日経平均株価、ダイアゴナル形成は継続中(2020年10月23日)
<2020年10月29日、追記>(15:40)
※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(10月23日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。
・2020年10月29日、日経平均株価の日足チャートです。
本日は下からのスタートとなりましたが上昇して引けました。
これによりダイアゴナルトライアングルの下値支持線は不明確になってきました。
一応、本日の安値を通過するラインが引けますが、現時点では意識されそうにはないと思われます。
総じて底堅く、下ブレは想定内と考えられます。
波動的には大よそ1か月周期で下ブレが起きていることから、この辺りからトライアングルの上値抵抗線を目指す動きに転じるかもしれません。
<2020年10月28日、追記>(15:20)
・2020年10月28日、日経平均株価の日足チャートです。
昨日、ダイアゴナルトライアングルの下値支持線をザラ場で割り込みました。
下ブレ自体は想定の範囲ですが、これにより下値支持線を引き直すことになります。
そのため、トライアングルの頂点となる日は延長されます。
本日の株価は下から始まり、上昇したものの25MAが抵抗となって上値が抑えられています。
しかし、上値が重いと同時に下値も堅いことが確認できる動きでもあります。
一方で、元の下値支持線が逆転のレジスタンスとなりますので、これに跳ね返される動きになれば、鈍化傾向が更に強くなるので、目先では新しい下値支持線割れに注意が必要です。
引き続き、小幅に保合う相場が続きそうです。
日柄5か月間の経過待ちか(2020年10月23日)(15:20)
・2020年10月23日、日経平均株価の日足チャートです。
引き続き小幅な値動きが続いています。
概ね日足25MAをサポートにしながら、強くもなく弱くもなくじわじわと下値を切り上げています。
移動平均線の傾きは、25MAと75MAともに緩やかに上向きですが、25MAの傾きは横ばい近くになり弱含んできている様子が伺えます。
株価は10月9日高値に23,725円に迫るものの、上抜くことができず保合いです。
・先週も記載したように、ダイアゴナルトライアングルのフォーメーション形成が進んでいます。
まだどちらかにブレイクするか兆しは感じられません。
週明け月曜日のトライアングルの上値抵抗線の価格は23,808円、下値支持線の価格は23,429円となります。
上方ブレイクする場合は上値抵抗線が、下方ブレイクする場合は10月16日安値23,382円がサポートレベルラインとなりますが、下には75MAや節目となる23,000円があることからブレイクの見極めは難しそうです。
一旦は10月2日安値22,951円がサポートのメドになるかと思われます。
・ボラティリティも引き続き小さい状態が続いています。
ボリンジャーバンドは中期的には収束していますが、短期的には横ばいで値幅を持っていることから±2σが支持抵抗となっています。
突破をブレイクの兆しとして注目です。
・一目均衡表は三役が好転中です。
相場の方向性を示す基準線は横ばいで、遅行スパンは株価を支えに好転状態が続いています。
同様に株価がサポートになると仮定すると、来週は23,300円付近まで反落する可能性もあります。
その場合、トライアングルの下値支持線を割り込むことになりますが、すぐに戻せばガス抜きの下ブレと捉えられます。
・外部要因として、米国大統領選挙が2週間後に迫っていることから、しばらくは様子見が続きそうです。
戻り高値から日柄5か月が経過し、そろそろ日経平均株価が動き始める期間となりました。
・日柄経過が5か月
・ボリンジャーバンドの収束
・ダイアゴナルトライアングルのブレイク
上方ブレイクした場合は、買戻しによる踏み上げの勢いに乗って大きなトレンドが得る可能性があります。
下方ブレイクした場合は、リターンムーブの動きを確認した後に対処することになります。