日経平均株価(2018年9月22日)

アセンディングトライアングルの上放れ

今週の日経平均株価は大きく上昇しました。

過去2016年6月を底に200日移動平均線の沿って2018年1月までトレンドを伴い大きく上昇しました。

エリオット波動的には5波まで上昇波動理論的には3段上げとテクニカル理論に忠実な動きでした。

その後、2018年1月の日経平均最高値をピークに大きく下落したものの、株価はトレンドラインをサポートに下げ止まり、横ばいに推移しながら2018年5月よりアセンディングトランイングルを形成する動きとなりました。

この動きは、2016年からの上昇に対するコンティニュエーションフォーメーションと考えることができます。

基本的にコンティニュエーションフォーメーションであるアセンディングトライアングルは、形成前の方向性を継続する傾向がありますから、トライングルを上抜けてきたことは、今後の上昇トレンドの再開を示唆します。

なお、2018年1月時点で株価は高値圏にあったので、下放れをするとリバーサルフォメーションとなり下降トレンドに入る可能性もありました。
今後もその可能性は残ります。

現在の株価は心理的レジスタンスである24,000円を意識した動きになっています。

今後株価は24,000円、そして2018年1月高値を試す動きとなり、これらを抜けて来ると再び大きくトレンドが出ることが期待できそうです。

 

どこまで上昇するのか(高値のメド)

移動平均線は下から200日、75日、25日と位置し、株価は移動平均線の上に位置していますので分位別株価的には順パターンです。

また25日移動平均線の上昇角度は75日移動平均線に対して大きく発散しており、勢いの強い相場です。

この上昇局面をトレンドは、3月安値を起点としたトレンドラインが引けます。

そして、その上値傾向線を5月高値に引くことが出来ます。
目先の高値メドはこの傾向線となります。

今後、このまま上昇した場合、心理的レジスタンスである24,000円、そして1月高値となりますが、それをクリアして上昇した場合、最も警戒しなければいけないのは、この3月安値を起点とするトレンドラインの上値傾向線です。

一旦はここをメドに利益確定、および逆張りの空売りとします。

 

<2018年9月25日、追記>

日経平均株価は24,000円を抜けませんでしたが、底固い動きとなっています。

 

<2018年9月27日、追記>

心理的レジスタンスとなる24,000円を試す展開が続いています。

日経225先物(夜間)で高値更新をしてきていますので上抜ける強い相場は継続です。

 

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