日柄消化の保合いが続く(2021年4月9日)

<2021年4月14日、追記>(13:30)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年4月12日、日経平均株価のザラ場の日足チャートです。

ザラ場の日足チャートですが、本日も小幅な動きで揉み合っています。

株価は、昨年3月19日安値を起点とするサポートラインに近接してきました。

本日の日経新聞朝刊に、三角保合いを形成しつつあると記事が載っています。

観点としては、
1.昨年3月からのサポートライン
2.75日移動平均線
3.三角保合いの下値支持線
4.フラットフォーメーションの下値基準となる3月5日安値20,308円

この辺りが、目先は意識されそうです。

日柄的にも昨年11月から6か月経過に近づいているので、ブレイクすると相場の流れが変化しそうです。

長期的目線では1のサポートライン、短期的には3の三角保合いがトリガーになりそうです。

 

<2021年4月12日、追記>(15:40)

・2021年4月12日、日経平均株価の日足チャートです。

週明けは反落となりました。

昨年3月の安値を起点とするトレンドラインの水準に近接してきました。

今週、このまま横ばいに推移すると今週末あたりでどう反応するか注目です。

 

 

長期のトレンドラインに注目(2021年4月9日)(15:10)

・2021年4月9日、日経平均株価の日足チャートです。

今週の日経平均株価は小幅な動きで揉み合っています。これは日柄消化の保合いです。

株価は上向きの25MAの上を維持していることから、トレンドは上昇継続です。

75MAと200MAも上向きなので、長期的なトレンドも上昇継続です。

・株価は小幅な動きが続いてボラティリティが低下しているものの、ボリンジャーバンドは特に収束することなく横ばいです。

このような状態の場合、急激に大きな動きがない限りにおいては、±2σは強い支持抵抗となります。

 

・現在、昨年11月から上昇を開始したタイミングから、日柄5か月半が経過しています。

日経平均株価が5~6か月スパンで動きを見せる傾向があることから、後1~2週間ほど保合いが続けば、次ぎの動きが出ると予測されます。それよりも早いかもしれません。

その場合、上に放れて上昇の動きになるとしたら、2月16日高値の30,714円を基準とする抵抗線越えを確認する必要があります。

また、下に放れるとしたら、3月5日安値の28,308円割れが基準になります。

下放れする場合、安値までの価格帯に、長期的なトレンドラインが存在していることが懸念されます。

昨年3月のコロナショック時につけた、3月19日の安値16,358円を起点として、昨年10月30日安値22,948円を通過するラインです。

今年3月24日に反落した際に、安値がこのラインに支えらたように見えることから、今後サポートとして意識される可能性があります。

但し、3月24日はこのトレンドラインと同じ価格に75MAが位置していたので、実際にはどちらがサポートとなったのかは、現時点では明らかではありません。

現在このラインは29,200円付近に位置しているので、本日の価格差はおよそ650円ほどです。

ラインは上向きであることから、週明け以降は徐々に価格差は縮小してきますので、このまま保合いが続いた場合に、どう意識されるかが注目です。

もし、ラインを割り込んだ場合、下には3月24日に意識された可能性があるもう一方の75MAがあるので、これがどう機能するかにも注目です。

ラインを割り込んだ場合に想定される動きとしては、株価が75MAに支えられて反発した場合、再びラインを上抜けることが出来るかどうかです。

75MAで反発してもラインを上抜けることが出来ずに株価が跳ね返されたら、トレンド転換する可能性が高まります。

そこから75MAと、3月24日安値を割り込むと、200MAまで調整することも考えられますので、買いポジションをまだ持っている場合には注意が必要です。

目先、この長期のトレンドラインの存在が気になるところです。

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