下値メドと戻りの限界(2022年12月31日)
<2023年1月18日、追記>(14:50)
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・2023年1月18日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
本日は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて後場大幅に上昇しました。
1月4日を大底として二番底を経てダブルボトムが確認された状況です。
ここまでは買戻しが優勢でしたが、ここからは実需の買いも入ってきそうです。
一方で、上には抵抗となる200MAが位置していますので、ひとまずの戻りは200MAまでと想定した方が良さそうです。
明日は、今日の上昇で買戻し遅れた空売り組のロスカットによる踏み上げ相場となるか、利益確定が優勢になって勢いが衰えると、実需買いや買戻しが手控えられることになるので軟調になることも想定されます。
なお、日経225先物が一足先に200MA付近まで達しています。
日経平均株価は未達であっても主導する先物が先に達したことで、この急騰劇はここで終わる可能性もあります。
明日以降の騰勢は、今夜の日経225先物の動きで確認する必要がありそうです。
<2023年1月17日、追記>(13:00)
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・2023年1月17日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
週末の日経225先物の流れを受けて、昨日は窓を空けて下げましたが本日は反発です。
現状では、昨日の下げが1月4日の暫定安値に対するメリハリある二番底候補となります。
ここから12日高値をネックラインを越えることができればダブルボトム形成となり、目先の下げの底が確認されることになります。
ネックラインの少し上には12月21日と27日に高値を揃えた足があり、これが抵抗として強く意識される可能性が高いので、これ抜けを底確認とするのが妥当です。
ただ、ネックライン付近には25MAが位置しているので25MAに跳ね返される可能性もあります。
一方で、株価が1月4日安値を割り込むと底割れになり、先に記載したようにロアーチャネルラインを目指す動きになります。
<2023年1月13日、追記>(14:50)
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・2023年1月13日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
1月4日安値を暫定一番底としてリバウンドした株価は、昨日をピークに底を試す動きになりそうです。
安値を割り込めば底割れ、割らずに昨日の高値を越えればダブルボトム成立となります。
その場合、上値のメドは200MA、下値のメドはロアーチャネルラインとなります。
<2023年1月11日、追記>(13:50)
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・2023年1月11日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
週末の日経225先物の流れを受けて、週明けから上昇です。
明日も上昇すればパラボリックは好転します。
今の上昇は年末の下落過程における空売りの買戻しなので、まだ実需の買いではありません。
高値掴みに注意が必要です。
なお、戻りの限界は25MAですが、12月20日の急落過程で空売りは入っていないので、実質の売り水準は12月21日の寄付き付近と想定されます。
そのため、利益確定の買戻しはそろそろ終わりに近いと思われます。
あとは、それ以上上がった場合の踏み上げが期待できます。
<2023年1月8日、追記>(8:30)
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・2023年1月7日、6時に引けた日経225先物の分足チャートです。
土曜日朝の先物は上昇して引けています。
そのまま受け止れば週明けの日経平均株価は上からのスタートとなりますが、月曜日は先物取引はお休みなので、月曜日のNYダウの動きを確認する必要があります。
<2023年1月6日、追記>(14:10)
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・2023年1月6日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
本日は空売りの買戻しにより上昇です。
26,500円付近の水準で空売りが入っていると想定されるので、戻りめどはその辺りになりそうです。
まだ底打ちは確認されませんので買いは要注意です。
<2023年1月5日、追記>(15:50)
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・2023年1月5日、日経平均株価の日足チャートです。
前日終値比較では値上がりですが、上値の重い動きでした。
本日の高値で昨日4日に空けた窓を埋めました。
これで一瞬の戻りに達成感が出て値を伸ばすことができなかった様に見受けられます。
<2023年1月4日、追記>(13:40)
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・2023年1月4日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
年明け、下落スタートです。
下降トレンドですからやむを得ない動きと捉えます。
ここ1年間の動きをチャネルで確認すると、綺麗に動いていることが判ります。
と言うことは、まだ25,000円付近の水準まで下げ余地が残されているということになります。
<2023年1月2日、追記>(10:00)
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・2022年12月29日、日経平均株価の日足チャートです。
株価がこのまま弱含んだ場合、想定される移動平均線(25MA、75MA、200MA)の推移です。
200MAは前述のとおり応答水準の関係から次第に下向きになります。
75MAは下向きの傾きは次第に大きくなり早々に200MAを割り込みます。
短期トレンドを示唆する25MAは大きな傾きです。
(傾きが緩やかになるように書いていますが、いつ緩やかになるかは分かりませんのでチャート図は暫定です)
