短期上昇トレンド継続中(2021年9月24日)

<2021年9月30日、追記>(8:00)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月29日、日経平均株価の日足チャートです。

29日は大きく窓を空けて反落しました。

安値は25MAに支えられていた状況にありましたが、後場の投げで一時的に割り込みました。

8月20日安値を起点とする支持線に支えられたようにも見受けられます。

25MAの傾きがまだ大きいので、横ばいに向かわない限り短期的な上昇トレンドは継続です。

ひとまずは、この下値支持線を割り込むか、25MAの傾きが鈍化してきたら75MAまで調整する可能性が出てきます。

 

<2021年9月28日、追記>(14:50)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月28日、日経平均株価のザラ場日足チャートです。

本日は反落です。

下値は支持線に支えられているように見えます。

上は9月14日高値を抜かない限り、下は25MAを割り込まない限りは保合い継続です。

但し、25MAの傾きが継続している間は、株価が割り込んでも上昇トレンドは継続です。

日々上下する相場が続きそうです。

方向感はないので休む時期です。

 

<2021年9月27日、追記>(19:30)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月27日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けは僅かに上昇ですが勢いがありません。

先週の反落によって特徴的な安値ができました。

これにより下値支持線を引くことができますので、ようやくチャネルができました。

9月14日の高値を抜けてくれば、この上値抵抗線が意識されやすくなります。

<追記>

・なお、先週と先々週は、不動産関連の外部要因により相場は大きく下げました。

現在は落ち着いてきたように見えますが、相場にはまだ損益が絡んだしこりがかなり残っています。

チャート的には、9月14日に対25MAとの乖離率8%に達して過熱感と達成感があった状況に、ネガティブニュースが重なったことで、翌15日から利益確定とリスク回避の大きな売りが出ました。

値幅が大きかったとはいえ、必然的な下げとも言えます。

ましてや、チャイナショック、サブプライムショック級の下落も懸念され、先が見えない当時の不透明な状況でした。

・今の日経平均株価は、9月14日高値を上抜けるまでは保合いが続く不安定な動きです。

一時的に下げ止まった、または落ち着いたと思える今の状況は、多少の上昇があっても、まだまだ単なる小さな波動のブレの範囲に過ぎません。

まだ明確に2月の高値を終値ベースで更新していないので、上昇は上昇でも非常に危うい局面でもあります。

ここで一喜一憂すると日々の上昇下降に振り回される事態となります。

ダウ理論上昇となる9月14日高値を抜くまでは様子見で、少々日柄経過が必要になると思われます。

 

修正波動による目先の調整(2021年9月24日)(15:10)

・2021年9月24日、日経平均株価の日足チャートです。

今週は先週までの上昇が一服し反落しました。

そのきっかけとなった目先の懸念も和らいで本日は上昇です。

テクニカル的に見ると、この反落は先週までに急上昇した推進波動に対する修正波動と位置付けられます。

反落のトリガーは、25MAからの乖離が8%に達したことが理由だと考えられます。

・移動平均線の観点から、75MAをベースとした中期トレンドは、7月8月に弱含む気配を見せていたので、そのままチャートが崩れるかと思われましたが、結局は長期的な200MAのトレンドが勝って中期的にも再び上昇トレンドに転じました。

結果的に、2月高値からの6か月間の弱含む動きは、長期トレンドの押しとなりました。

現在は、25MAの傾きが非常に大きいことから、短期的にも上昇トレンドは継続です。

・日経平均株価が反落したことによって、影響を受けた多くの個別銘柄が値を下げました。

しかしながら、日経平均株価は長期的にも短期的にも上昇トレンドなので、25MAが弱含む兆しが見られない間は押しを拾うスタンスになります。

・一方で今後の相場に対して懸念されるのは、2月高値30,714円を終値ベースでまだ更新できていないことです。

2月以降、株価は何度も高値を試す動きを繰り返しましたが、結局抜くことができずここに大きな抵抗帯を作ってしまうことになりました。

今月の上昇で、一気に抵抗帯の上限に達したわけですが、上昇期間が短すぎて十分な価格調整が進んでいないことから、この価格帯にはまだまだしこりが残っていると思われます。

そのため、一旦押して値幅と時間の調整を経てから、再度上値を試す動きが望ましいと考えられます。

そうなった場合、今のトレンドの勢いからすると、押しのメドは25MAもしくは下値支持線と想定されます。

窓埋めかも?

あるいは、75MAに対して25MAが収束する短期中期の押し局面まで待つことになります。

ここまで押すと、調整感が出てきますので上値も試しやすくなりそうです。

・また、日経VIを見ると、本日は窓を空けて下げていますので、投資家心理的にも上昇期待は強そうです。

まずは、2月高値を終値ベースでしっかりと抜けることができるかどうかに注目です。

 

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