NYダウの200MAと株価の位置に注目!(2022年8月13日)

<2022年9月1日、追記>(14:40)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年9月1日、引け前の日経平均株価の日足チャートです。

本日も下落です。

NYダウが下向きの200MAに跳ね返されたので、NYダウが底打ちをして再び200MAまで戻る動きになるまでは、値幅を伴う上昇は見込めないと思われます。

株価は上下を繰り返していますが、この動きは今週と先週の日経平均株価の分足で確認できます。

過去10日間の動きを見ると、上下しながら下値を切り下げる波動が確認でき、下降トレンドにおける波動の特徴が良く出ています。

先週と今週の下げ幅が大きかったのでリバウンドを狙った(勘違いした)買いが、さらなる下落で投げざるを得ないことによる現象です。加えて空売り。

高値掴みに気付いて損切りできれば良いですが、塩漬けになってしまうパターンがこれです。

俗にいう「への字型投資」です。

さて、NYダウを横に置いておいたとして、目先のサポートポイントは日経平均株価の200MAです。

ここで一旦揉み合う動きが想定される一方で、弱いと窓を空けて200MAを跨いで下げる可能性もあります。

あるいは、6月安値と8月高値までの値幅の半値押しとなる27,300円付近。

「半値押し」は相場の格言なので必ずしもそうなる可能性は高いとは言えませんが、テクニカル的に200MAを割り込んだ際に、下値探りを模索する場合に意識されやすいと言えます。

ちなみにこの水準には上向きの75MAが位置していますからサポートとして更に意識されやすいかもしれません。

同様にNYダウの半値押しにも注目です。

注目ポイントは、NYダウが次の200MAまでの戻り局面では、個別銘柄のイケイケ相場になりますから、買いチャートをしっかり見ておくことが重要です。

 

<2022年8月31日、追記>(15:55)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月31日、日経平均株価の日足チャートです。

小幅な動きで方向感なく揉み合って引けています。

目先はあまり信頼性はないですが、月曜に空けた窓を埋めるかどうか、抵抗線を抜けるかどうか。

多少のリバウンドを経て、最終的にはNYダウが9月高値を越えることが出来るかどうかにかかっています。

現状での上昇は戻りなので短期の動きです。

 

<2022年8月30日、追記>(16:25)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月30日、日経平均株価の日足チャートです。

本日はリバウンド狙いの買いと買い戻してやや上昇です。

高値は補正を加えた抵抗線まで戻しています。

上には25MAが位置していますので、僅かに上向きではありますが、これを上抜ければ25MAの傾きは大きくなりそうです。

夜間の日経平均株価でチャネルを越えてくるかどうかに注目です。(Twitter参照)

 

<2022年8月29日、追記>(15:10)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月29日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は週末のNYダウ、日経225先物の下落の流れを受け、窓を空けての下落となりました。

本日の下げは値幅が大きかっただけで、下落の兆しは先週から出ていました。

先の投稿でも記載したように、

1.NYダウの戻り上昇が下向きの200MAまでに到達したこと。
これはグランビルの法則の戻り売りのポイントです。

2.NYダウの200MAまでの上昇角度が鋭角であったこと。
これは200MAが利益確定の目標されるため需給バランスが供給に傾きます。

3.テクニカル的に先行する日経平均株価の動きが追随するため。

4.パラボリックが既に逆転していたこと。

5.ハイアーチャネルラインにしっかりと到達したこと。

6.3月安値からの日柄がちょうど5か月経過したこと。

7.テクニカルルールに則ってシステムが動くこと。

などなど他を含め、これら兆候を踏まえて先週からトレンドは下降に転じていました。

本日はたまたま値幅が大きかっただけです。

・これで日経平均株価、NYダウの200MAは下降継続、日経平均株価の25MAも下向きに転じてきました。

買い方の逃げ場の手法としては2通りあり、1,2,3の観点から上値で一旦手仕舞いが理想的でした。

失速を確認して手仕舞う場合は、窓を空けてしまったのでやむをえませんが、本日の寄付きで手仕舞いとなります。

但し、「板寄せ」の仕組みを考慮する必要があるので、個別の銘柄のチャートによってそのポイントは異なります。
(板寄せの詳細は当ブログをご覧ください)