・株価はいずれどこかで反発して戻す動きになります、上値は限定的で25MAまでです。
余程大きな上昇になっても75MAまでです。
日柄的に想定される反発時期は、1月中旬から2月中旬頃と思われます。
その後、3月か4月頃にピークを迎えると思われます。
今後のポイントは、日足週足でデッドラインを割り込むか、その手前踏みとどまって戻るかどうかです。
但しその場合、底を確認するフォーメーションの形成が必須となりますので、要確認です。
・そうなった場合、個別銘柄には買いタイミングが巡ってきます。
現在はグランビルの法則の売りポイント1の「売りの初動」ですが(厳密には12月19日)、次は買いポイント4になります。
グランビルの法則で大局を押さえ、複数線分析の観点で買いポイントを見極めます。
・なお、今後下げるかどうかの大きなキーポイントは、NYダウ先物の日足チャートにあります。
12月20日と23日の揃えた安値がポイントです。
ここが需給確定ポイントになりますので、これを割り込み、かつ200MAを割り込むとNYダウが崩れるので、当然のことながら日経平均株価は下落します。
ここにも注目です。
・なお、更に上値を目指す場合、8月17日を起点とする上値抵抗線がありますので、相当の日柄を要します。
まずは大発会以降にどちらに動くのかを確認したうえで、需給の崩れを買いと売りとで狙うことになります。
個別銘柄のばあい、上方向であれば買戻しによる踏み上げ、下方向であればブレイクダウンが最も効率よく狙えます。
(詳細は年初セミナーで)
弱含むチャート(2022年12月31日)(19:30)
・2022年12月30日、日経平均株価の日足チャートです。
2022年の相場が終わりました。
現状です。
株価は20日の大幅下落の後、3月安値を起点とする下値支持線に支えられるように下げ渋る動きを見せていましたが、29日にヒゲで割り込みました。これによりこの下値支持線は消滅です。
底割れの兆しです。
一方で、新たに29日安値を通過点とする下値支持線も引くことも可能ですが、まだ意識される動きは見られませんので信頼性は低く、今後の動きを見てから判断することになります。
・さて、目先のサポートは29日安値25,953円です。
これを割り込むと10月3日の安値25,621円や、6月20日の安値25,520円が下値メドとして意識されます。
(実際には日経225先物チャートも加味してください)
そして、株価が6月20日安値を割り込むと、3月安値の24,681円を試す動きになります。
この24,681円が日経平均株価の日足におけるデッドラインとなります。
・デッドラインを割り込むと、日足のみならず月足チャートも崩れます。
超長期トレンドを示唆する24MAは、12月から下向きに転じ始めています。
株価と移動平均線の位置関係を見ると、上から順に24MA、12MA、6MA、株価となっており、下降トレンドを示唆する「逆順パターン」です。
加えて3線が収束しています。
このように収束した3線を株価が割り込む状況は、バブル崩壊時やリーマンショック時の直前チャートと酷似しています。
今後株価が大きく下離れする可能性が高いかもしれませんので最大の注意が必要です。
いわゆる暴落相場が始まる直前のチャート形状です。
その際、6月20日の安値25,520円が日経平均株価の月足におけるデッドラインとなるので、ここを明確に割り込むようだと毅然とした対処が必要になります。
・次に、日足チャートを移動平均線の観点から見ると、年末に25MAは下向きの75MAを割り込んでデットクロスしました。
株価が余程大きく上昇しない限り、年明け早々には75MAも200MAを割り込んでデットクロスします。
(ちなみに、デッドクロスは売りポイントを示唆するものではありません)
これは、株価と移動平均線の位置関係が短期中期のみならず、中期長期も「順パターン」から「逆順パターン」になることを意味します。
加えて、月足同様に日足の3線が収束しているので、日足レベルでも下離れする可能性があります。
現在、25MAの傾きは非常に大きいので、トレンドとしては強い下降トレンドです。
今後、多少の戻りがあっても上限は25MAまでとなります。
なお、現在の200MAは僅かに上を向いていますが、これは3月のウクライナショックの際の株価が算出に加味されているからです。
今後は日々低い価格が算出から外れていきますので、応答水準の関係から200MAは下向きに転じていきます。
・さらに下落した場合、下値の余地を乖離の観点から見ると、まだ下値余地があることが分かります。
日経平均株価は対25MAにおいて、3%、7%、8%のルールがあります。
現在25MAの傾きは大きいので、このまま乖離は8%を目指して下に余地を広げていきます。
さらに下落する場合、この辺りも慎重に見ていく必要がありそうです。
・オシレーター系指標は、特にストキャスが売られ過ぎを示唆しています。
リバウンドが見込まれる局面ではありますが。
・一目均衡表は確認するまでもなく三役は逆転した状態です。
基準線は下向きで明確な下降トレンドです。
先行スパンからみた目安となる変化日は1月末から2月初旬となります。
このタイミングが遅行スパンの交点とも重なりますから、視野に入れておく必要がありそうです。
・ボラティリティの観点を週足チャートで確認します。
週足で見ると、2022年に入ってから株価は概ねフラットに推移しています。
12月20日の急落の影響もあり、ボラティリティはまだ大きい状態です。
このまま今のレンジ内で株価が推移すれば、次第にボラは低下してブレイクを待つ局面を迎えます。
一方で、この状態から割り込む動きになれば、一気にブレイクダウンする可能性もあります。
週足のボリンジャーバンドにも注目です。
・さて、日経平均株価の日柄とチャネルの関係から、目先のサポートを割り込んで下げるならば、25,000円前後の水準まで下げる可能性があります。
一方で、反発した場合には25MA付近までは戻すと想定されます。
しかしながら、反発は単なる買戻しによる一過性のリバウンドに過ぎないので、再び下値を試す動きになりますから注意が必要です。
20日に下げの過程では、後場開始直後は窓を空けて下落したので、空売りが入る余地はほぼなかったと思われます。
後発の空売りは下げ切った付近で建てられたものが多いので、買い戻されやすい反面、戻り局面でやれやれ売りが出やすい状況でもあります。
年始、どちらに動くかはわかりませんが、需給均衡が崩れた方向に動きますので、そのポイントを予測し、上値下値のメドを予測し、トレンドフォローで臨むことになります。
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