日経平均株価、高値を更新するも反落(2020年9月4日)

<2020年9月10日、追記>(15:40)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(9月4日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年9月10日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は上昇ですが、レンジ内での動きです。

ボリンジャーバンドの収束がやや弱くなってきました。
昨日の反落と本日の上昇の影響です。

もう少し収束が進むと動きを期待できるのですが。

 

<2020年9月9日、追記>(15:40)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(9月4日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年9月9日、日経平均株価の日足チャートです。

NYダウの流れを受けて本日も反落です。

株価は25MAを下回り25MAがレジスタンスになる動きを見せています。

目先は8月28日安値22,594円、または75MAがサポートになりそうですが、収束割れポイントとなるため、一気に下げる可能性も含み注意が必要です。

上昇しても上値は重そうで高値を抜くには至らないと思われます。

 

 

<2020年9月8日、追記>(15:10)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(9月4日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年9月8日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も小幅な動きでボリンジャーバンドの収束が更に進んでいます。

9月3日の高値23,580円を超える位置は+2σを上抜ける水準になります。

上方ブレイクした場合は24,000円の抵抗帯をメドに動きそうです。

一方で下方ブレイクした場合には、75MA,200MAが下に位置するものの大きく動く可能性がありそうです。

 

 

<2020年9月7日、追記>(15:40)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(9月4日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年9月7日、日経平均株価の日足チャートです。

今週の立ち上がりも静かに小動きです。

25MAは引き続き上向きです。
75MAとは平行になってきましたので現状では収束せずにそのまま推移しそうな感じです。

ボラティリティの低下で再びボリンジャーバンドが収束してきました。

7月頃のように収束すると動きが出た時に大きくなりそうです。

 

 

再び高値を試す動きになるか(2020年9月4日)(15:40)

・2020年9月4日、日経平均株価の日足チャートです。

昨日高値を更新したにも関わらずNYダウ下落の流れを受けて早くも反落です。

昨夜のNYダウは1,000ドル以上の下落となりその影響を受けましたが、本日の振れはレンジの範囲内であり陽線引けをしていることから特に問題はなさそうです。

出来高も低調です。

今夜の米国での取引、および日経225先物(夜間)でこれが過剰な売りと判断されて戻すことが出来れば、週明けの日経平均株価は再び上値を試す展開になりそうです。

一方でNYダウが崩れて下落が続くようであれば警戒が必要です。

 

・移動平均線は長期のトレンドを示す200MAがほぼ半年間に渡って横ばい状態が続いているため、全体相場には方向感が全く感じられません。

75MAはコロナショックの下落の応当日が次第に除かれていることから、引き続き上向き状態が続きます。

ただ、応答水準が緊急事態宣言解除後の現在の株価水準と同じくらいになってきるので、次第に75MAの傾きは緩やかに変化してきそうです。

25MAは現在はやや上向きではありますが、株価の上下幅の影響を受けやすく総じて横ばいです。

上向きの75MAに対して25MAが次第に収束してきています。

2本の移動平均線がクロスする付近前後で動きが出るものと思われます。

この時期は政局の大勢が判明する時期とも重なりますので、タイミング的にも重なり動きがありそうです。

 

・移動平均線の収束は株価の煮詰まり具合を示唆しますので、その後どちらに放れるかによって次の動きは大きくなると予測されます。

目先は25MAは上向きの75MAに対して上方に、あるいは割り込んで下方に発散していくかを見ていくことになります。

しかし、株価が上昇した場合、これまでの高値が位置する24,000円付近が強い抵抗帯になると思われますので、ここを突破していくには余程の勢いが必要となり、現時点ではそれ以上の上昇を期待することは難しいと考えられます。
(例えば、コロナワクチンの効果が実証されたとか)

一方で下落した場合には、株価が25MAと75MAの収束位置を割り込むと短期中期的にも下降トレンドに転じます。

加えて、200MAを割り込むとグランビルの法則の「売りポイント」となるため、長期的にも下降トレンドに転換してしまう可能性があります。

その場合、下値余地が大きいことから注意が必要です。

目先においては、ここまでの保合いレンジの下限となる6月7月の安値付近や、節目の22,000円付近がサポートとなりそうです。

そして、緊急事態宣言が解除された21,000円や大台の20,000円も意識されそうです。

 

・週足、月足において現在の株価は各移動平均線の上に位置していますのでトレンドは上昇継続です。

懸念された月足の60MAは、横ばいから再び上向きに転じてきていますので長期的にも上昇トレンドです。

但し、株価が20,200円付近まで下落して60MAを割り込んでくると、長く続いたアベノミクストレンドが転換してしまう可能性があるので注意が必要です。

 

・一目均衡表は引き続き三役が好転した状態が続いています。

本日は押しのメドとなる転換線が値を支えた感があります。

今の水準で株価が推移すると再来週あたりに遅行スパンが逆転する可能性が出てきます。

同時に上がってくる先行スパンと基準線がサポートになりそうではありますが、200MAを割り込む水準では三役が逆転してしまうので、一気に各指標がネガティブに転じてしまいます。

 

・ボリンジャーバンドが中途半端に発散し始めています。

中心となる25MAの傾きがまだ弱いので、横ばいの±2σはレジスタンスとして機能しそうです。

理想的には25MAと75MAがの収束するタイミングまで小さなボラティリティ状態が続き、再びボリンジャーバンドが収束する状態になってから、次の動きが出ることが望ましいです。

一般的に移動平均線の発散とボリンジャーバンドの発散が重なると、多面的な観点として大きな反応が期待できます。

 

・以上のことから、目先の上値メドは抵抗帯がある24,000円手前、下値メドは200MAが位置するの22,000円、または緊急事態宣言解除時の21,000円付近と想定されます。

ライン系については主要な節目が見当たらないことから、フラットなレンジでの動きと考えられます。

このレンジ内の上下であれば、その要因が何であっても特に影響はなさそうです。

 

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