カギになる重要な足とは・・・(2021年7月16日)

<2021年7月21日、追記>(18:20 更新)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年7月21日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は戻しました。

しかしながら、株価は200MAを割り込む位置にあります。

今日だけで見れば「弱くはない」けど、「強くもなかった」となります。

元の保合いレンジです。

今日戻したことで、レジスタンスレベルラインが昨日7月20日安値の27,330円に変わりました。

 

 

<2021年7月20日、追記>(20:40 更新)

・2021年7月20日、20時40分の日経225先物の分足チャートです。

結果、ここ5日間でブロードニング・フォーメーションを形成してきていました。

現在、フォーメーション内の戻り支持線に支えられて上昇チャネルを形成中です。

ブロードニングの上値抵抗線で跳ね返されるか、上抜けるかに注目です。

このまま、上昇チャネルの支持線を割り込まずに、ブロードニングの抵抗線を抜けたら上昇転換の確認となります。

もし下げた場合、最安値を割り込まない限りは、支持線を引き直すだけで見方としては同じです。

今夜、引けまでにそうなると、明日の日経平均株価は窓を空けて上からのスタートとなります。
(まだ今は分かりませんが)

 

<2021年7月20日、追記>(18:00 更新)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年7月20日、日経平均株価の日足チャートです。

昨夜の日経225先物の切り返しが弱かったので、本日は5月13日の支持線を割り込んで始まりました。

大きく下げることなく、支持線27,385円を僅か3円上回る価格で引けたことから、なんとか踏ん張りが効いたみたいです。

下の候補メドを探った場合、25MAからの乖離率6.4%が意識されるかもしれません。

現在、先物が一旦下振れしたものの、元のチャネル内に戻って、かつ上値抵抗線をきれいに意識する動きをしていますので、まだ崩れていないと判断できます。

今夜の先物が先の安値を割らずに、下値を切り上げて上値抵抗線を抜ければ、明日の日経平均株価は切り返すことになります。

なお、上記チャートはチャネルラインですが、夜間に入りできた高値はチャネルを抜けています。

しかし、チャネルではなくて正規のトレンドラインを引くと、高値が綺麗に当たっています。

チャネルと比べて起点と通過点が異なります。

これによりシステムが意識するラインに変化があったことが分かります。

この変化は転換を見極める上で大切になってきます。

もし下げた場合は、このトレンドラインをベースとしたロアーチャネルラインが生きます。

 

 

<2021年7月20日、追記>(00:00 更新)

・2021年7月20日、0時の日経225先物の分足チャートです。

チャネルを割り込んで下げが強化されてきました。

更に元の支持線が逆転して抵抗として意識されています。

これにより、ラインを抜き返すにはかなり勢いが必要です。

朝の引けまでに抜き返さなければ、明日の日経平均株価はデッドラインを割り込む可能性が高くなります。

 

<2021年7月19日、追記>(21:20 更新)

※ 当ブログは、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年7月19日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けの本日も下げです。

200MAの攻防戦です。

5月13日安値をサポートとする支持線は、まだ割れていませんのでレンジ内です。

25MAと75MAを非表示にすると、ディセンディングトライアングルの形状が良く分かります。

この支持線を割り込むと大きく崩れる可能性がありますので注意が必要です。

ボリンジャーバンドはさらに発散です。

明日、さらに下を試す動きになれば、トライアングルの下方ブレイクの勢いで-2σに沿って、更に-3σに沿って下値を切り下げるかもしれません。

踏みとどまれるかどうかに注目です。

なお、現在夜間の日経225先物が、三段下げの様相です。(Twitterにも記載、https://twitter.com/iuaevYxY2Rv2bDE)

気迷い相場でなし崩しに下げている様相です。

さらにこんな波動も見えてきます。

エリオット波動的には波5のカウントとなるか?!

