引き続き方向感なく(2021年5月6日)

<2021年5月13日、追記>(15:10)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年5月13日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も反落です。

乖離を確認すると、11月以降の上方乖離率7%に下方乖離が迫ってきました。
テクニカル的にもそろそろリバウンド機運が高まりそうです。

しかし、エンベロープの傾き(25MAと同じ)が大きくなってきていますので、ここで止まらずに下値を切り下げる可能性もありますから注意です。

その場合は、200MA付近まで押すことが想定されます。

 

 

<2021年5月12日、追記>(16:20)

・2021年5月12日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も反落です。
3月5日安値を割り込んできましたので、かなり弱含む動きです。

25MAが75MAに対してデットクロスしそうです。
75MAも応答水準の関係から下向きになってきていますので、短期的にも中期的にも下降トレンドに入りました。

デットクロスから3日以内に収束を上抜ければ、まだ上昇に転じる可能性はあります。
その場合、トライアングルの上値抵抗線が近接してきますので、ここをブレイクアップできるかに注目です。

一方で、デットクロス後の3日後くらいまでに株価が収束を上抜けることが出来なければ、25MAが抵抗となるので株価は跳ね返される動きとなり、更に弱含みそうです。

但し、200MAの傾きは上向きなので長期的には上昇トレンド継続ですので、200MAから見ると修正波動の範囲です。
200MAとの乖離がまだありますので、現在は200MAに対する押しと捉えられます。

目先の安値メドは200MA付近です。

今日の日足は下ヒゲとなりましたが、安値は日経225先物のチャネルが意識されて下げ止まったことによるものです。

目先はリバウンドすると思われますが、今夜の日経225先物、米国の動きに左右されそうです。

 

 

<2021年5月11日、追記>(18:30)

・2021年5月11日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は大きな値幅で下げました。

しかし、三角保合いのレンジ内なので保合いは継続です。

これを波動の観点からみると、3月5日からの上昇日柄10日間、3月24日からの上昇10日間からの反落の動きを鑑みると、4月21日からの上昇日柄10日間であったことから、対等数値の動きと考えられます。

3月5日安値の支持線をキープしている限りは、保合い継続です。

ここを割り込むと200MAまでの押しがあるかもしれません。

 

<2021年5月10日、追記>(16:50)

・2021年5月10日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は買戻しもあり上昇しました。

しかし上値は重く押し戻されています。

上記チャートは円ベースの日経平均株価ですが、ドルベースで確認をすると、週足の移動平均線に先週の安値、そして今日の高値が綺麗に抑えられている様子が確認できます。

現在の株価の上値の重さは、外国人投資家の買いの勢いが強くないことを意味しています。

ドル円が大きく影響をしているようですが、今週も保合いが続きそうです。

なお、応答水準の関係で移動平均線の傾きが鈍化してきています。

25MAと75MAが収束してきていますので、株価の煮詰まり感がかなり高まってきています。

どちらに放れるかに注意したいところです。

 

連休明けも動かず(2021年5月7日)(17:20)

・2021年5月7日、日経平均株価の日足チャートです。

休み明けの6日はやや上昇したものの、連休前と同じ保合う相場が続いています。

昨日は連休中のNYダウの強い動きを受けて買戻しで上昇したものの、持ち上がる勢いもなく動きが止まっています。

上値下値のレンジ内で推移する限りは保合い継続なので、日々の値幅の大小に関わらず様子見となります。

移動平均線は25MAと75MAの収束が進んできたので、株価の煮詰まり感が高まっています。

どちらかに放れるとやや大きな動きになりそうです。

上を想定した場合は、上値抵抗線、および2月16日高値を更新するまでは、上昇に転じたと判断できません。

また、下を想定した場合は、3月5日安値を割り込むまで、下降に転じたとは判断できません。

下に動いた場合、長期トレンドを示唆する200MAが上向きであることから、200MAまでの押しがあると想定されます。

但し、200MAを割り込んでも、200MAと75MAの乖離がまだ大きいことから、大きな崩れにはなり難く、一時的な下落はあっても戻ってくると思われます。

・保合いによるボラティリティの低下によってボリンジャーバンドが収束しています。

しかしながら収束しきれずに±2シグマは互いに横ばいに推移しています。

このような場合、上下は強い支持抵抗になるので、小幅に動いていく場合には、株価は上下に跳ね返されます。

・一目均衡表は、遅行スパン、先行スパンともに微妙な状況です。

高値は雲に抑えられているように見えますが、同じ位置に25MAがありますので、ダブルの抵抗として意識されているかもしれません。

どちらかに明確に抜けてくるまで、この状況は続きそうです。

現在のところ、一目均衡表はテクニカル的は判断材料にはなりそうにない感じです。

もしかしたら、日柄のカウント待ちかもしれませんが。

・さて、別の見方をすると、日経VIが低下してきています。

本日の日経平均株価は動いていませんが、VIが低下しているので、海外の状況を含んで上昇を示唆しているかもしれません。

いずれにしても様子見で、どちらにブレイクするか注目です。

 

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