急落後は調整する動きに(2022年12月21日)
<2022年12月29日、追記>(17:00)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいますので、下の投稿から順に読んでもらえると分かりやすいです。
・2022年12月29日、日経平均株価の日足チャートです。
本日も下落です。
3月安値を起点とする下値支持線を割り込んできました。
これで日経225先物(日中、夜間、通し)も含めて4チャートが支持線割れで弱含んできました。
但し、TOPIXはまだ余裕で支持線上の水準をキープしています。
・株価が今の水準、もしくは下落すると、移動平均線は75MAが200MAを割り込むデットクロス、25MAが75MAを割り込むデットクロスとなります。
加えて3線が収束した局面では株価は大きく下離れする可能性もあります。
移動平均線の位置関係は上から25MA、75MA、200MAの順ですが、各デットクロスすると一気に下降トレンドに転じます。
・なお、株価は下値支持線を割り込んだので、このラインは消滅です。
目先では10月3日安値25,621円、または6月20日安値25,520円が下値メドとして意識されそうです。
(実際には日経225先物チャートも参考に)
今後想定される動きについては後ほど。。。
<2022年12月28日、追記>(16:50)
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・2022年12月28日、日経平均株価の日足チャートです。
本日は下落ですが、三角保合いのレンジ内の動きであるため特筆すべきことはありません。
対25MAの乖離率からは、まだ下落余地があるので支持線を割り込む可能性もあるので注意が必要です。
<2022年12月27日、追記>(14:10)
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・2022年12月27日、日経平均株価の日足チャートです。
本日は戻していますが、ほぼ何ら動意のない上昇です。
昨夜から日経225先物は動きを止め薄商い状況です。
<2022年12月26日、追記>(18:50)
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・2022年12月26日、日経平均株価の日足チャートです。
週明けはやや戻す動きです。
20日の下げを分足で確認すると、後場から窓を空けて一瞬で下落したため、下落過程において空売りはほぼ入っていません。
そのため、買い戻す玉がなく買戻しによるリバウンドが起き難い状況です。
ということは、利上げと勘違いした空売り組は、現在利益が出ておらず、むしろ今日の僅かな戻して含み損が出ているものと思われます。
ちょっと上に突っつくと一気に買い戻して大きく上昇が見込める相場状況です。
そのような状況において、クリスマス休暇、年末年始を迎えてどう動くかが注目されます。
いずれにしても日経平均株価は三角保合いのレンジ内で日柄調整をしながら推移するものと思われます。
日柄的には1月末から2月上旬かと思われます。
一目均衡表も補助指標としながら見て行きましょう。
・目先の動きとしては日経225先物の分足が役立ちます。
現在、上昇チャネルです。
このチャネルは活きています。
後はトレンドを確認しながら見て行きましょう。
<2022年12月25日、追記>(17:20)
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・2022年12月24日、日経225先物の分足チャートです。
6時に引けた日経225先物は、下値を切り上げる動きを見せています。
今後、株価は下がるのか・・・?!
12月20日の日銀の発表を受けて、実質の利上げと受け止めたマーケットの思惑により株価は大きく下げました。
しかし、日銀発表の資料を読むと黒田総裁の会見コメント通り利上げではないことが分かります。
「イールド・カーブ・コントロール(YCC)の見直し」
10年物の長期国債金利と9年物の金利の逆転を修正するための変更であり、正常な金融政策であったことが分かります。
加えて、国債の購入額を引き上げていることにより金融引き締めでもないことも分かります。
・分かりやすく説明すると銀行で定期預金をするとします。
3年、5年、10年と期間が選べます。
その時に、預ける期間が長ければ長いほど金利が高いのが当たり前です。
でも、5年よりも10年の金利が低かったらどう思いますか?
「なんでやねん!!!」ってなりますよ。
そういう状況が国債で起きていたのです。
それなら、是正しないといけません!
だから10年物の長期金利を引き上げた。
なので、正常な状況に戻しただけです
何故、10年ものの国債の利率が下がったのか?
