ラインに忠実に動く日経平均株価(2019年1月22日)

戻り高値が上値傾向線に到達

1月22日引け後の日経平均株価の日足チャートです。

クリスマス安値を決定づけたインターナル・トレンドラインがレジスタンスとなり、戻り相場の高値メドが見えたかのような動きです。

このまま下落が続くかどうか注目です。

2018年3月の安値以降、ラインが株価の転換ポイントを決定する相場となっています

まず、2018年3月からの上昇途中で、7月に安値を付けた時点で安値安値を結ぶラインが出現しました。

その後、23,000円付近で高値を抑えられながら形成されたアセンディング・トライアングルを、9月にブレイクアップし、2018年1月の高値を更新したことで、安値安値のラインがトレンドラインになりました。

トレンドラインのチャネルラインである上値傾向線に、昨年10月に株価が到達したことにより、昨年の上昇は終了しました。

そして、昨年クリスマス頃の急落も、安値は昨年10月高値からのインターナル・トレンドラインの下値傾向線で下げ止まっています

非常にラインが意識されている相場と言えます。

チャート分析において、特定のテクニカル指標が意識されて、流行の様にスポットを浴びることがよくあります。

それは、時に移動平均線であったり、一目均衡表であったり、ラインやボリンジャーバンドであったりします。

現在の相場は、日経平均株価のみならず、個別銘柄でもチャネルラインが非常に意識されています。

 

さて、日経平均株価の今の上昇は年末年始の急落に対する戻りですが、リバウンドの域を出ず、大きな流れとしては下降相場に突入していると考えられます。

株価の大局の方向性を示す長期の移動平均線である200日移動平均線は、昨年秋頃から下向きに転じています。

今回の下落が、2015年8月のチャイナショックや、2018年1月の下落と似ていて、重ね合わせるとその後の動きの参考になるとの見解が日経新聞等で見受けられますが、決定的に異なるのは200日移動平均線の向きです

2016年11月から200日移動平均線は上向きに転じ、その上昇相場は約2年間続きました。

その間に、中期の75日移動平均線は、200日移動平均線に対して3回収束を繰り返しまし、波動的に3段上げを達成しています。

そして、上向きから下向きに転じたことで、上昇相場は終焉を迎えたと判断できます。

現在の200日移動平均線の下向きへの変化は、下降トレンド入りを示唆しています。

今後、トリガーとなるファンダメンタル的な事象や、テクニカル的に昨年末の安値を割り込む動きになれば、トレンドを伴い本格的な下降相場になることが予測されます。

 

以下は、200日移動平均線と相場の方向性に関する過去投稿です。

「売りの初動」に関する記載

11月10日(売り初動)

日経平均株価は三段上げ後の踊り場(2018年11月10日)

10月25日(売り初動)

日経平均株価底割れの兆候(2018年10月25日)

<2019年1月23日、追記>

23日引け後の日経平均株価の日足チャートです。

寄付きが低く陽線となりましたが、高値、安値共に切り下げの弱含んだ小動きとなりました。

上値傾向線、もしくは移動平均線に到達している個別銘柄が非常に多くあります。

戻りが終了したとなれば「戻り売り」相場となりますが、日経平均株価の25移動平均線がサポート機能として働く可能性に注意が必要です。

また、逆に動いた場合のリスク対応も併せて必要です。

<2019年1月23日、追記>

日経平均株価も個別銘柄もラインで動きますが、日経225先物もラインで動く局面が多くあります。

以下は23日20:30現在の日経225先物(夜間)の5分足チャートです。

昨日22日から本日23日にかけて、チャネルラインに合わせて忠実な動きをしています。

日足的には戻り局面であるため、基本的なスタンスは上値抵抗線での売りラインブレイクダウンを売ることになります。

ここまで明確な動きはまれですが、このような分かりやすい動きが出現した場合、しばらく続きます。

今回は日中の動きが小動きであったために、夜間では継続性を持ってこのような動きをしました。

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