高値を試せず保合い相場に(2021年3月19日)

<2021年3月25日、追記>(15:20)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年3月25日、日経平均株価の日足チャートです。

本日はやや上昇です。

昨日と今日は日足75MAをサポートとして意識した動きになりました。

ここから上昇すれば75MAをベースとしたグランビルの法則の動きになります。

しかし、上には下向きの25MAが位置していますので、これが抵抗となり上値は重いと想定されます。

目先は、25MAと75MAを意識しながら揉み合う展開になりそうです。

 

 

<2021年3月23日、追記>(15:30)

・2021年3月23日、日経平均株価の日足チャートです。

本日も反落です。

昨日下向きに転じた25MAの傾きはやや大きくなってきています。

昨年11月から始まった25MAをベースとする短期的な上昇トレンドは一服しそうな気配です。

このまま株価が上昇しなければ、25MAは75MAに対して収束していくので、複数線分析の観点から短期的な押しとなります。

3月18日高値を二番天井とした場合、3月5日安値をネックラインとするダブルトップが意識される可能性がありますので、安値割れには注意が必要です。

昨年3月からの長期的な上昇、または昨年11月からの短期的な上昇により、日経平均株価に値動きが連動した銘柄や、その他商品はほぼ全てに利が乗っている状況ですので、売られ始めると一気に利益確定によって下げる可能性があります。

一目均衡表は遅行スパンが逆転していますし、株価は先行スパンにかかってきますので、一気に各指標がネガティブに傾きそうです。

 

 

<2021年3月22日、追記>(15:00)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年3月22日、日経平均株価の日足チャートです。

先週末の日経225先物下げの影響を受けて、日経平均株価は25MAの下で寄り付きました。

寄り付き後も売られて陰線で引けています。

これによって25MAの傾きが下向きに転じ、昨年11月から続いた上昇トレンドに鈍化の兆しが見られます。

本日の安値は10月30日安値から引いたサポートラインに支えられているように見えます。

先週末に投稿したサポートラインとは異なりますが、本日の安値がこのラインに支えられたのか、偶然なのかは現時点では分かりません。

もし、明日もこのラインがサポートになる、もしくは割り込んで抵抗として意識されれば、このラインが生きていたことになります。

サポートになれば、次に割り込むと更に弱含むことになり、抵抗として意識されれば目先反落する可能性が更に高まります。

そうなれば、フォーメーションとしてのトライアングルは否定され、次にフラットフォーメーションが意識されることになります。

 

 

<2021年3月21日、追記>(15:30)

・2021年3月20日、日経225先物(夜間)の引け後の30分足チャートです。

日経平均株価は下記のザラ場で投稿した以降に大きく下げました。

日足25MAがサポートになっています。

夜間の日経225先物が大きく下げ、先物の日足は25MAを割り込んでいます。

このため、週明けの日経平均株価は下から寄り付くと思われます。

25MAの下から始まれば、25MAが抵抗に、上から始まればサポートになりますので、寄り付きの水準に注目です。

更に下げるようであれば、昨年10月30日安値を起点とする支持線がサポートとして意識されそうです。

 

 

買戻しも実需の買いも入らず(2021年3月19日)(11:00)

・2021年3月19日、日経平均株価のザラ場の日足チャートです。

先週末に25MAを上抜けた株価は、現在保合っています。

昨日、2月16日高値30,714円を試す動きを見せたものの勢いに欠け、本日は押し戻されています。

勢いに欠けることから空売りの買戻しも続かず、実需の買いも入ってきていない状況で様子見といった感じです。

しかし、底堅さも感じられることから、大きな外部要因が無ければ、目先は25MAの上をキープしながら横ばいに推移すると思われます。

横ばいに推移した場合、フォーメーションの観点からアセンディングトライアングルを形成する可能性があります。

現状では、トライアングルの交差点は6月末付近になりますが、交点の手前でブレイクする傾向があることと、今回の上昇が昨年11月から始まっていますので、日経平均株価が変化する日柄を5か月~6か月と想定すると、ゴールデンウィーク前後にはどちらかにブレイクして動きが出ると予測されます。

 

・移動平均線の傾きは、引き続き長期200MA、中期75MA、短期25MAともに上向きで上昇トレンド継続です。

株価も3線の上に位置していることから、綺麗な順パターンを維持しています。

この先、株価が高値を抜けずに保合う動きが続くと、25MAは横ばいになり、上向きの75MAに対して収束していきます。

複数線分析に観点からは株価の煮詰まりを意味しますので、収束が進んだ付近で、新たな動きが生じる可能性があります。

その際のポイントは75MAの傾きです。

75MAの傾きがまた大きい状態で収束すれば、株価は上向きに発散する可能性が高いと思われます。

つまり再上昇です。

日柄が進んで75MAの傾きが横ばい近くになった状態で収束した場合には、下に振れる可能性が上向きの場合よりも高くなりますから、75MAの傾きには注意が必要です。

 

・ボリンジャーバンドは、+2σ・-2σともに発散方向に向いています。

ここから高値を更新すれば、+2σに沿って株価は上昇する可能性が高まりますが、保合いが続くと横ばいになり、その値幅も広いことから+2σは抵抗になるので、高値は抑えられてしまいそうです。

そうなると、やはり2月16日高値を更新できるかどうかが大きな注目ポイントになります。

 

・パラボリックは加速してきています。

逆転するまでにはまだ大きな価格差があるので、当面は下降に転じる可能性は低そうです。

 

・一目均衡表は転換線が好転して、再び三役は好転です。

ただし、株価が高値を更新しなければ、来週水曜日には逆転してしまうので、早々に相場が変調する可能性が出てきます。

ただ、他の指標がまだ良いので保合う可能性が高まる程度と思われます。

・一方で、TOPIXは2月16日高値を更新しています。

主に買戻しが要因ですが、全体に勢いに欠ける相場なので買戻しは進まず上昇にはなっていません。

ひとまずは、今の保合が進んで株価の煮詰まりを待つ状況と言えそうです。

コメントを残す