マザーズ、ジャスダック指数、2部の動き(2019年2月23日)
マザーズ指数の上値傾向線
2019年2月22日引け後のマザーズ指数の週足チャートです。
現在、大きな拡大型ダイアゴナルを形成しています。
上値傾向線がレジスタンスとなりますが、詳細を日足で確認してみます。
以下は、2019年2月22日引け後の日足チャートです。
長期の上値傾向線が1000ポイント付近に、中期の上値傾向線がすぐ上に位置しています。
ダイアゴナル終盤の1月頃は、上値傾向線に達することなく下げていますが、昨年11月頃の波動と同じ動きをするならば、長期の上値傾向線まで到達する可能性があるものの、まずは中期の上値傾向線がレジスタンスとなる可能性もあります。
マザーズ市場の個別銘柄は貸借銘柄が少ないので、崩れ始めると、上昇に伴う楽観買いの反動が一気に出やすいので、個別銘柄の急落には注意が必要です。
特に追証対応の売りが下落を加速させます。
ジャスダック指数の上値傾向線
2019年2月22日引け後のジャスダック指数の日足チャートです。
チャートにラインを引くと、恣意的になりやすく、明確な動きは捉え難いものがありますが、上記2チャートでは、接近している上値傾向線に注目です。
また、サポートレベルラインを割り込んだ株価は、過去2回において、その戻り高値で「レベルラインの逆転」を起こしています。
現在は、昨年12月11日のサポートレベルラインに残り7ポイントまでに接近していますので、ここも注目です。
そして、昨年末の急落からの上昇で、小さなリーディング・ダイアゴナルを形成しています。
下値傾向線は昨年末の安値から引いても良いのですが、波動が不明瞭なので1月から引いています。
信頼性がいまひとつですが、このまま日経平均株価のように、25日移動平均線と75日移動平均線の収束局面を抜けて行くのか注目です。
ボリンジャーバンドは収束しています。
このダイアゴナルがリーディング・ダイアゴナルであるとするならば、エリオット波動の波1に該当しますので、波1の終了後には、修正波として波2の押しがあると予測されます。
上記チャートのサポートレベルラインの逆転となるか注目です。
この波2から波3へ動きは、下記の東証2部指数が参考になります。
リーディング・ダイアゴナル後の波3へ
2019年2月22日引け後の日足チャートです。
昨年末の急落後にリーディング・ダイアゴナルを形成し、波2の修正波を経て波3の上昇に転じています。
(波2のサブ波は不明瞭です)
現在、2本の収束した移動平均線を上抜けてきています。
これが波3とすれば、波1と同等か、それ以上の上昇になることになります。
現時点ではまだ分かりませんので、以降を移動平均線の位置と角度を絡めて見ていくことになります。
<2019年2月26日、追記>
マザーズ指数は中期の上値傾向線をヒゲで抜けましたが、終値は割り込んでいます。
2部指数は、大きなリーディング・ダイアゴナルの可能性もあります。
上値傾向線も下値傾向線も意識されている動きなので、どちらかに到達した際の動きに注目です。
<2019年2月27日、追記>
マザーズ、ジャスダックの子熱銘柄の中には、複数線分析で2本の移動平均線が収束した局面を迎える銘柄が数多くあります。
21日移動平均線、75日移動平均線が収束し、各移動平均線においてグランビルの法則の買いポイントです。
上に位置している75日移動平均線を、株価が上抜けたタイミングの反応が非常に良い銘柄が目立ちます。
東証一部が調整に入ると、新興市場に資金が循環してきます。
<2019年2月28日、追記>
しかし、下放れると大きく下落するリスクもあります。
収束局面は、紙一重の位置でもあります。
基本的な方向性は、長い足の移動平均線の向きに影響を受けます。
<2019年3月14日、追記>
マザーズ指数の引け後の日足チャートです。
2018年1月最高値から14か月に及ぶ長期トレンドラインを、ザラ場で転換しました。
引けでは割り込んでいます。
上値傾向線、200日移動平均線に到達した際の動きに注目です。
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