バブル以降の高値を試す動きに(2021年9月10日)

<2021年9月16日、追記>(20:50)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月16日、日経平均株価の引け後の日足チャートです。

本日は反落です。

14日に昨年11月の上昇時に達した乖離率8%で、一旦上昇がストップしたようです。

ただ、エンベロープの傾きがまだ大きく、8%ラインは切りあがっていますので、小さな波動を描きながらも、8%を目指して再び上値を切り上げていく可能性があります。

ここで目先のピークだと勘違いして空売りをすると上に持って行かれます。

踏まれて上昇が加速させることになります。

このように長い上昇トレンドは生まれます。

 

<2021年9月14日、追記>(15:30)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月14日、日経平均株価の引け後の日足チャートです。

本日の続伸です。

ザラ場でバブル以降の最高値である2月16日高値を更新してきました。

このまま続伸するか、達成感から一服があるかと言ったところです。

25MAからの乖離率は8%を上限に株価は上値を切り上げています。

こういう場合、概ね数日でピークアウトすることが多いです。

この辺りがボリンジャーバンドと動きの特性が異なるところです。

パラボリックはかなり加速していますが、30,000円を割り込むと逆転しますので、今の過熱感のある相場の冷却材になるかもしれません。

基本数値17は誤差としてまだ有効です。

過去、このような急騰がありましたが、その時は26が意識されました。

 

<2021年9月13日、追記>(16:10)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月13日、日経平均株価の引け後の日足チャートです。

週明けは週末の先物の弱い流れの影響を受けずにスタートしました。

引けにかけて先物の上昇により、日経平均株価もプラスに転じました。

・2021年9月13日、日経225先物の日足チャートです。

引けにかけてひと伸びがあり、2月16日のバブル以降の最高値を更新してきました。

日中のチャート、通しのチャートともに高値更新です。

最高値を更新したことで、相場のムードは良くなり、更に勢いが増すと思われます。

抵抗帯を突破したことで、上には抵抗がなくなり「青天井」状態です。

夜間でさらに上昇して引けると、明日の日経平均株価は買戻しにより踏み上がることになります。

 

<2021年9月13日、追記>(14:50)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月13日、日経平均株価のザラ場の日足チャートです。

本日は、週末に日経225先物が下げた影響を受けることなく高値を更新したものの、勢いに欠ける動きです。

気迷いの十字線です。

8月20日安値からカウントして本日は17日目になり、基本数値17が意識された場合には一旦調整する可能性があります。

 

 

<2021年9月11日、追記>(6:40)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年9月11日、引け後の日経225先物の分足チャートです。

夜間で日中の高値を僅かに更新したものの下げて引けました。

下値支持線を割り込みました。

週明けに一旦リバウンドする動きがあった場合、高値を抜けなければ下降に転じる可能性が高まります。

そうなると目先の調整が始まります。

この流れを受けて、週明けの日経平均株価は下から始まることになりそうです。

利益確定と新規売りにより下げが加速するかもしれません。

 

抵抗帯突破は困難か?(2021年9月10日)(暫定 15:20)

・2021年9月10日、日経平均株価の日足チャートです。

今週は窓を空けてスタートし、本日も上昇が続いています。出来高も増加傾向にあります。

本日のメジャーSQは無事に通過し、引け値から見ても相場は堅調です。

ちなみに引け前のひと伸びは、下を目論んだ売りの悲惨な買戻しによるものです。

 

・移動平均線は、中期トレンドを示唆する75MA、短期トレンドを示唆する25MAともに上向きに転じています。

週明けには75MAは200MAの上に、週半ばには25MAが75MAと200MAの上に位置することになりそうです。

これにより、3本の移動平均線の位置関係は、下から200MA、75MA、25MAの「順パターン」になり、明確な「上昇トレンド」が確認されることになります。

そして現在、3本の移動平均線は収束しています。

移動平均線の収束は、株価の煮詰まりを示唆していて近く放れる前兆となります。

今のように、短期・中期・長期の3本の移動平均線が収束した局面で、その真上を株価が抜けていくパターンは、非常に強いトレンドが出るケースとなります。

これを200MA単線をベースにしたグランビルの法則の観点で見ると、昨年11月から今年2月までの上昇と同じように、200MAから発散方向にトレンドを伴って上昇する可能性があります。

