日経平均株価、ブレイクできずに元のレンジに戻る(2020年8月21日)
<2020年8月27日、追記>(16:30)
※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(8月21日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。
・2020年8月25日、TOPIXの日足チャートです。
日経平均株価も軟調、TOPIXも小動きです。
TOPIXは6月9日の高値を抜き切れていません。
日経平均株価は結果的にダマシになりましたが、今後TOPIXがしっかり動いてくるかにも注目です。
<2020年8月25日、追記>(15:40)
・2020年8月25日、日経平均株価の日足チャートです。
本日は8月14日高値を更新し、コロナショック以降の最高値となりました。
後場売られたことで小さいながらも上ヒゲとなり、まだ勢いがある動きにはなっていません。
出来高がやや増加していました。
明日以降、実需の買いを含めて買戻しが進めば上昇が期待できそうです。
<2020年8月24日、追記>(17:00)
・2020年8月24日、日経平均株価の日足チャートです。
週明けの本日も小幅な動きです。
出来高は更に減少してきました。
いずれ上下どちらかに動きことになりますが、この緩慢な状況に慣れるた相場では急激な乱高下を見せる場合があります。
上振れすると持たざるリスクからの買いと空売りの買戻し。
下振れすると売りと新規の空売りとが交錯することになります。
夏枯れでブレイク失敗(2020年8月21日)(15:20)
・2020年8月21日、日経平均株価の日足チャートです。
先週末に6月9日高値を抵抗線とするレンジをブレイクしたものの、再びレンジ内に戻ってしまいました。
その数日前からやや増加した出来高は、ブレイクした日も含めて次第に減少しています。
夏季休暇、お盆休みでもあり参加者が少ないため、株価が振れやすくなっています。
今週も出来高は減少傾向が続き軟調な相場が続きそうです。
ブレイク失敗と言うよりも、ブレイク自体がブレだったと考えられます。
・移動平均線は200MAが横ばい、75MAは変わらず上向き、25MAも緩やかながら上向きです。
75MAは200MAを上抜きゴールデンクロスが成立していますので、トレンドとしては上昇と捉えられます。
しかし、25MAと75MAが収束した局面なので、株価が下に放れると一気に局面が悪化する可能性もあります。
・一目均衡表は三役好転が続いています。
一方で、遅行スパンが株価に近接し、現在値のすぐ下に基準線があります。
また、先行スパンも僅かながら上がってきていますので、下振れすると各指標が一気に逆転してしまいそうです。
・発散し始めていたボリンジャーバンドが横ばい傾向になってきました。
±2σが中途半端な幅になったので勢いがなければ支持抵抗として機能しそうです。
テクニカル的にはこのまま小幅な動きが続いて、再び収束する状態を待ちたいところです。
・いずれにしても動きを待つ状況ですが、上方ブレイクしても過去の高値が抵抗帯として意識されているので、24,000円付近では上値が重くなりそうです。
下方ブレイクした場合には、各指標が一気に逆転することになります。
下値余地は大きく、グランビルの法則からも長期的な下降トレンドに転換する位置でもあることから警戒が必要です。
なお、トレンドレス状態で機能しやすいオシレータ系の各指標は以下のような状態です。