日経平均株価、再び保合いのレンジ内に(2020年10月2日)

<2020年10月8日、追記>(16:20)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(10月2日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年10月8日、日経平均株価の日足チャートです。

本日はNYダウ上昇の流れを受けて上昇しました。

株価はアセンディングトライングルの上値抵抗線を抜け高値更新となりました。

空売りの買戻しが主体と見られます。

ただ、TOPIXが先日の高値を更新していませんので、明日以降に実需の買いが続くかに注目です。

出来高はやや増加にとどまっています。

ボリンジャーバンドがやや発散方向になってきました。

終値ではほぼ+2σに位置にあり、勢いづくかどうか、トレンドが出るかどうかに注目です。

 

<2020年10月7日、追記>(17:20)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(10月2日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年10月7日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も小幅ながら上昇です。
出来高は減少傾向にあります。

25MAと75MAが上向きに転じ平行状態となっています。

このように、2本の移動平均線が並行になるということは、長い方の75日間と短い方の25日間の応答水準が同じということを意味します。

ダラダラと保合ったり緩やかな上昇の際に起こりやすい現象です。

気が付けば上昇していたことになりやすい相場になってきています。

フォーメーション的にはアセンディングトライングルとなっていますので、上値抵抗線のブレイク、下値支持線のブレイクに注目です。

加えて、ボリンジャーバンドの収束が一段と進んでいますので、ブレイクした際の出来高や勢いに注目です。

 

 

<2020年10月6日、追記>(17:40)

・2020年10月6日、日経平均株価の日足チャートです。

小幅な動きです。

米国大統領の退院のニュースを受けて、目先の不透明さに対する不安が遠のいた感じです。

しかしながら、上昇とはならず依然として方向感は見えてきません。

 

 

東証復旧するも動かさず(2020年10月2日)(15:20)

・2020年10月2日の日経平均株価の日足チャートです。

東証の障害が復旧しました。

昨日の日経先物も大きく振られることもなく、夜間取引中に翌日の再開が伝わった時点でも全く動きがなかったことから、売買停止自体が株価に与える影響はありませんでした。

(こういう場合、株価を大きく変動させない(動かさず)という暗黙の了解と圧力があるのですが…、特に信頼性という観点から)

さて、終値がつかなかったことで、移動平均線の計算はどうなるのでしょうか?
前日同値として合計に足し込まれるのか?

ライン計算に関しては座標計算時に休日とするのが営業日とするのかによって計算結果が変わってきます。
チャート的には1日の空白が空いているので、恐らく営業日扱いになると思われます。

上記チャートでは前日同値の寄り引け同値線として表示されています(個別株はろうそく足なし)。

 

再び保合いのレンジに

・今週は動きがあるかと思われましたが、終わってみれば29日に9月14日高値の23,582円をヒゲで抜いただけで、元の保合いレンジに戻ってしまいました。

25MAは僅か2円ではありますが、下向きに転じてきました。
この差分が開いていくようだと注意が必要です。

相対的に短期トレンドは下降と言うことになり、これも僅かですが上向きの75MAに対して収束方向に向かうことになります。

現在は25MAと75MAは平行ですが、25MAが上向きに転じて発散していくのか、75MAを割り込んでデットクロスして下向きに発散するのかが注目されます。

200MAまでは1,000円程度開きがあるので、75MAを割り込んだ場合には200MAがサポートになりそうです。

また、その間には週足13MAが位置していますので、ここもサポートとして機能しそうです。

 

ボリンジャーバンド煮詰まり感が続く

・ボリンジャーバンドは引き続き収束状態が続いています。

こういう局面では、特に収束期間が長いと株価の煮詰まり具合もそうと高いので、どちらかに動き始めたら方向性をもって大きな動きになります。

それがいつかと言うことが重要なポイントになりますが、一目均衡表をはじめ明確に分かる指標は見当たりません。

まずは、動いた事実に対処するというスタンスになります。

 

日経平均株価は来週の動きに要注目

・全体的に上値が重くなり、25MAが下向きに転じ、75MAの傾きも横ばいになってきたことで、保合いの中においても鈍化傾向となっています。

株価に影響する外部要因が多々控えていますが、来週はまた慎重に見ていく必要がありそうです。

そして、米国大統領のコロナ感染が発表されました。
大統領選挙を控え非常に不透明な状況になってきました。

今夜のNYダウ、そして日経225先物の動きは要監視となります。

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