小幅ながら上昇が続く(2021年5月28日)

<2021年6月3日、追記>(16:20)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年6月3日、日経225先物の15分足チャートです。

本日の日経平均株価の日足は75MA未達です。

日足で見ると75MAが上値抵抗になっているように見えますが、実際には先物主導で上値は抑えられて失速しました。

上記チャートは日経225先物の15分足ですが、昨夜の取引で出来た安値を基準としたチャネルの上限に綺麗に抑えられました。

実にテクニカル的に綺麗な動きでした。

 

 

<2021年6月2日、追記>(15:10)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年6月2日、日経平均株価の日足チャートです。

4営業日連続の下げです。

本日は前日終値比較ではプラスですが、高値切り下げ、安値切り下げなのでローソク足レベルでは下降です。

この辺りの見方はテレビや新聞の終値比較との違いがありますので注意が必要です。

本日は下降です。

安値は5月13日の安値を起点とする短期トレンドラインに支えられました。

昨日(下記)にも記載しましたが、現状のような場合、移動平均線が視覚的にネタにされやすいですが、移動平均線ではなくラインが意識されて動いています。

ラインは、「引き方を知っている人」、「それなりに精密なチャートを見ている人」、「意味を読み取れる人」にしか使えません。

加えて、システムは座標計算で割り出しますので、現在の株価の要を誰が握っているかも予測がつくでしょう。

 

 

<2021年6月1日、追記>(15:10)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年6月1日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も小幅な動きで反落です。

先週金曜日に抵抗となった75MA(もしくは週足13MA)を抜く勢いは全く感じられません。

金曜日の上昇は一過性の買戻しと判断します。

本日から僅かながらではありますが、移動平均線の傾きに変化が出てきました。

75MAは下向きに、そして25MAは上向きに転じてきました。

応答水準の関係から、目先は2本の移動平均線は収束に向かいます。

株価は狭間に位置していますので、上抜くか割れるかが注目されます。

(トライアングルと言うには違和感がありますが、交点までには動きがあると思われます)

一方で、5月13日安値を起点とした短期のトレンドラインがあります。

下目線で見た場合、25MAよりはこのトレンドラインが重視されますので、25MAのサポート機能よりもこのラインのサポート機能に注目です。

上目線では、チャネルの上値抵抗線が切り下げて近接してきていますので、こちらも75MAよりは抵抗線が意識されそうです。

チャートの見た目は移動平均線が視覚的に見えるので意識されやすいですが、実際の支持抵抗の動きはラインの方が意識されます。

これはシステム的な観点です。

なお、本日の安値は僅かながら25MAを割り込んでいますが、これは25MAをサポートして意識されたわけではありません。

(恐らくそのようなコメントが多くみられると思いますが・・・)

これは、日経平均株価の30分足で確認したら分かります。

添付のチャートでは、10日よりも前のろうそく足は確認できませんが、昨日以前から存在したトレンドラインに本日の安値が支えられたことが分かります。

厳密には日足の25MAが支えたわけではありません。

今の相場に関して言えば、移動平均線が近くにあるので移動平均線をネタに解説されがちですが、基本的にはラインが意識されて動いています。

このことから、システム的観点が勝っていると言えるでしょう!

 

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<2021年5月31日、追記>(14:30)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年5月31日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けの本日は反落です。

先週末の上昇は主に買戻しに因るものでしたが、本日は買戻しが進まず、また実需の買いも入っていないことから利益確定で売られました。

株価は先週25MAを上値抵抗とし、金曜日に75MAを上値抵抗として、移動平均線の機能に忠実に動いています。

今後、下目線で見た場合、添付チャートの様に次第に弱含み、75MAと200MAが収束に向かう動きになります。

ゴールデンクロス手前付近まで保合った後に、その間の特徴的な安値をサポートレベルラインとして、割れたら下降トレンドに転換する可能性があります。

一方で75MAを上抜けてチャネルを上方ブレイクすれば、2月高値を試す動きになりそうです。

そうなると、3段目の波動、もしくはエリオット波動の波5の到来期待が高まります。

いずれにしても、チャネル内に株価が留まる間は保合い継続です。

 

 

チャネルのハイアーに近接(2021年5月28日)(29日追記)

・2021年5月28日、日経平均株価の日足チャートです。

昨日までの小幅な動きから一転して窓を空けての上昇となりました。

高値は25MAを跨いで75MA手前まで上昇しました。

出来高は通常並みのレベルに戻っています(昨日は特殊要因があったので)。

主に買戻しが中心と思われますので、ここから上を試すことが出来るかどうかは、来週以降の動きを見て、改めて確認する必要があります。

・現在の株価の位置を大局から確認してみます。

まず、月足チャートは長期の24MA(24か月平均)、12MA、6MAともに上向きで超長期トレンドは上昇です。

株価水準は、バブル以降の高値圏にまだ留まっています。

 

