弱含むも保合いレンジ内の動き(2022年1月9日)

<2022年1月14日、追記>(22:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2022年1月14日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も窓を空けて下げました。

ひとまず下値は12月20日安値をサポートとする支持線で支えられたようです。

しかしながら、夜間の日経225先物が終値ベースで日中を下回っています。

外部要因から心理的悪化により、まだ下げ止まる状況にはなっていないことから、週明けも弱い動きなるかもしれません。

テクニカル的なサポートを次々に割り込む動きも想定されます。

まずは、夜間の引け値を確認したいところです。

 

<2022年1月13日、追記>(16:50)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2022年1月13日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も保合いでレンジ内の動きです。

日柄的にはまだ2か月程度は保合いが想定されます。

 

<2022年1月12日、追記>(12:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2022年1月12日、前引け後のTOPIXと日経平均株価の日足チャートです。

本日は上昇です。

日経平均株価は25MA、75MA、200MAが収束する局面に差し掛かっています。

75MAを抜ければ好転する兆しが見えてきますが、前述の上値抵抗線でどう反応するか?!

TOPIXも同様の比率で上昇しています。

こちらは株価は3線を上抜けました。

保合う局面での一進一退といった様相です。

ただ、目先の戻りで個別銘柄の反応が良くなってきているので、軟調局面の切り抜け方を活用すれば利益を狙えそうです!

 

<2022年1月11日、追記>(15:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2022年1月11日、日経平均株価の日足チャートです。

本日はチャネルを割り込んで下げてきました。

これでこのチャネルは消滅です。

この下げで200MAの傾きが増してきました。

株価が今の水準で推移すると今週もしくは来週早々には75MAが割り込みデットクロスとなります。

・本日の動きを分足で確認すると、やや下げの傾きが小さくなったものの、まだ転換するほどの勢いは感じられません。

今夜のNYダウ、日経225先物の動向に注目です。

いずれにしても9月高値からの日柄経過を待ってから大きく動きます。

 

 

均衡はどちらにブレイク?!(2022年1月9日)(11:30)

・2022年1月7日、日経平均株価の日足チャートです。

年初2日間上昇したものの、その後大きく下げました。

チャート的にはこの上昇で日足、週足の6本の移動平均線を一気に上抜けたものの、その後の2日間で今度は6本の移動平均線を一気に割り込む展開となりました。

それだけ、各移動平均線は密集していると言うことで、株価はかなり煮詰まっている状況であると言えます。

移動平均線の収束は株価の煮詰まり感が高まっていることを示唆するので、近くこの保合いがブレイクしどちらかに大きく動くことを意味します。

日足、週足の6本の移動平均線が収束する今のような状況は、日経平均株価においては極めて珍しいチャートです。

それゆえに今後の動きには注目です。

・移動平均線の傾きを確認すると、長期のトレンドを示す200MAはやや下向き、中期トレンドを示す75MAは下向きです。

現在の25MAは上向きですが、週半ばには応答水準の関係から下向きに転じてきます。

ただ、25MAと75MAは平均計算の関係で上向きになったり下向きになったり、位置関係が上下しているだけなので、その傾きにはさほど意味ありません。

そのため注目すべきは200MAの傾きです。

200MAはおよそ1年前から上向き始めていましたが、昨年9月に一瞬だけバブル以降の最高値を更新した後の保合い相場に移行したことでその傾きは鈍化し始めました。

現在は僅かながら下向きに転じ始めて、長期のトレンドが終焉する気配が感じられます。

ここまでの上昇幅が大きかっただけに、下降に転じると値幅を伴って下落する可能性があるので注意で、そのタイミングは詳細に見ていく必要があります。

・これを下目線で見た場合、フォーメーションの観点からトライアングルを形成していると考えられます。

目先の下値メドは8月安値を起点とする下値支持線です。

あるいは、12月に一旦支える動きを見せた安値を基準とするサポートレベルラインです。

このどちらかを下回ってくると下方ブレイクとなり、大きく下落する可能性が高いと想定されます。

この位置まで株価が下がると、75MAは200MAに対してデットクロスし25MAも明確に下向きに転じてきます。

株価と移動平均線の位置関係が、上から200MA、75MA、25MA,株価の順になると完全な下降トレンドと定義されます。

短期的にはチャネルラインがありますので、まずはここで下げ止まるかどうかに注目することになります。

3本のサポートラインには注目しておく必要がありそうです。

・一方で上目線で見た場合、200MAがやや下向きとは言うものの、株価が上昇すれば次第に横ばいから上向きに回復し、株価も収束した6本の移動平均線をたちまち上抜けることになります。

まずは、上記チャートのチャネルラインを上抜けて強化され、そしてトライアングルの上値抵抗線を抜けることが条件になります。

そうなると、25MAは大きな傾きで上向きとなり、75MAも再び上向くので、下から200MA、75MA、25MA、株価の位置関係になり上昇トレンドの定義である「順パターン」になります。

・今後、どちらかにブレイクするのは必然ですが、着目すべきポイントは9月高値からの日柄です。

日経平均株価は概ね6か月を基準にして前後する日柄で次の動きが出る傾向がありますので、もう少し保合う状況が続くかもしれません。

ですから、チャネルまたはトライアングルのレンジ内にある限り、多少の値幅を伴う上下があっても保合いの範囲内なので想定内と捉えておくことが大事です。

なお、様々な外部要因で株価が大きく動くことが想定されますが、日経平均株価は値嵩株の影響を大きく受けます。

日経225先物主導で動くことも多いので、日経平均株価と合わせて東証株価指数(TOPIX)にも注目しておくことも大切です。

比較基準は上昇下落の割合(%)です。

現状ではどちらかと言うと、相場の勢いはTOPIXを基準にした方が良いでしょう。

なお、200MAを基準に見た場合、8月と10月の下落時には200MAに株価が綺麗に支えられた経緯があることから、TOPIXには着目しておく方が良さそうです。

現在、日経平均株価は下振れしていますが、TOPIXの株価は200MAの上に位置しているので、相場はまだ崩れていないと判断できます。

・今後、株価が下振れして下降トレンドに移行すると買い方は不利な状況になります。

その場合「空売り」を中心とした戦略が有効です。

但し、空売りは株価が高いから売るのではなく、下がるタイミングで仕掛けることが鉄則です。

これは株価が安いから買うのではなく、上がる瞬間に仕掛けるのと同じ理由です。

この辺りは、パターンも含めて授業で具体的にやっていきます。

・裏のチャートの一目均衡表も保合いを示す状況です。

株価は先行スパンを上下し、遅行スパンも好転逆転が交錯し強弱感は見られません。

当面は保合いの様相です。

・ボリンジャーバンドは収束傾向にあります。

9月高値からの日柄と合わせて注目しておきたいところです。

当面は様子見スタンス継続です。

コメントを残す