ほぼ下降トレンド確定(2022年1月21日)
<2022年1月28日、追記>(14:10)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2022年1月28日、TOPIXの日足チャート(ザラ場)です。
TOPIXは5月13日安値をメドにしてひとまず反発しています。
しかしながら、本日の戻り高値は元のロアーチャネルラインまでとなっています。
1月25日に安値を支えたこのラインが、本日は逆転の抵抗になっている様子が伺えます。
週明け以降にこのラインを上抜けて元のレンジに戻れるかどうかが注目ポイントです。
なお、日経平均株価も本日は戻してはいるものの、昨日の半値付近までとなり強さは感じられません。
週末金曜日と言うこともあり積極的な買いは控えられているようです。
当面は戻り売りにより重い展開が続きそうです。
そして、日経平均株価の30分足では、結局トレンド転換することなく引けました。
本日の高値はハイアーチャネルラインでストップです。
これにより、週明けの動向は今夜の日経225先物に委ねられることになりました。
<2022年1月27日、追記>(14:15)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2022年1月27日、TOPIXの日足チャート(ザラ場)です。
ザラ場の状況ですが、TOPIXがデッドラインでもあったロアーチャネルラインを割り込んできました。
システム的に売り暴走が始まった感じです。
この流れが欧州相場に引き継がれ、今夜のNYダウに影響を及ぼすと、連れて日経225先物(夜間)が下落し、明日の日経やTOPIXに波及します。
現在、下にはサポートとなる指標はありません。
週明けに「追証売り」が待ち受けていますからセリングクライマックスはまだまだです。
値ごろ感から手を出すのは、「落ちるナイフを掴む行為」なので要注意です。
なお、オミクロン変異株BA.2感染者が増加していますので、次の感染の波が心配されます。
<2022年1月26日、追記>(16:50)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2022年1月26日、TOPIXの日足チャートです。
TOPIXの日足チャートです。
現在の日本の相場は、日経平均株価よりもTOPIXで動いていると考えられますのでTOPIXを見ていきます。
昨日の安値はチャネルのロアーラインに支えられました。
これにより、相場はまだコントロールされていて、相場は耐えていると考えられます。
また、25MAと75MAはまだ200MAの上に位置しているので、移動平均線と株価の位置関係からは、TOPIXはまだ下降トレンドに転換したとは言い切れません。(日経平均株価は下降トレンドです)
外的要因を無理に加味するならば、オミクロンはピークアウトの兆しが見えれば手のひら返しでポジティブ要因です。
但し、オミクロン変異株BA.2感染者が増加していますので状況確認が必要です。
ウクライナは不透明ながらも軟着陸すればニュートラルです。
しかし、他の何かがネガティブ要因として浮上してきた場合どちらに動くかは分からず、テクニカル的には下降トレンドへの入り口(TOPIX)でもあることから下落に対する備えが必要です。
顕在化目前なのがC不動産問題です。
備えとは、買いの手控え、空売りなどです。
・目安ですがNYダウ先物の日足チャートです。
下落が続いて上昇チャネルを一時的に割り込んだものの、値はチャネル内に戻しています。
このままチャネル内に留まることができれば、ブレイクが否定されることになります。
NYダウ、TOPIXともにコントロールが効いています。
<2022年1月25日、追記>(14:40)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2022年1月25日、日経平均株価の日足チャートです。
様々な要因が絡み下落し、本日の安値はチャネルラインと8月20日安値26,954円を基準とするサポートレベルラインを僅かに割り込んだ後、少し戻して引けました。(日経225先物同様です)
一方でTOPIXはチャネルラインに支えられたことから、この局面でも基軸はTOPIXとなります。
この下落より、VIなどベア系の銘柄が上昇しています。
<2022年1月22日、追記>(17:30)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2022年1月22日、朝6時引けのNYダウ先物の日足チャートです。
続落です。
日足でチャネル下限に達しました。
一昨日に15か月ぶりに200MAを割り込んできましたので、テクニカル的にはかなり弱い状態です。
下に位置するいくつかのサポートレベルラインを割り始めると、一気に急落する可能性があります。
日経平均株価も連動して下げますので注意が必要です。
その場合、現在日経平均株価の下落理由が、オミクロン株の感染者増加と再度のまん延防止の拡大とされていますが、NYダウの連れ安となれば、今の日経の下げ理由がそうではないことになります。
外部要因に振り回されて狼狽売りをするよりは、テクニカル的に判断する方が良い局面です。
なお、NYダウも日経平均株価も、多少上昇(戻り)することがあっても、上に位置する移動平均線が抵抗になりますので、戻りは限定的です。
トライアングル下方ブレイク(2022年1月21日)(16:20)
・2022年1月21日、日経平均株価の日足チャートです。
今週は連日の下げで先週末比較で1,000円程度の下落となりました。
これにより、かねてより引いていたトライアングルを下方ブレイクしてきました。
その過程において、12月3日安値27,588円、10月6日安値27,293円のサポートレベルラインを次々に割り込んでいます。
移動平均線は75MAが200MAを割り込んだので、株価と3本の移動平均線の位置関係は「逆順パターン」となり、下降トレンドと定義される状況になりました。
将来的な移動平均線のイメージは下図のようになります。
目先、どこかでリバウンドしますが、株価の上に位置する25MAもしくは75MAが抵抗となり、戻りは限定的と想定されます。
最終的なデッドラインは8月20日安値26,954円を基準とするサポートレベルラインですが、日柄的には9月14日高値から4か月と想定よりも短い日柄でブレイクしてきたことから、サポートレベルラインを割り込むまでは、まだ保合いの範疇における一時的なブレと捉えることもできます。
また、トライアングルの上値抵抗線を基準とするチャネルも想定されるので、更に下に位置するロアーチャネルラインの水準も意識される可能性もあります。
・加えて、現在の相場を見る上でTOPIXにも注視しておく必要もあります。
日経平均株価同様にトライアングルを下方ブレイクしています。
今後戻りがあった場合、今のトライアングルの下値支持線が抵抗になりますので、もし株価がこの下値支持線に跳ね返されたら、下降トレンドへの転換は確定的と考えられます。
その場合、2020年3月の大底からの上昇値幅が大きかった分、下落幅も大きくなると思われ、下値メドは24,000円付近と想定されます。
・一方で、この下落がオミクロン株の影響よるものとした場合、遠からず収束に向かい相場が切り返す可能性があります。
12月2日のBloombergの記事のようにJPモルガンが押し目買い推奨をしています。
これにより12月相場は揉み合いながらも下落を免れています。
市場参加者の70%を占める外国人投資家が、国内の投資家、特に個人投資家の売りを買い支えていると考えられます。
現在の下落はマスコミ等により過剰に売り煽られて弱含んでいるだけだとしたら、収束に向かうことで一気に相場が好転すると考えられます。
テクニカル的に弱含んでいますが、逆に好転するのは、昨年9月高値を起点とする上値抵抗線を情報ブレイクしたタイミングとなります。
その後、2月高値を目指してこれを更新することが出来れば、新たな上昇トレンドが生じます。
かなり再現性が高いパターンなので要注目です。
・今週に下落によってボラティティインデックスが上昇してきました。
VI指数の上昇は先行き不安を示唆するので、投資家心理の観点からも上下動に注目しておく必要があります。