・週足は、長期の39MA(39か月平均)、中期の26MAは上向きで、長期中期的には上昇です。

短期の13MAは下向きで、26MAに対して収束する動きとなっていることから、週足ベースで軽い押し局面となっています。

しかしながら、トレンドは上昇です。

本日の高値は、日足75MAに抑えられたように見えますが、実際には週足13週線に抑えられたのではないかと思われます。

日足チャートの要所は、週足の13MAと26MAが支持抵抗を支配する傾向があります。

(コロナショック以降の買いポイントを探る時に大いに関係しました)

 

・日足の200MAの傾きは上向きで、まだ鈍化傾向は見られません。

このことから、日足長期トレンドは上昇です。

75MAは5月の反落で横ばいからやや下向きに転じたものの、今週の上昇により再び上向きになってきました。

25MAは4月付近から下向きになり、現在も緩やかながら下向きです。

このことから、日足ベースの長期トレンドは上昇であるものの、目先で調整局面にあると位置付けられます。

現在は、日足レベルで2月16日高値から3か月間に渡る日柄の調整をこなしている最中と言えます。

 

・本日の値幅を伴った上昇により、一目均衡表のムードが良くなってきました。

昨日までは三役が逆転した状態で好転する兆しは感じられなかったのですが、今日の上昇で好転が視野に入ってきました。

まず遅行スパンは、株価が今の水準を保てば火曜日には好転します。

その後も、今以上の価格であれば、再来週末あたりに一時的に逆転するものの、再び好転します。

転換線は大きく下げなければ、来週ゴールデンクロスして好転です。

ただし、相場の方向を示す基準線は当面は横ばいです。

そして、株価は雲に近接してきました。

来週、再来週いっぱいは薄く横ばいの雲なので、僅かな上昇で雲値けが実現します。

一気に抜けていくならば、再び三役が好転するので相場のムードが明るくなります。

 

・日足チャートをラインの観点からみると、現在はまだチャネルのレンジ内で推移しています。

チャネルラインのベースとなる起点の高値を、3月18日高値にするか4月6日にするかによって、若干ラインの傾きが変わりますが、ひとまずは両方のラインを引いておいて、どちらが意識されるのかを確認していくことになります。

両方を確認する意味は、意識された方のラインを使ってロアーチャネルラインを引くので、今後反落した際の下値メドとして使用するからです。

来週以降、このハイアーチャネルラインを抜ける勢いがあるかどうかが、最大の注目ポイントです。

このラインを抜く勢いがあれば、株価は2月高値を試す動きになりそうです。

2月高値を上抜ければ、「ダウ理論」の上昇成立となり、また相場のムードは一気に明るくなるので、買戻しを伴い大きく上昇することになります。

そうなれば、エリオット波動の波5の到来となりますので、トレンドを伴った上昇が期待できそうです。

・一方で、本日の上昇が一過性の買戻しに因るものだとしたら、株価は25MAをサポートにしながらも、200MAを目指して反落する可能性もあります。

ひとまずは、週明けの動きを確認する必要があります。

基本的にチャネルのレンジ内の動きです。

そのレンジ内に25MAと75MAが位置していたので、これを加味した売買が入っただけと思われるので、保合いは継続です。

まだ上にも下にも動く可能性があるので、注意してみていく必要があります。

 

・28日、日経平均株価が窓を空けて上昇した要因は、日経225先物夜間取引に示唆されていました。

夜間取引で株価は、チャートの原則であるお約束の三点高値当たりラインに到達しました。

これは個別銘柄も含めてチャートの原則的な高値メドになるラインです。

通常ならばここから反落となるのですが、引けにかけてこのラインを上方ブレイクしてきました。

必ずしも反落とはならず、上昇が強化される可能性もあり、その場合は大きく上昇トレンドを生む可能性が高いチャートの形状です。

(これを知っていればかなり有利ですよ!)

引けでブレイクしたことで、翌日の上昇が示唆されました。

8時45分始まりの先物が先行したことで、個別銘柄(225銘柄)の気配値が高まり、板寄せの関係から窓開け銘柄が続出したことで、日経平均株価は窓を空けた上昇となりました。

主体は買戻しです。

但し、これは金曜日に限った一過性の動きですから、週明けは買戻しが続くとは限らず再び反落することも充分想定されます。

結論としてはレンジ内の誤差に過ぎず、上方ブレイク、下方ブレイクを確認するまではトレンドは期待できないと言うことです。

外部要因は様々ですが、すべてがチャートで事足ります。

 

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