(上記チャートの三段下げ=エリオット波5相当)

最大9波動までは下げる可能性があります。

とにかく、下値を切り上げ始めて、上値抵抗線を抜かない限り下降トレンドは転換しません。

今夜、引けまでに転換しなければ、明日の日経平均株価は日足の支持線を割り込む可能性があります。

外部要因もなにやら怪しくなってきていますが、テクニカル的に売られるデッドラインを越えそうなので注意が必要ですね。

 

 

保合い放れのポイントは?(2021年7月16日)(25:00)

・2021年7月16日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も下げています、出来高はさらに減少しています。

株価は、週明けには先週金曜日(7月9日)の下げが何ごとも無かったように上昇して、元のレンジ内に戻りました。

しれっとローソク足が1本だけ残る結果になりました。

実は、この7月9日の足がテクニカル的には、今後の動きを予測する上で非常に重要な足になります

・まず、この鍵となる足を上目線で見てみましょう。

安値は200MAにしっかりと達しています。

一時200MAを割り込んだものの、200MAを抜き返して下ヒゲを残して引けています。

そして翌日は大きく上昇。

この動きを、200MAをベースとしたグランビルの法則の観点から見ると、いったん200MAを割り込んだ株価が、再び上抜けたことで「買いポイント」に該当します。

つまり、再び上昇するための「押し条件を満たした!」と言うことになります。

テクニカル的に7月9日の足で「達成感」と「アク抜け感」が出たことになります。

いつ200MAまで押すのか?という懸念が、これにより解消されたことになります。

今後、グランビルの法則に則った動きを期待するならば、株価は200MAから上向きに発散すると考えられます。

その場合、下に取り残された7月9日は「ボトム・リバーサルデー」と捉えることができ上昇反転へのサインとなります。

※ この位置でのキーリバーサルの見方に違和感を持つ方もおられると思いますが、200MAまでの押しから再上昇するという観点を重ねて多面的な見解からそう判断することができます)

なお、株価が7月9日安値を割り込むと「ボトム・リバーサルデー」は否定されます。

・一方で、下を試す動きになった場合には、このローソク足の安値27,419円がサポートレベルラインになります。

このラインが支持線となり、下方ブレイクへのトリガーになります。

株価がこの安値を割り込んで、34円下に位置する5月13日の安値27,385円も割り込むと、大きく下振れすることになります。

現状では、まだ上か下かのどちらにブレイクするかは判断できませんが、いずれにしてもこの7月9日のローソク足がテクニカル的な鍵を握っていることに相違はありません。

・さて、改めて移動平均線の観点から見てみます。

長期のトレンドを示唆する200MAは上向き、中期のトレンドを示唆する75MAは横ばいです。

上向きの200MAに対して、75MAは自ら接近して収束に向かっています。

これにより、現状は長期的な上昇トレンドにおける中期的な押し局面と捉えます。

複数線分析の観点から、2本の移動平均線の収束は株価の煮詰まり感を示唆しますので、近く株価はどちらかに大きく動くことになります。

基本的には収束(この場合デットクロス)が進んだ局面で、クロスの手前で株価は200MAを割り込むと下向きに、もしくは75MAを上抜けて上向きのどちらかにブレイクします。

