マザーズ指数(2018年9月22日)
横ばいトレンド
マザーズ指数は1月からの下降トレンド転換をしたものの75日移動平均線をレジスタンスとして意識した動きとなっています。
8月31日にトレンドが転換し、一旦押されたものの25日移動平均線がサポートとなり、再び75日移動平均線を試す動きとなっています。
株価は8月の安値を大底とし9月安値を二番底とする展開です。
ここから、9月上旬の戻り高値を超えればダブルボトムとなりリバーサルフォーメーションが完成します。
移動平均線的には25日移動平均線の上昇角度がまだ不足していることと、75日移動平均線との収束感がまだ無いことが懸念されます。
2018年1月から8か月に渡る一本調子の下げからの反転局面となりますので、9月上旬の高値をレジスタンスレベルラインを抜ければ再度のトレンドが期待できそうです。
今後の展開
現在、日経平均株価がマザーズ指数に先行して上昇しています。
市場の資金は東証一部銘柄に流れており、新興市場であるマザーズ、ジャスダックへはまだ流入してきていません。
テクニカル的にはマザーズ指数の25日移動平均線が上昇し、75日移動平均線との乖離を収束するための日柄待ちという展開になりそうです。
日経平均株価の上昇が落ち着き、この急上昇に対する利益確定による調整が入る段階で、新興市場に資金が循環してくることが予測されます。
それまでは、レジスタンスレベルラインの上抜けを睨む展開となりそうです。
なお、レジスタンスレベルラインを抜けるタイミングで、一目均衡表は三役好転となり、更に勢いが増しそうです。
<2018年9月25日、追記>
75日移動平均線を上抜けてきました。
先週に続き強い動きとなっています。
指数は8月上旬付近の高値をレジスタンスレベルラインとして跳ね返されています。
明日以降、ここを抜けて来るとマザーズ銘柄全体が堅調になってきます。
<2018年9月27日、追記>
レジスタンスラインを突破し強い動きとなってきました。
レジスタンスラインを突破してきました。
今後、上値傾向線、もしくは200日移動平均線がたかねのメドになりそうです。