日経平均株価、政局による一時的な下振れ(2020年8月28日)

<2020年9月3日、追記>(16:30)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(8月28日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年9月3日、日経平均株価の日足チャートです。

8月25日高値23,431円を超えてきました。
下値は25日高値がサポートとなりしっかりした動きです。

今日の動きにより25MAの傾きがやや大きくなっています。

このまま株価が上昇して75MAに対して25MAが発散方向に向かうのか、いつものように失速するのかが注目です。

なお、TOPIXも高値を超えてきていますが、超えた高値を割り込んできており勢いは感じられません。

 

<2020年9月1日、追記>(15:00)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(8月28日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年9月1日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も小幅な動きで横ばいに推移しています。
出来高も再び減少傾向にあります。

徐々に上向きの75MAの価格が切り上がってきています。

今のレンジで推移すれば、早ければ10~15営業日後には25MAのは75MAに対してクロスします。

この水準で株価が2本の移動平均線を割り込むと、複数線分析の観点からは株価は移動平均線から乖離する方向に動く、つまり下落することになります。

一方で、8月25日高値を上抜ければ、株価は上方に乖離する方向に動きへ上がりすることになります。

今週、来週早々には新総裁の決定のタイミングと絡み動きそうではあるのですが…。

 

<2020年8月31日、追記>(15:00)

・2020年8月31日、日経平均株価の日足チャートです。

先週金曜日に過剰に売り込まれた反動で上昇しました。

政局は水面下では首相の再登場も示唆されており、当面は現政権の方針を踏襲する形で落ち着きそうであることから、大きく売り込まれることはなさそうです。

元のレンジに戻った後、目先では8月25日高値23,431円を上抜く勢いが出るかどうかが注目されます。

また、TOPIXが高値に迫る動きを見せています、先行してTOPIXが上抜けてくるようだと実需の買いが高まり、日経平均株価も上昇しそうです。

その際には出来高の増加にも注目です。

但し、24,000円の上値の抵抗帯は重いので上値余地は限定的と思われます。

なお、本日の上昇で一目均衡表の遅行スパンも上昇しています。

ここからは株価との乖離が広がる流れにあるので、目先逆転することはなさそうです。

 

 

引けでは25MAを回復(2020年8月28日)(19:00)

・2020年8月28日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も小幅な動きとなっていましたが、首相辞任の報道を受けて大きく下落しました。

一時的に25MAを割り込んだものの引けでは回復しています。

過剰な反応が見られましたが、基本的にレンジ内の変動なので影響は無いと思われます。

日足チャートにおいては本日の安値がサポートレベルラインとして意識される可能性がある一方、テクニカル的には無視した方が良い局面も出てくることが予測されます。

過去に、現米国大統領が当選した際に大きな陰線ができましたが、その後のテクニカル分析においては、そのろうそく足を無視したケースと加味したケースとで分析結果が二分されたという事象がありました。

今回の陰線はレンジ内なので特に意識はされないと思いますが、局面においては同様の現象が起きるかもしれません。

なお、政局不安は外国人投資家には嫌気されます。

・移動平均線は25MAが横ばい、75MAが上向きで更に収束が進んできました。

収束するまでには動きが出るものと思われます。

・一目均衡表も先週と特に変化はありません。

本日の下げで遅行スパンが逆転しそうではありますが、週明けの動き次第といった感じです。

・週明けの動き、そして新総裁の顔によっては多少の変動があるかもしれませんが、相場全体としては特に影響を受けることはないと考えられます。

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