日経平均株価、高値突破へのフォーメーションか(2020年10月16日)

<2020年10月19日、追記>(15:20)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(10月16日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年10月19日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も小幅に保合い出来高は減少傾向にあります。

下記に記載した様に、まだダイアゴナルトライナングルの範囲内の動きです。

明日10月2日の上値抵抗線の価格はシステム的に計算すると23,781円となります。

ボラティリティがかなり小さくなり株価が煮詰まってきていますので、多少のガス抜き的な上下動はありそうです。

上方ブレイクした場合には、ブレなのかトレンドが出始める兆候なのかは、出来高などを合わせて見ていく必要があります。

 

 

3つのポジティブが重なるか(16:00)

・2020年10月16日、日経平均株価の日足チャートです。

今週も出来高にも大きな変化は見られず、小幅に保合う動きが続いています。

6月の戻り高値から4か月が経過し、概ね横ばいに推移しているものの、下値と上値を少しずつ切り上げてきています。

時折、高値を更新する動きによって、保合いの水準が僅かですがステージアップしています。

短い期間の分足で見ると、綺麗な波動が確認できます。

株価がゆっくりと日柄をかけて(おおよそ80日間)切り上がっていることで、75MAと25MAは応答水準の関係から同じ傾きになりました。(1つ目のチャート)

現在は上向きのまま平行で推移しています。

実は、この動きになると株価はダラダラとメリハリなく上昇を続ける傾向があり、テクニカル的には予測が難しくなります。

 

・さて、そのような状況でもいくつかの観点から全体を鑑みると、見えてくるポイントがあります。

まず最初に、6月の戻り高値からの日柄です。

現在4か月が経過しています。

日経平均株価の場合、3月の安値からの急上昇のように大きく株価が変動した後には、概ね5~6か月程度の調整期間を経てから、次の動きに繋がる傾向があります。

そのため、後1か月から2か月程度、時期的には11月中旬から12月初旬にかけて、今の保合いが続く可能性があるということが想定されます。

 

・次に、株価は下値と上値を切り上げつつ、その変動幅は徐々に小さくなっています。

7月末の反落、8月の反落、10月初めの反落と、その後の変動幅を比較してみると、その値幅が少しづつ小さくなっていることが分かります。

この動きがフォーメーションの観点から見ると、ダイアゴナルトラインアグルになります。

3月の底値を起点として、今の保合いをエリオット波動第2波の修正波と見るならば、「強気相場の上昇ダイアゴナル」と捉えることができます。

もしこれが波5であったならば、下方ブレイクして下降に転じる可能性が高いのですが、現状ではカウント的に第2波と思われるので、動き始めると波3の推進波が期待されます。(当然下方ブレイクする可能性もあります)

ダイアゴナルの頂点まではまだ日柄的に余裕があるので、このまま1~2か月の日柄が経過すると、株価は24,000円付近まで水準を切り上げてくることになります。

 

・そこで、チャートをもう少し鳥瞰してみると、2018年1月と10月、2020年2月の高値が概ね24,000円付近で止まっていて、この付近の水準が強い抵抗帯になっていることが分かります。

つまり、日柄経過とともにダイアゴナルトライアングルの頂点が24,000円付近の抵抗帯まで自然と達するならば、この抵抗帯は少ないパワーであっても上抜けることが可能だということです。

株価が下から上昇してきた場合には、24,000円という節目が利益確定の目標になりやすいため、強い売りがレジスタンスとなってしまいます。

その結果、上昇出来ずに跳ね返されます。

しかし、今のように徐々に価格を切り上がってくると、その間に売り方、買い方が適度に入れ替わるため、24,000円水準で利益確定の売りは出難くくなります。

そのため、トライアングルの上値抵抗線を抜ける水準では、既に抵抗帯を抜けた状態となるため、抵抗なく上昇することができます。

恐らく、トライアングルの上方ブレイクがトリガーとなって、第3波の推進波に突入する可能性が高いのではないでしょうか。

「日柄、株価水準、上昇ダイアゴナルのブレイク」と3つの現象が重なることで、テクニカル的に非常にポジティブになります。

後から見ると上手くチャートが作られたと思えるかもしれません。

余談ながら、時期的に米国の大統領選挙とも重なりますので、相場はそれを伺っているのかもしれません。

前回の大統領選挙後に大きな上昇トレンドが発生したことは、まだ記憶に新しいところです。

 

・一方で、ダイアゴナルの下値支持線を下方ブレイクすると、様々なテクニカル指標がネガティブに転じ、一気に雲行きが怪しくなります。

下落幅を概ねダイアゴナルの値幅分の2,000円と想定した場合、株価は全ての移動平均線を割り込み、一目均衡表も三役が逆転する事態となります。

そうなると、オーソドックスな見方から200MAをベースとした「グランビルの法則の売り局面」となります。

現在、株価と200MAの乖離は相対的大きく、2018年、2020年のピーク時と同程度となっていますから、少なくとも200MA付近までの押しがあってもおかしくはない状況です。

下値余地が大きいので大幅な下落になる可能性がありますので、この点には注意が要りそうです。

 

・保合いが続きボラティリティがかなり低下しています。

ボリンジャーバンドがかなり収束しています。

株価の煮詰具合が相当高まっていますので、どちらの方向にせよ動きが大きく出ると考えられます。

 

・現在、一目均衡表は三役が好転した状態が続いています。

目先では反落があっても、基準線、先行スパンがサポートとして機能しそうです。

雲のねじれもまだ見えないため、上向きの先行スパンを支えに、このままダラダラした動きが続きそうです。

 

・また、保合い相場で効果的なオシレーター系指標は以下のようになります。

株価の値幅が小さいのでさほど効果的ではなさそうです。(パラメータの調整はしていません)

 

・また、ここ6日間の小幅な反落を15分足チャートで確認すると、下降チャネル内で動いていることが確認できます。

日足で動きを読めない今のような状況では、足の長さを短くすると分かりやすい場合があります。

本日はやや下ブレしていますが、このまま下降チャネルが強化されるのか、ハイアーチャネルラインを上抜けて上昇チャネルに転じるのかを見ていくことになります。

現在のロアーチャネルラインから上昇すると、再度押しを経て上昇に転じる動きが予想されますので、大きな変動がなければ上昇チャネルに転じるには数日要しそうです。

 

・このままダイアゴナルの形成が進むと、11月中旬頃にトライングルの頂点を迎えます。

但し、下値支持線を割り込んだ後に再び切り返す動きをした場合、下値支持線を引き直すと頂点は先に延びることになります。

この辺りのラインの引き方は微妙ですが、下方ブレイクはサポートレジスタンスラインと併せて判断していく必要があります。

また、トライアングルの幅が細くなっていることに加え、ボラティリティの低下が著しいことから、恐らくブレイクの前にガス抜き的な変動があると思われます。

それがブレイクなのか一時的なもので終わるのかは、慎重に見ていくことが重要です。

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