再び揉み合い継続(2021年5月21日)
<2021年5月27日、追記>(17:20)
※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年5月27日、日経平均株価の日足チャートです。
本日の25MAを抜けずに小動きです。
5月13日からの上昇日柄10日で反落の兆しです。
3月5日、3月24日、4月21日からの保合いの波の上昇日柄が10日間であったことから、今回の上昇も10日間で終わった感があります。
目先は、ロアーチャネルラインまで下げる可能性があります。
MSCIリバランスの影響なのか、出来高がここ数日の倍に膨れています。
テクニカル分析に外部要因は加味しませんが、出来高増加は明日以降に影響を与える可能性もあります。
一方で、25MAを上抜けるとしたら窓を空ける可能性があります。
その場合、株価は75MAを目指す動きになります。
また、下降チャネルのハイアーチャネルラインが75MAに近接してきますので、この辺りが強い抵抗になりそうです。
・小動きの中にあっても日経225先物の分足は規則正しい動きを見せています。
今朝の急落は、直近安値できちんと下げ止まりました。
このことから、システム的にも制御が効いているので、売り崩すような売りではなかったことが分かります。
目先においては、崩したい意思は感じられず、まだ底堅いと判断できそうです。
但し、下降チャネルに転換していますので、ロアーを割り込めば下げが加速することが想定されます。
今夜は、一旦上を試すかもしれませんが、高値を抜けない限りにおいては下が濃厚です。
<2021年5月26日、追記>(16:00)
※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年5月26日、日経平均株価の日足チャートです。
本日は小幅ながら上昇です。
今日時点では高値は25MAに抑えられています。
このように前日までに近接していた移動平均線に対して、小幅な動きで抑えられるのは上値が重いことを示唆します。
しかし、終値ベースで明確に25MAを上抜けることができれば、75MAを目指す動きにつながります。
明日以降で25MAに対して株価がどう反応するか注目です。
なお、5月13日安値からの上昇日柄は本日で10日目になります。
これまでも、上昇日柄10日、11日の上昇後に反落するケースが続いていたので、再び反落する可能性もあります。
・日経225先物は、夜間の取引で昨日添付したチャネルを下方ブレイクしました。
NYダウの取引が始まった付近から、ロアーチャネルを下方ブレイクして一時的に大きく反落しました。
しかし、下降チャネルに転じるまでには至らず、現在は傾きが鈍化したものの、安値と高値を切り上げて上昇チャネルを維持して推移しています。
しかし、上値は重そうです。
先物の日足も25MAに頭を抑えられていますので、今夜の取引で日中の高値を抜けることが出来るか、日足で25MAを抜けることが出来るかによって、明日の日経の動きが左右されそうです。
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<2021年5月25日、追記>(15:30)
※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。
・2021年5月25日、日経225先物の30分足チャートです。
日経平均株価は依然として動きがありません。
下向きの日足25MAが、その水準を下げてきていますので、株価がこのままの水準で推移すると、数日先には25MAに到達します。
この時に株価が25MAをどう意識するかも注目ですが、基本的には25MA、上抜けたら75MAが抵抗になります。
さて、今の日経平均の動きは夜間取引のある日経225先物の動きに影響を受けます(毎度のことですが)。
現在は上昇チャネルです。
上方ブレイクしてトレンドが強化されるか、下方ブレイクで下降に移行するか、今夜の動きに注目です。
<2021年5月24日、追記>(15:30)
・2021年5月24日、日経平均株価の日足チャートです。
週明けは前場で一時的に上昇したものの押し返されて引けています。
これは、日経平均株価の分足で上昇チャネルのハイアーラインに達しことに起因します。
引けでは、ロアーチャネルラインを若干割り込んでいますので、弱含む兆しが感じられます。
今夜の日経225先物の勢い次第でしょうか。
日足的には上には25MAが位置していますので、上値は抑えられそうです。
しかし、数日の日柄が経過すると、現在の株価水準と同じ位置くくるので、逆に抜けやすくなり75MAを目指す動きにつながるかもしれません。
短い時間軸では上昇(2021年5月21日)(18:00)
・2021年5月21日、日経平均株価の日足チャートです。
先週の反落からややリバウンド気味の動きになっていますが揉み合いです。
株価は、3月18日高値を起点とする下降チャネルのレンジ内で推移しています。
このレンジ内で動く限りにおいては、株価は保合いと判断できます。
移動平均線は25MAが明確に下向き、75MAも横ばいからやや下向きに転じてきています。
このまま株価がリバウンドの流れに乗って上昇しても、上には25MAが位置しているので抵抗として意識されます。
上抜けても75MAがありますので、上値は重そうです。
現在の緩やかな上昇は、下降チャネルにおける単なる修正波動なので、上昇トレンドに転じたわけではありません。
・日足では保合いですが、分足で確認するとトレンドが見えてきます。
日経平均株価の30分足で確認すると、日足で保合う動きの中にも上昇チャネルが見えてきます。
先週の反落からのリバウンドは、綺麗にチャネルを描いて上昇している様子が伺えます。
短い足に落とし込むと短期的ではありますが流れが見えてきます。
しかしながら、本日寄り付き以降は保合いです。
この保合いの中にトレンドを見出すために、さらに短い5分足に落とし込むと、30分足で保合う中にもトレンドが見えてきます。
5分足では30分足の上昇チャネル内の上昇チャネルです。
波動はフラクタル構造になっているので、短い足に落とし込むことで確認しやすくなります。
3分足、1分足へと落とし込むと、更に細かな波動を捉えることが出来ます。
・補足ですが、分足ベースでチャネルを活用してトレンドを捉える手法は、指標として移動平均線を必要としません。
また、日足のトレンドに左右されないので、どんな相場でも収益を目指すことが出来ます。
仮にコロナショックのような大きな下げの中にあっても波動はフラクタルです。
暴落している真っただ中においても、修正波動としての上昇チャネルが必ず生まれますので、フラクタルを捉えることさえできれば、買いだけで収益を目指すことが充分可能です。
リスクコントロールの徹底で大きな損失を回避して利益を積み上げることができます。
一方で利幅が小さいので、回数を重ねる必要があるのがデメリットですが・・・手堅い手法です。
なお、ラインの引き方と売買タイミングを見極めるためには、波動を捉える手法と板情報からシステムの動きを把握できることが必須となります。
さて、5分足の引け時点で、株価はロアーチャネルラインを割り込んでいます。
逆転の抵抗になっている動きも感じられますが、週明けの動きは今夜の日経225先物に委ねられた状況です。
・先週の反落で大きくなったボラティリティに低下の傾向は見られません。
-2σはサポートラインとして機能しそうです。
ロアーチャネルラインと同じ水準なので、ひとまずは目先の下値メドとなりそうです。
・一目均衡表は、三役が逆転したままの状態です。
・昨年3月のコロナショックから日柄7か月で再上昇に転じています。
日経平均株価は、要所では5~6か月周期で動き特性があるので、今月末から来月初めにかけて7か月目に該当するので動きが出るか。
また、2月高値から3か月経過しているので、日柄的にも動きがあるかどうか注目です。
ポイントは、200MAの傾きの鈍化と、75MAとの収束関係です。
体験セミナーはほぼ満席となりました。
ありがとうございます。