日経平均株価、高値を更新なるか(2021年2月5日)
<2021年2月10日、追記>(17:00)
※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
週明けから高値を更新し強い相場の兆しが感じられます。
高値を抜けてた月曜日は買戻しもあり勢いがありましたが、やや勢いに弱さが感じられます。
出来高も若干減少して、買いも売りも様子見といった状況です。
仮に、勢いが鈍化して反落することがあっても、25MAとトレンドラインがサポートになるのでトレンドとしては継続です。
トレンドラインを割り込む水準では、パラボリックが逆転します。
各個別銘柄においては、25MAが上向きである限りは上昇トレンドと定義できますので、継続もしくは反落の場合には25MA付近が押し目となりそうです。
<2021年2月8日、追記>(15:10)
・2021年2月8日、日経平均株価の日足チャートです。
週明けの株価は高値を更新しました。
これにより、新たなトレンドラインが出現しています。
目先、このラインを割り込まない限りはトレンド継続です。
高値更新を伺う動きに(2021年2月5日)(22:20)
・2021年2月5日、日経平均株価の日足チャートです。
先週の反落から一転して今週は上昇です。
出来高も増加傾向にあり騰勢が高まってきている様子が伺えます。
来週もこのまま堅調であれば1月14日高値の28,979円を試す動きになりそうです。
(このような場合、窓を空けて値が飛ぶ可能性があります)
・移動平均線は短期25MA、中期75MA、長期200MAはともに上向きかつ並行で、メリハリに欠けるものの上昇トレンドが続いています。
株価は先週末の反落で25MAを割り込んだものの再び上抜けています。
25MAをベースとしたグランビルの法則に則した動きです。
株価は1月14日の高値を更新できれば、25MAから発散する動きになると想定されるので上昇再開となりそうです。
・トレンドラインの観点では、現在は元のトレンドラインを割り込んで、上昇の勢いは鈍化してきている状況です。
新たにサポートラインが出来ていますので、このサポートラインを割り込まなければトレンドは継続で、元のトレンドラインを上抜ければ上昇が加速したと判断できます。
ただ、トレンドラインはレジスタンスとして機能しますので、株価が跳ね返された場合には再び反落する可能性があります。
その際、サポートラインが機能せずに割り込めば、トレンドは鈍化してきたと判断できます。
2本のラインの間に25MAが位置していますが、来週は25MAとラインがほぼ同じ価格水準にあるため、サポートとしては強く意識されそうです。
もし、この2本を割り込むと、下に位置する75MA付近まで下げる可能性もあります。
現在の状況ではトレンド分析が有効と言えそうです。
・パラボリックが好転してきました。
今年1月に好転した時と同様に、25MAに対して株価が発散する動きになればSARは加速していくことになります。
株価が高値を試す際に揉み合いが続くと多少のゆらぎがありそうですが、高値を更新すると加速していきますので、トレンドに乗るシグナルとなります。
・一目均衡表は基準線が上向きになってきました。
今週の動きでトレンドが加速してきた様子が伺えます。
・相場が堅調になってきましたので、来週は高値を更新できるかどうかが注目のポイントになります。
高値付近で揉み合うと失望売りという可能性がある一方で、抜ける時には窓を空ける可能性もありそうです。
その場合、空売りの買戻しを伴って大きく値を上げることになりますが、実需の買いがどこまでついてくるかを見ていく必要があります。
実需の買いがさほど付いてこなければ、上値を切り上げた一段高い水準で、再び保合う動きになると思われます。