・さて目先の下値メドですが、まずは200MA。またはボリンジャーバンド+2σ付近と想定されます。

あるいは6月の上昇スタートからの半値押し。

明日以降、自律反発があっても25MAまでになると想定されます。

ひとまず今夜のNYダウと日経225先物には注目です。

 

<2022年8月28日、追記>(20:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月26日までの日経平均株価の日足チャートのライン総括です。

直近の日経平均株価の下値メドは200MA、もしくは27,000円付近です。

 

<2022年8月28日、追記>(17:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月26日、日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価の戻りの終わりは、NYダウが200MAに到達したことに加えて、日経がチャネル上限に達したことも要因です。

 

<2022年8月27日、追記>(8:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月26日、日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価はNYダウの戻り売りの流れを受けて上昇がストップしましたが金曜日は上昇です。

これは上昇トレンドにおける押し後の自律反発で、買い主体は買戻しです。

NYダウは25MAでいったん下げ止まる動きを見せましたが、昨夜大幅に下落しました。

これでNYダウは下向きの200MAに跳ね返されて、先月からの戻り相場が終わったものと思われます。

NYダウの下落は大きくなると想定されます。

この流れを受けて、昨夜の日経225先物も大幅に下落しています。

週明けの日経平均株価は窓を空けて下からのスタートとなりそうです。

そうなると短期トレンドの指標は下降に転じるので、個別銘柄、特にここ数日の上昇が大きかった銘柄の下落は大きくなりそうです。

来週は連れ安で日経平均株価も下落しそうですが、各銘柄のサポートポイントで下げ止まるかどうかが注目です。

今度の中期的な狙い目は、NYダウが再び200MAに対して収束する局面です。

 

<2022年8月24日、追記>(10:30)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月24日、NYダウのザラ場の日足チャートです。

200MAに跳ね返された株価は本日も下落です。

ザラ場ですが25MAをサポートに下げ止まるか、このまま割り込むかが注目のポイントです。

日経平均株価はこの流れに乗って軟調です。

 

<2022年8月22日、追記>(16:20)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月22日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けは反落して始まりました。

若干切り返したもののレンジの域です。

NYダウ先物は、チャート上の多少のブレがあるものの、上トレンドラインを割り込んできました。

今夜の日経225先物、NYダウの動きに警戒です。

 

<2022年8月20日、追記>(15:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月20日、早朝に引けた日経225先物の日足チャートです。

先物は押されています。

まだ波動の上下の動きの中なので一時的な押しと思われますが、週明けの日経平均株価は下から始まることになりそうです。

懸念されているNYダウ先物も弱含んできました。

終値で200MAを割り込んでいます。

下向きの200MAは株価の戻り売りポイントであることから、グランビルの法則に則ると、ここからは下落に転じる可能性が高いと言えます。

ましてや、200MAまでの株価の上昇角度が大きいため、200MAが利益確定目標となり売りが出やすいチャートです。

今後の25MAの高向に注目です。

NYダウ先物の戻りが終わりになると、日経平均株価も下げに転じます。

やや過剰気味に日経は上昇していましたが、それも終わるかもしれません。

この辺りの兼ね合いが来週の注目点です。

 

<2022年8月20日、追記>(0:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月20日、ザラ場のNYダウ先物の日足チャートです。

3営業日に渡って株価は200MAに支えられていましたが、ザラ場で割り込んできました。

この動きによって日経225先物も弱含んできています。

まだ上下波動の域でチャネルのレンジ内にありますが、割り込んでくるとこの戻りが終わる可能性が高まります。

 

<2022年8月17日、追記>(14:45)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月17日、引け前の日経平均株価の日足チャートです。

本日もTOPIXとともに続伸です。

売りが買いを呼ぶ踏み上げ相場です、先物主導の動きです。

日経平均株価は25MAからの乖離に特徴がありますので、今後メドを見ていくことになります。

なお、NYダウ先物は200MAを僅かに抜け、トレンドラインの上抜けてきました。

今後の動きに注目です。

 

<2022年8月16日、追記>(19:10)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月16日、NYダウ先物の日足チャートです。

