日経平均株価、ここから上値を試せるのか(2020年5月22日)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(5月22日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

<2020年5月28日、追記>(15:40)(24:40)

・2020年5月28日、日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価は出来高も増加して、日足200MAをしっかりと上抜けてきました。

発散し始めたボリンジャーバンド+2σを上抜けて、パラボリックも加速が進んで安定したトレンドです。

株価は日足、週足、月足の全ての移動平均線を上抜けています。

ネガティヴな要素が今は無いことから、日足的にはこのまま一気に昨日添付したチャートのハイアーチャネルラインまで達するかもしれません。

テクニカル的な上値メドはチャネルラインもありますが、手前には3月の大底からダブルボトムのネックラインまで値幅を上乗せした価格も想定されます。

・日経平均株価の分足も綺麗な6日間の上昇が続いています。

まだ上値に余地があります。

 

・日経225先物においては、引けでチャネルを突破する兆しを見せていることから、まだ買いの勢いは強そうです。

買い決済による踏み上げがかなり効いている動きです。

(24:40、追記)
・夜間も特に過剰に反応することなくトレンドの乗った動きです。
明日の日経平均株価も堅調と思われますが、水平に上値抵抗線が出現してきました。
上方ブレイクするか、上値の重さで崩れるかとなりそうです。
カウントが難しいですが、最大9波動が上限となります。

 

 

<2020年5月27日、追記>(15:30)(21:15)(23:15)

・2020年5月27日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も強い動きで上昇です。
日足200MAに対して200円手前まで近接してきました。

一目均衡表は遅行スパンが先行スパン2とほぼ同値で明日上抜けます。
上向きの基準線も先行スパン2と同じ水準になってきましたので、200MAに達する水準では上抜けます。

強い動きが続きそうです。

・一方で、日経225先物は高値圏で揉み合う動きをしながら「ブロードニング・フォーメーション」(逆三角形)を形成してきています。

売り買いが交錯している状況で、高値圏での出現は「弱気のフォーメーション」となります。

この後、「ダイヤモンド・フォーメーション」を形成すれば天井となり、目先調整する可能性が高まります。

(17:50、追記)
・夜間取引に入り日経225先物の勢いが加速しています。
弱気のフォーメーションと思われたブロードニングが否定されました。
(下目線で見過ぎたようです)

次はチャネルのハイアーがレジスタンスとして意識されるか注目です。

(21:15、追記)
・上昇チャネルのハイアーに到達してやや弱含んでいます。
21,720円の高値を上抜けるか、時間経過を経てロアーで止まるか割り込むか。

(23:15、追記)

(23:55、追記)

 

 

<2020年5月26日、追記>(15:40)(21:50)

・2020年5月26日、日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価、日経225先物ともに想定上の強さで上値抵抗線を突破する強い動きです。

買戻しもかなり加勢したようですが、自粛解除が確定したことで買う名目がたったことも理由がと思われます。

ボリンジャーバンド+2σが発散し始めましたので、近接した200MAがレジスタンスとして機能するか、一気に上抜けるかに注目です。

なお、200MAを上抜けた場合、次に上昇チャネルが意識されることになります。
23,000円付近まで順当に上昇する可能性もあります。

・また、日経225先物は上値抵抗線を抜けたポイントで陽線が立ちました。
買戻しが中心による上昇と思われますが、今夜上方にブレイクしなければ揉み合うか修正トレンドを挟みそうです。

(21:50、追記)
・3日間かけてようやく日経225先物が5波動をカウント出来たように見受けられます。
一旦、ロアーチャネルで止まっているようですが、高値を抜けずに切り下げらたら修正波動に転じて調整となります。

 

 

<2020年5月25日、追記>(15:40)(23:00)

・2020年5月25日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けの日経平均株価は上から始まり5月21日高値を僅かながらも上抜けて引けました。

先週末の日経225先物が勢いのある上昇トレンドを示唆した流れを引き継いでいます。
先物は21日高値と同値で引けていることから、これが抵抗になるか情報ブレイクするか今夜の動きに注目です。

短期的に先物の上昇の勢いはかなり強いため、更に勢いが強くなりチャネルを突破することはなさそうです。

現在、分足で第3波にカウントされるならば第4波の反落がありそうで、その場合20,550円付近が下値メドとなります。
そして、第5波の上昇に伴って日経平均株価は日足の上値抵抗線を意識することになります。

また、今が第5波であれば第a波を迎えて幾分深い押しになりますが、20,250円付近の安値を切り下げなければ上昇トレンドは継続なので、日経平均株価も堅調に推移することになります。

(23:00、追記)
・夜間の日経225先物は寄付き以降強い動きとなっています。

ハイアーチャネルラインを突破しトレンドが強化されています。
日中の動きは第3波だったようです。

目先は上値抵抗線が21,000円よりやや上に位置しますのでここがメドとなりそうです。

引けまでに修正トレンドを挟んで反落しそうです。
最大で20,550円までの押しが想定されますが、トレンドの強さから深い押しにはならないかもしれません。

 

<2020年5月24日、追記>(10:30)

・2020年5月23日、引け後の日経225先物の分足チャートです。

夜間の寄付き(16:30)後、ロアーチャネルラインの割り込みがダマシとなり一気に反発しました。

深夜にハイアーチャネルライン付近で多少揉み合いましたが、上値抵抗を上方ブレイクして引けています。

これで上昇トレンドに転換したのか、下降トレンドに対する修正の動きなのかは週明けの動きで確認することになります。

週明けの日経平均株価は上から始まりそうです。

 

