値がさ株の日経平均株価への影響
ファーストリティリングの影響
本日の日経平均株価は引けの15時に、直前の値からおよそ40円跳ね上がりました。
以下は日経平均株価の1分足の動きです。
最後のろうそく足が飛んでいます。
日経平均株価は基本的に225銘柄の株価の平均値であるため、株価の高い値がさ株が平均値を押し上げ大きく影響を与えます。
本日、引けで40円も上昇したのは、値がさ株の一つであるファーストリティリングの上昇が理由です。
以下はファーストリティリングの引けにかけての1分足チャートです。
日経平均株価は15秒ごとに算出されます。
ファーストリティリングが14時59分45秒以降に大きく買われたことにより、15時算出の平均値が40円上昇しました。
(最後の寄り引け同時線51,600円は引け成りの足です)
余談ですが、2013年5月にヘッジファンドが日経を売り崩した際にも、同様の現象が見られました。
株価が翌日に下落する前日によく観察される事象です。