ラインのサポート、レジスタンス(8628 松井証券、№1)

テクニカル分析に対する適合性の確認

下図は2018年10月9日現在の松井証券の日足チャートです。

まず、ここ半年の株価の動きからテクニカル的な視点で確認してみます。

1.2017年後半から上昇してきた株価は、2018年2月20日の高値()をピークに短期的な押し局面に入りました。

2.その後、3月28日の安値を底として戻りを試し、4月3日に二番底を確認後上昇となりました。

3.しかし、高値(A)が強いレジスタンスレベルラインとして機能し跳ね返されています。(

4.その後、株価は横ばいのトレンドに推移し、次の動きに備えるためコンティニュエーションフォーメーションであるフラットパターンを形成していきました。
エリオット波動的にはレンタングルパターンとなります。

5.この動きにおいて、レジスタンスレベルラインは(B)ですが、7月2日高値()に対してノイズを含んだものの7月25日高値()が出現したことにより(C)が、もしくはリスク軽減として(B)がレジスタンスレベルラインとなり上放れブレイクしていくことになりました。

6.ブレイクアップした後は上昇の動きを探ることになります。
安値()がレジスタンスレベルラインを割ることなく範囲内で逆転し、ネックラインを抜けた時点()で、この上昇トレンドが確定しトレンドラインが出現します。

7.上昇トレンドは高値(G)に上値傾向線を置くことで、目先の高値()が確定しました。

8.このトレンドは延長されることなく、トレンドラインを割り込んだ()付近で上昇の波動は終わりました。

9.そして、9月からの株価の動きから新たなポイントを模索していくことになります。

以上の様に、松井証券のチャートは理論に沿った動きをしており、テクニカル分析への適合性が高いことが確認できます。

 

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