これについては空売りが絡みますがここでは省略します。
・一方でマスコミの誘導により思惑で動くのも相場です。
市場はそれを実質利上げと受け止めました。
結果、ドルが売られて円が買われ円高に振れました。
株価も大幅に下落しました。
しかし、この事実が受け止められたら、過剰な反応は修正方向に動くと思われます。
テクニカル的には、日経平均株価はサポートラインで下げ止まる動きになると想定されます。
そうなれば三角保合いが形成され、当面は「日経の日柄ルール」に基づき保合いが続きます。
そして、日柄が煮詰まった時に上方もしくは下方にブレイクします。
その時が実際に株価が動くタイミングなので、その方向にフォローていくことになります。
相場は思惑で動きますが、その思惑の理由が誤解だったと解けた時、加えてそれをマーケットが受け止めた時に、相場はしかるべき方向に動きます。
<2022年12月23日、追記>(20:10)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいますので、下の投稿から順に読んでもらえると分かりやすいです。
・2022年12月23日、日経平均株価の日足チャートです。
本日も下落です。
28日が202年の最終権利日なので、実質29日から2023年入りとなります。
来週は、節税対策の損出しの売りと、年末を持ち越したくない売りが出やすいです。
特に損出しの売りは20日の急落の戻りを待っていた投資家の投げが出やすいと思われます。
また、信用買いの追証売りが増加する反面、貸株金利回避の返済買いも出やすいところです。
来週は方向感なく揉み合う相場、様子見相場となりそうです。
・株価は日経225先物の日中チャートが支持線を割り込みました(20日の投稿チャート参照)
次にサポートが意識されるのは、日経平均株価のチャート上の支持線です。
下げ止まれるかどうかに注目です。
・またNYダウ先物は200MA上の水準をキープしていますが、目先のサポートラインおよび200MAを割り込んでくると、日経平均株価はさらに下を追う動きになりそうです。
・日経平均株価のチャートは三角保合いです。
20日の下落はそのレンジ内の動きなので、値幅は大きいもののチャート自体にはなんら影響がありません。
引き続き日柄経過を待って、次の動きに備える局面です!
1か月程度レンジ内で推移か(2022年12月20日)(12:20)
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・2022年12月20日、ザラ場の日経225先物の日足チャートです。
本日、今現在は方向感なく膠着状態です。
分足でも株価はフラットに推移しているので様子見相場です。
見るべきポイントは、昨日の安値が3月安値を起点とするサポートラインに綺麗に支えられたことです。
先物は全体相場を主導する動きをすることを踏まえると、現在はテクニカル的にコントロールされている状況にあります。
日中の動きにおいてこのサポートラインを割り込まなければ、相場は一旦落ち着いていきます。
日柄的に調整が必要なので、トライアングルのレンジ内で推移して、1月末から2月上旬辺りに、次の動きが出るかもしれません。
・なお、日経平均株価がさらに下落した場合の下値目安は。
対25MAからの乖離率が参考になります。
7%、8%付近がメドです。
但し、下げの勢いが強い場合はさらに下値を切り下げるから注意が必要です。
あくまでも目安として。
<2022年12月20日、追記>(19:10)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいますので、下の投稿から順に読んでもらえると分かりやすいです。
・2022年12月20日、ザラ場の日経225先物の日足チャートです。
下の14時の投稿の続きです。
日経225先物の日足チャートで本日の動きを確認すると、3月安値からの支持線に下値は支えられた感があります。
勢いで僅かに飛び出してはいますが、この支持線が意識されたものと思われます。
仮に、日銀の発表以降の反応が過剰だったとした場合、冷却、見直し買いで戻す可能性もありそうです。
そうなると、上値抵抗線と下値支持線のレンジ内でしばらく推移する可能性があります。
今時点の夜間先物は、本日の日中の終値付近で揉み合っています。
今日の安値を割り込むことがなければ落ち着きを取り戻しそうです。
一方で、明日も下落するようだと追証売りが出そうなので乱高下が想定されます。
<2022年12月20日、追記>(14:00)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいますので、下の投稿から順に読んでもらえると分かりやすいです。
・2022年12月20日、ザラ場の日経平均株価の日足チャートです。
日銀の事実上の利上げ発表を受けて日経平均株価はザラ場で大幅に下落しました。
・かつて、今のような堅調な相場が続いた中で、日本経済新聞が12月の大納会後に利上げをリークしたことがあります。
当然のことながら大発会から大きく売られ、相場が落ち着くまで6週間も下落が続き、日経平均株価は4,000円ほど下落しました。
この時の売り主体は信託銀行です。機関投資家の利益確定と持ち調整のために情け容赦なく売られました。
特に、空売りが出来ない貸借銘柄では、ストッパーとなる買戻しが入らないために投げが続きました。
今後のリスク管理が重要です。
・当時は大納会後で売りは新年からでしたが、今はまだ12月なので年内に大きく売られるかどうかは、機関投資家のバランスシートに与える影響が大きいためどうなるかは不透明です。
年内に大きく崩れなければ、年明けに崩れるリスクは大きいと思われます。
一方で選挙を控えているため、暗黙の了解から顕著な崩れに繋がらない可能性もあります。
・チャート的にはボリンジャーバンドが収束から発散に向かう動きで、収縮したボラティリティは下向きに拡大し、BB-2σが大きく発散している状況です。
元々、ボラティリティの低下がどちらかに大きく動く兆候を示唆していました。
ただ、日柄的にやや早い気もしますので、上記事情を鑑みると一過性の可能性もあります。
下落が続いた場合、下値のメドは25,500円~26,000円と想定されます。
底は1月中旬から2月上旬かもしれません…