※ デットクロスは「売り」という考え方は短絡過ぎますから注意です。

現状では200MAはまだ上向きなので、このまま長期上昇トレンドに乗って上方ブレイク可能性が高いと思われます。

そうなれば、「押し目」が成立します。

しかしながら、ここから保合いが続いて日柄が経過するにつれて、徐々に200MAの傾きは鈍化してきます。

横ばい近く、もしくは下向きになった場面で株価が下方ブレイクすれば、今度は長期的な下降トレンドに転じてしまう可能性が高まりますから、ここに注意が必要です。

今後、この辺りを2本の移動平均線の傾きから、注意深く判断していく必要があります。

・さて、日経平均株価は、昨年3月のコロナショックの16,000円付近から30,000円まで、ほぼ倍近く上昇しています。

「山高ければ谷低し!」

下方ブレイクした場合には大きな下落リスクがあることも念頭に置いておかねばなりません。

一方で、昨年3月からの上昇波動は2段なので、3段上げのセオリーからすると、絶対ではないもののもう1段の上昇があってもおかしくはありません。

上下どちらにも想定できる状況ですので、明確な動きを確認してから、改めて次の動きを分析していくことになります。

・次に、ラインの観点から見ていきます。

本日のローソク足は、トライアングルの下値支持線を終値で割り込んでいます。

これにより、このトライアングルは消滅です。

代わりにチャネルラインが意識されるかもしれません。

トライアングルの上値抵抗線をハイアーチャネルラインとする下降チャネルです。

このロアーチャネルラインが支持線となる可能性があります。

ですから、上記に記載した5月13日を基準とした支持線を割り込んだ場合に、サポートとして機能するかどうかに注目です。

実際には、何か余程大きな要因が無ければ、一気に崩れてしまうことはありません。

株価は、押しや戻りを繰り返しながら、短期中期的な波動を描いて推移していきます。

この時に、ラインや支持抵抗線が上値や下値のメドとして機能しますので、都度予測して対処することになります。

この辺りが「相場の泳ぎ方」として重要になってきます。

・一目均衡表は、三役が逆転したままの状態です。

基準線が横ばいであることが、現状は保合い状態にあることを意味しています。

相場としては「弱い」です。

・ボリンジャーバンドは、本日の下げで-2σが下向きに発散する兆候を見せています。

現在は傾きがまだ緩いのでサポートとして機能していますが、週明けも下げるようであればさらに発散方向に向かうことになり、株価は-2σに沿って下値を切り下げる可能性があります。

そうなると、下方に勢いがついて大きく崩れので注意が必要です。

・いずれにしても、まだ今後の方向感は見えていません。

上とか下とかの予測は、見解やコメントの書き方の強弱によってどちらにも操作?することが可能ですが、現実にはどちらかに明確に動き出してから判断することになります。

加えて書くならば、2月26日の最高値から数えて、現在は日柄5か月となります。

日経平均株価の場合、過去にも5か月、6か月で動き始めるという傾向があることから、これからお盆前後には動きがあると想定されます。

一方で動きがないと、200MAと75MAは25MAを巻き込んで、3本の移動平均線が糸が撚れるがごとく縺れ合って推移する状況も考えられます。

こうなると、テクニカル的にかなり厄介なチャートになります・・・。

なかなか先を読み難い相場ですね。。。

・日経VIはトレンド転換後、トレンドラインをサポートに揉み合っています。

ひとまず転換はしたものの、日経平均株価が保合っているために方向感が見えず、気迷い状態であることが伺えます。

・以上が、日経平均株価の状況ですが、日経が動き始めると個別銘柄も動き始めます。

日経平均株価に連動性の高い銘柄はもちろんですが、相場のムードという点からも非連動銘柄も動きます。

今の段階でテクニカル的に買いタイミングや売りタイミングにある銘柄を選定しておくと、動き始める際に素早く兆候を捉えて対処できます。

 

・以下は、私からのお知らせです。

いつもブログをご覧いただいてありがとうございます。大変多くの方にご覧いただいており嬉しく思います。

さて、先物を始め、日経平均関連商品や個別銘柄を手掛ける際には、未来の動きを予測して仕掛けなければなりません。

が、残念ながらチャートには過去の動きしか記録されていません。

さらに困ったことに、実際の株価の動きは銘柄ごとに異なりますし、同じ銘柄であっても、上がっている局面と下がっている局面とでは動きが異なります。

そのため、未来を予測するためには、それぞれの局面に合わせて有効な指標や分析手法を選定して使う必要があります。

幸いなことは、テクニカル分析では、難しい経済や企業分析は必要なく、株価チャート1枚あればそれが可能です。

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④.予測に反して下落したら速やかに撤退する。
・損失を回避するためには、速やかに手仕舞って撤退しなければなりません。上がる可能性があるかもしれないという期待から逃れる妥当な損切りポイントが学べます。

⑤.相場全体の流れに逆らわずに投資資金を調整する。
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