高値を更新するも重い展開(2021年9月17日)
<2021年9月23日、追記>(20:50)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年9月22日、日経平均株価の日足チャートです。
今週は反落です。
9月に入ってからの上昇に対する押しの局面です。
短期間に大きく上昇した反動もあり、利益確定と新規売りに押されています。
しかしながら、25MAの傾きはまだ大きいので短期的なトレンドは上昇継続です。
目先は、下値支持線もしくは25MAが下値のメドになります。
もしくは窓埋め。
今朝引けた日経225先物が下げ止まる兆しを見せていることから、金曜日は下から始まることはなさそうです。
来週の動きを待つことになります。
<2021年9月19日、追記>(16:20)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年9月19日、日経平均株価の日足チャートです。
本日は、昨夜のNYダウの影響を受けて反落です。
結果的に、昨年11月と同様に25MA乖離8%で頭を打ったことになりました。
パラボリックは逆転です。
ここから切り返して上昇して高値を上抜ければ、新たなトレンドラインが生まれます。
それによりチャネルが引けることになりますので、高値メドも見えやすくなりそうです。
・また、NYダウが窓を空けて反落です。
トレンドラインを割り込み、サポートレベルラインも割り込みました、
以降は、これらが逆転の抵抗になります。
ただ、今のチャート形状から一気に崩れることはありませんので、深く押しても200MAどまりと予測されます。
<2021年9月18日、追記>(17:30)
※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年9月18日、NYダウ(類似チャート)の日足チャートです。
8月中旬から上値が重くなって、8月17日高値を抜くことができずに弱含んできました。
トレンドラインを割り込み、75MAも割り込んでいます。
現在、8月20日安値がサポートとなっており、なんとか踏みとどまっているように見えます。
このサポートを割り込むと、利益確定売りが出やすくなります。
そうなると、今は上昇している日経平均株価にも利益確定売りが出るので、押しの局面を迎えることになります。
NYダウの動向にも注意が必要です。
徐々に上値を切り下げる動き(2021年9月17日)(22:00)
・2021年9月17日、日経平均株価の日足チャートです。
9月14日に2月の高値を更新し、バブル以降の最高値更新となりました。
しかし、終値ベースでは一度も更新しておらず、上値の重さが感じられます。
高値を目指す上昇が急激であったため、目先の達成感から利益確定で売られているものと思われます。
一方で、大きく売られることもなく下値の堅さも感じられます。
・9月に入ってから75MAと200MAは上向きで、応答水準の関係から全く同じ傾きとなっています。
25MAはこの2本の移動平均線の上に位置していますので、中期的にも長期的にも上昇トレンドです。
このまま株価が9月14日の高値を終値ベースで抜けてくれば、更に強い上昇トレンドになります。
この上昇においては、有効なトレンドラインはまだ引くことができませんが、明確な押しによって特徴的な安値が生まれ、さらに高値を更新してくればトレンドラインが引けるようになります。
・目先の動きはまだなかなか捉え難い状況ですが、流れを鳥瞰するとこのようになります。
チャネルラインで流れを確認すると、傾きを変化させながら上昇、横ばいを繰り返していることがわかります。
その流れを200MAをベースに見ると、コロナショックの急落後に上抜けて後、発散した後に収束して7月に一旦割り込んだものの、再び上抜けて現在は発散方向に株価が動き始めています。
この動きはグランビルの法則です。
概ね、数か月の期間で流れを作っいることから、ここから数か月は上値が重いものの、200MAから発散する上昇が続く可能性があります。
波動カウント的には波が1つ終わっただけなので、今の上昇は2つ目の波の始まりと仮定すると、今後はそれなりの期間と値幅が期待できるかもしれません。
一方で、上値の重さから、一旦は調整のために押し返されて日柄をかせぐ可能性もあります。
その場合、押しのメドは200MA付近がサポートとなり、その後に切り返して9月高値を抜けていけば、再び上昇が始まります。
但し、日柄調整を経ると200MAの傾きは横ばいになるので、株価が8月安値を割り込めば今の上昇がダマシとなり、下降トレンドに転じてしまう可能性も残ります。
・乖離の観点から見ると、14日に25MAに対して上方乖離8%に達しました。
最近の日経平均株価の傾向としては、トレンドが出ている場合は、1月や2月のように7%で頭打ちです。
強いトレンドが出ている場合は、昨年11月のように7%を突破して8%で頭打ちになっています。
そして、一旦は止まったものの、株価の上値は8%のラインに沿って切りあがる動きをしています。
今回も、14日の高値を切り上げると、8%のラインは上向きなのでさらに上の水準に移っているので、株価の上値はさらに上を目指すことになります。
しかし、大概の場合において、この上昇は数日で止まって値幅調整に移行します・・・
この辺りにも注目です。
・ボリンジャーバンドは素直に発散です。
収束から発散へとお約束の動きです。
今回は上方への発散です。
±2σのどちらもまだ発散方向なので、大きな陰線が出ない限りは発散形状が続きそうです。
・パラボリックは加速していますが、株価が13日安値を割り込むと逆転します。
多少の揺らぎがあるので数日の様子見が要りますが、この辺りは値幅調整に至るかどうかと合わせて注目です。
・ひとまずは、下降に転じそうだった75MAよりも、上向きの200MAが勝つ相場になりました。
トレンド転換がトリガーになって相場が一転しています。
後は、高値に押されて上昇を阻まれるか、突き抜けてひと相場来るかどうかに注目です。