 

ひとまず日足75MAがサポートに(2020年5月22日)(17:00)(20:05)

・2020年5月22日、日経平均株価の日足チャートです。

今週の株価は日足75MAを上抜けて堅調に推移しました。

本日は弱含んだものの75MAがサポートとなり安値が支えられています。

株価は75MAを上抜けたことでポジションは「底打ち」から「上昇トレンド予備軍」に変わりました。
今後25MAと75MAがゴールデンクロスすると中期的には「上昇トレンド」にポジションが変化します。

・現在値の上の21,600円付近に下向きの200MAが位置しています。

この付近の価格帯は200MAを割り込んだことによる長期投資家の利益確定と、ピークから3,000円ほど急落したことによる値ごろ感からの押し目買いが交錯して動き揉み合ったことで価格帯別売買高がやや多くなっています。

2月末頃は武漢ウイルスの影響がまだ見えておらず、押し目を拾う動きが活発であったことから、この価格帯では上値が重くなりそうです。

 

・フォーメーションの観点では、ダイアゴナル・トライアングルを形成しています。

「弱気相場の上昇ダイアゴナル」であるとすれば、下方ブレイクすると18,000円くらいまでの下落が想定されます。

来週は上記価格帯に、3月25日の戻り高値を起点としたこのダイアゴナル・トライアングルの上値抵抗線も上がってくるので、これも意識されると上値はより重くなりそうです。

もしダイアゴナル・トライアングルの上値抵抗線を上方ブレイクしても、200MAがレジスタンスとして意識されることから、ここからは更に上値が重くなると思われます。

ひとまずは、200MAを目標として上値を試す勢いが出るかどうかに注目です。

・一方で目先のサポートはトライアングルの下値支持線が意識されます。

今の相場において、恐らくは75MAはサポートとしてさほど重視されないと思われ、下値支持線を割り込むと25MAが強く意識されそうです。

仮に25MAを割り込むと、ダイアゴナルのスタート地点の18,000円や、チャートには引いていませんが上昇チャネルのロアーチャネルラインが安値メドとして意識されることになります。

 

・さて、この戻り相場を鳥瞰すると、先週も記載しましたが長期の指標である200MAが下降に転じたばかりの局面であることが分かります。

グランビルの法則から3月の急落は「売りの初動」に該当し、現在の戻りは「4つ目の買い」の過程にある動きと考えられます。

このことから、株価が200MA前後まで戻すと「2つ目の売り」に該当し、「戻り売り」のスタンスを採る局面になります。

株価が200MAに近接した位置で下げ始めたり、200MAを上抜いても再び割り込む動きになると大きく下落しそうです。
(他の指標とも併せてトレンド分析が必要)

そうなった場合、グランビルの法則の動きからは、3月の安値を下回る「底割れ」も視野に入れる必要が出てきます。

とは言え、このまま上昇トレンドが継続して200MAが再び上向きになって上昇トレンドに転じる可能性もあります。

(サブプライム問題とリーマンショックのように、ウイルス感染拡大だけでは下落要因になりそうにありませんが、次にそこから派生する問題が底割れの誘因になるかもしれません)

 

・発散しかけたボリンジャーバンドは再び収束しつつあります。

今週は+2σがレジスタンスとなり高値が押さえられた様に見えますが、発散していくためには5月21日の高値を明確に上抜けて行く必要があります。

 

・一目均衡表は三役が好転し、相場の方向性を示す基準線は横ばいです。

株価が25MAを割り込む動きになると遅行スパンが逆転します。

そうなると先行スパン1が下に位置してるとはいうものの、一気に弱含んでしまいそうです。

 

・パラボリックはSARがゆらぎにより2日間ほど逆転しましたが、現在は好転です。

遅行スパンと同様に25MAを割り込むと、SARも逆転してしまい下降を示唆しそうです。

 

・現在、日経平均株価は小動きが続き短期的な動きを捉え難くなっています。

このような場合、日経平均株価を主導する日経225先物の短い足(分足)の動きに注目しておく必要があります。

(日経平均株価の分足では夜間の動きを捕捉できません)

先物では5月15日から始まった上昇5波動が21日で終了し、今現在は修正波動に突入しています。

本日の安値はロアーチャネルラインがサポートになる綺麗な動きを見せています。

本日の日中は下降チャネルに沿って動いていましたが、これが15日からの上昇波動に対する修正波動なのか、下降波動に転換してしまったのかは慎重に見ていく必要があります。

今夜以降で反発してハイアーチャネルラインをブレイクすれば上昇チャネルに戻る可能性はありますが、ロアーチャネルラインを割り込むと下げが加速しそうです。
(17:00現在、ロアーを下降ブレイクしてきています)

そうなると、引けまでに戻さない限り、週明けの日経平均株価は弱含むことになるので、ダイアゴナル・トライアングルの下値支持線を割り込んで25MAのサポートを試す展開になるかもしれません。

(20:05、追記)
・夜間の先物が17時にロアーを下降ブレイクしたものの、それがダマシとなってチャネル内に戻ってきています。

この後、ロアーを再び割り込めば下げが加速され、チャネル内で上下しながらハイアーを上抜ければ安値を切り上げることになるので新たな上昇チャネルが生まれます。

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