じた局面を割り込んできたので、このまま下降トレンドに転じてしまう可能性があります。
システム的にも、前日の価格と比較して安くなったことで僅かな課ではありますが、下降トレンドとして識別されることになります。
また、これまで200MAに支えられていたTOPIXも割り込んできました。
ここからは、株価の上に位置する3本の移動平均線が抵抗となるため、多少の反発はあっても上値はこの移動平均線に押さえられる可能性が高まります。
・下目線で見た場合の想定される下値メドはいくつかあります。
まずは、10月6日安値27,293円、8月20日安値26,954円。
これらがサポートレベルラインとして下値支持線となります。
また、チャネルの観点から、9月14日高値を基準としたチャネルのロアーチャネルラインが想定されます。
そして、更に下げた場合のサポートとしては、月足24MAが想定されます。
現在の月足チャートは、まだ12MAと24MAに乖離があるため、仮に大きく崩れたとしても24MAが株価を支えることになります。
想定としては、26,000円付近(厳密にはその時点の24MAの価格)となります。
・一方で、このまま一直線に下げ続けることはなく、下げの波動と上げの波動を繰り返しながら下げていくことになります。
その場合、一時的な上昇(リバウンド)があっても、戻り高値は株価の上に位置する移動平均線までとなります。
また、現在の25MA、75MA、200MAは3線が収束しているため、抵抗としてはかなり強いものになります。
日足チャート的には株価の3線収束割れは、買い方にとってはかなりネガティヴな局面で、まさに下降トレンドの入り口と言えます。
目先は「戻りを売る」空売りが有利な展開となります。
・一方で上目線で見た場合、3本の移動平均線を上抜く勢いが必要であることと、9月と11月の高値付近は強い抵抗帯があるため、容易に上昇トレンドに転じることはありません。
チャートを鳥瞰しても、昨年3月以降の上昇トレンドが鈍化してきた傾向が見られます。
買い方不利、売り方優位の展開になりそうです。
・なお、このまますぐに明確な下降トレンド入りしない可能性もあります。
考えられるのは、横ばいトレンドへの移行です。
9月高値から概ね5か月前後の期間、次の動き(上か下)への日柄調整に入るかもしれません。
そうなると、多少の上昇下降はあってもトレンドが出ないことになります。
・余談ですが、まだ詳細が分かっていないオミクロン株ですが、感染力が強くても重症化率が低く、経済に与える影響は少ないと判断されれば、見直し買いが入ることも想定されます。
これにより、免疫学的にデルタ株が駆逐されたら、世界経済は回復することになります。