NYダウ先物は200MAに到達しています。

現在、エリオット波動第3波の5波です。

ここで頭打ちになるかハイアーまで上昇するか注目です。

 

<2022年8月15日、追記>(18:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に書き積んでいます。

・2022年8月15日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けの本日も上昇です。

3月6月の高値を抜けて買い上がる動きです。

ただ、TOPIXは3月6月の高値をまだ抜けていないという点には注目です。(詳細は別途)

一方でNYダウ先物は弱含んでいます。

 

日柄5か月経過で上方転換か?(2022年8月13日)(16:05)

・2022年8月12日、日経平均株価の日足チャートです。

まずは日経平均株価のチャートを単独で見ていきます。

200MAの上で揉み合っていた株価は今週上放れしてきました。

金曜日の足を見ると、グランビルの法則による200MAまでの戻りが、戻りにとどまらず上昇に転じてきたかと思われる動きです。

波動の観点では、7月後半からの揉み合いは上昇途中におけるコンティニュエーションフォーメーションであったと考えられます。

・テクニカル的には3月高値、6月高値を抵抗とするレベルラインを抜けてきたことで、いわゆるブレイクとなりました。

これを日柄の観点から見ると、9月安値から5か月の日柄経過です。

以前は、シンメトリカルトライアングルのブレイクと見立てていましたが、7月中旬からはアセンディングトライアングルに転調していました。

日経平均株価の動きは、は日柄5か月・6か月目に変化が出る習性があることから、先週のブレイクは5か月経過後の転換と受け取ることもできそうです。

・月足を確認します。

6MA、12MA、24MAの3線を明確に抜けてきました。

収束した状態を割り込むと大きな下落になると何回か前の投稿に記載しましたが、反して上抜けてきています。

収束の上抜けは上放れの兆候でもありますので、ここにも注目です。

・さて、ここからの上値メドですが、まずは1月高値29,388円、昨年11月高値29,960円、そしてバブル後の最高値である昨年9月高値30,795円の水準がチャートの「肩」として意識されます。

また、目先の上値をチャネルの観点で見ると、以下のようになります。

週明けのハイアーチャネルラインは28,780円付近の水準で、今朝の日経225先物が大きく上昇して引けたことから、週明けはその流れを受けて上から始まりますが、このラインがどこまで意識されるかに注目です。

・今の上昇はまだまだ踏み上げによる買戻しが主体であるため、ある程度の買戻しが済めば上値が重くなり、新規の売りも入りやすくなることから、一時的な上昇に終わる可能性がある反面、実需買いが入ってくれば循環的な踏み上げ相場で上昇が続く可能性もあります。

需給のバランスがどちらに傾くかが勝負という相場になりそうです。

また、一回り上のチャネルで見ると、上値メドは節目の価格である30,000円が上限となりそうです。

このチャネルはなかなか抜け難いです。

 

一方で、何回か前の投稿で記載しましたが、日経平均株価のチャートはNYダウに先行しています。

これにより、NYダウの影響を大きく受ける日経平均株価の今後の動向はNYダウを注視しておく必要があります。

詳細はセミナーで解説するとして、NYダウ先物のチャートが以下になります。(かなり重要)

・・・つまり、日経平均株価の上昇は、たまたまテクニカル的に否定される要因が少なかっただけの偶然なのかもしれません。

NYダウ先物は先月後半から堅調に上昇していますが、一目瞭然で株価は200MAに近接してきています。

加えて、その水準には1月高値からのトレンドラインも抵抗として位置しています。

ここまでの上昇値幅が大きかったことと、株価は下から200MAに突き刺ささる状況であることから、200MAが利益確定の目標になって売りが入りやすい状況にあります。

日経平均株価がここ数か月そうであったように、グランビルの法則に沿うとNYダウは早晩頭打ちとなる可能性が非常に高いと言えます。

そうなるとある程度の値幅を伴った下落になるので、当然のことながら強い動意を持って上昇しているわけではない日経平均株価は、その流れに飲まれてそれなりに下落することになります。

その際、200MAを割り込めば強い下げになりそうです。

この辺りがNYダウのチャートも踏まえた注意どころです。

コメントを残す