昨年11月の時は7,000円程度の値幅がでましたが、これを第3波と仮定すると、今以降の第5波はそれ未満ではあるものの、ある程度の値幅が出ることも波動理論的には想定されます。

 

・株価は、2月16日のバブル以降の最高値30,714円を試す勢いです。

これまでも2月の高値に対して、3月4月5月6月と何度も試しましたが上抜くことができず、ここが大きな抵抗帯と思われていました。

それも今はあと500円ほどに迫ってきました。

最大の関門となる2月高値30,714円を更新できるかどうかが注目のポイントです。

しかしながら、8月20日安値26,954円から調整することなく一気に3,300円ほど上昇していることから、そろそろ一服する可能性が高いと思われます。

高値手前では利益確定の売りが出やすく、上値は非常に重くなりそうです。

もしこのまま高値更新をしたとても、一旦は達成感から利益確定が優勢となって、調整入りする可能性が高いと思われます。

どちらにせよ、値幅を伴った調整になる可能性があります。

もしそうなった場合、下値のメドは25MA手前と想定されますが、この辺りは状況を踏まえて確認していく必要がありそうです。

一方で、下値が堅ければ、横ばいに日柄調整となる可能性もありそうです。

ただ、それを目論んだ新規の売り建ても増加しています。

もし気配値で高値更新となりそうな場合には(日経225先物の動きで確認)、一気に窓を空けて抜けてしまうでしょう。

 

・ボリンジャーバンドは8月後半の収束から、大きく発散してきています。

収束したら発散すると言うボリンジャーバンドの原則に対して、非常に忠実な動きとなりました。

現在は、株価は+3σを抵抗としながら上値を切り上げるように上昇しています。

かなり勢い強いトレンドです。

 

・また、25MAからの乖離も大きくなっています。

25MAに対する乖離率は7%を超えてきています。

1月2月のトレンドが出ている際は、上値はエンベロープ7%の乖離で抑えられていました。

しかし、昨年11月のトレンドが強い場合には、9%まで達した経緯があることから、今回も9%手前付近まではあるかもしれません。

その場合、右肩上がりに上向きの9%ラインの沿って値を切り上げるので、高値はさらに上回ることになります。

この辺りは、2月高値との兼ね合いもあるので多角的に見ていくことになります。

 

・ラインの観点では、現在はトレンドラインは引けません。

今後、押しを経て安値ができたタイミングで引くことになります。

ひとまずは、今の上昇がどこまで続くか、いつ押しの局面に入るかを見ていくことになります。

 

・一目均衡表は見るまでもなく三役好転状態です。

あえて言うならば、8月20日安値からの日柄が、今日で16日目になります。

基本数値17を前提とするならば、今日もしくは週明けのロウソク足を最後に調整に入る可能性もあります。

今のように特にテクニカル的な上値メドがない場合、基本数値が意識される場合も多いのでカウントには注目です。

 

・今週の株価の上昇に伴い、日経VIがやや上昇しています。

急激な上昇に対するそろそろ感によるものと思われます。

そのため、上昇にメドがついたら、一気に利益確定と新規売り建てにより、値幅を伴った調整入りする可能性が高いと思われます。

 

・一つ懸念事項として、NYダウが中期的な支持線を割り込みつつあります。

現在、三角保合いを形成していますが、上値抵抗線を抜くことができていません。

昨日と今日で下値支持線まで押していますが、下値支持線を割り込んでサポートとなる75MA、もしくは8月20日安値を基準とするサポートレベルラインを割り込むと、200MA付近まで押す調整があるかもしれません。

そうなると、その影響を受けて日経平均株価も押すことになります。

ここにも注目です。

目先の日経平均株価は、いずれ調整することは確実なので備えておく必要がありそうな局面です。

 

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