チャネルラインによる戻り高値の目安

チャネルラインの上値傾向線が戻り高値

1月1日の投稿で、下降トレンドラインの下値支持線が、急落時の下値メドになりやすいと記載しました。

下値はチャネルライン、戻り売り戦略(2019年1月1日)

現在、その安値から戻り相場の途上にありますが、日経平均株価の短期トレンドラインが転換したことで、個別銘柄においても戻り相場が終了する兆しが出てきています

日経平均株価のトレンド転換による戻り相場の終了に関しては慎重に確認していく必要はあります。

以下は、チャネルラインの観点から、上値傾向線がレジスタンスとなり、戻り高値をつけたと思われる銘柄です。

明日以降の動きで上値傾向線がレジスタンスとして機能することを確認し、上昇トレンドが転換していくのかを確認して、戻り高値を確定していくことになります。

上記チャートの銘柄は、チャネルラインをレジスタンスとしています。

安値と安値を結ぶラインをベースとしたチャネルラインは、戻り高値を決定する重要なラインになります。

これは、上値抵抗線である下降トレンドラインと平行のラインを下値支持線とする引き方ではなく、先に特徴的な安値同士を結ぶ下値傾向線を引き、平行のラインを上値傾向線とする引き方です

下降トレンドラインから下値支持線をチャネルラインとする引き方ではなく、逆に下値傾向線から上値傾向線をチャネルラインとして引く引き方になります。

このチャネルラインが意識されて、戻り高値が決まることで、結果的に本来のトレンドラインが形成されます。

この上値傾向線は、戻り高値のメドとなりますので、兆候が出た銘柄に対しては、日々切り下がるライン上に空売りの指値を入れることになります。

但し値動きは、日経平均株価、およびマザーズなどの各指数の影響を大きく受けますので、市場全体の勢いと指数に対する連動性については充分考慮する必要があります。

<2019年1月31日、追記>

下落し続けているZOZOですが、これもチャネルラインで動いています。

上値傾向線に達せずフェイラーになりそうですが、移動平均線と併せて見ていくことになります。

コメントを残す