反落25日移動平均線割れ(2021年2月26日)

<2021年3月4日、追記>(15:10)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年3月4日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は反落で株価は25MAの下に落ちました。

10月30日安値を起点とするトレンドラインを割り込んでいます。

高値は25MAがレジスタンスになり、安値は12月22日安値を起点とするサポートラインに支えられています。

今後、この2本のラインが支持抵抗として意識される可能性がありそうです。

25MAの傾きはまだかろうじて上向きですが、横ばい近くになってきていますのでトレンドが弱含む兆しが感じられます。

 

 

<2021年3月3日、追記>(16:20)

・2021年3月3日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は小動きです。

株価は25MAの上に位置しているので、上昇トレンドは継続です。

しかしながら、まだ修正波動の範囲内で、上昇には転換していません。

この状況を分足で確認するとよくわかります。

現在はまだ下降チャネルの範囲内です。

しかし、下値を徐々に切り上げてきていることから、チャネルの上値抵抗を抜けてくれば、上昇トレンドに転換します。

 

<2021年3月2日、追記>(15:00)

・2021年3月2日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は反落となりました。

一見値幅が大きいように思えますが、分足で確認すると、高値安値はコントロールされた範囲内に収まっています。

 

25MAベースの3波動(2021年2月26日)、28日(12:40)

・2021年2月26日、日経平均株価の日足チャートです。

本日はNYダウの下落を受けて、日経平均株価も終値ベースで1,200円ほど大幅に下げました。

株価は25MAがサポートとならずに割り込んでいます。

とはいえ、移動平均線の傾きは、長期200MA・中期75MA・短期25MAともに上向きで上昇トレンドは継続です。

基本的に株価が25MAを割り込んでも、25MAの傾きが上向きである限りはトレンド継続とみなしますが、ここから更に下げるようなら25MAは横ばいから下向きに転じますので、75MAに対する修正波動入りとなります。

現在のところ株価は25MAをサポートとして推移していますので、週明け以降に再び25MAを上抜けることができれば、上昇波動に戻ります。

しかしながら、株価は25MAに対して収束と発散を3回繰り返していることから、波動論的には一旦は75MAに対する修正波動入りが懸念されます。

 

・本日の安値は25MAがサポートとはなりませんでしたが、トレンドラインに支えられました。

以下のトレンドラインは標準スケールですので、動画解説とは内容が異なります。どちらも視野に。

週明けに割り込まなければ、このトレンドラインが意識されたことになり、次に下げた場合にもサポートとして期待できそうです。

一方で、ラインを割り込めば逆転のレジスタンスになりますので、リターンムーブの動きがあった場合に抜けることができなければ、更に下げる可能性が高くなりますので注意が必要です。

今後、上昇トレンドに転じたと判断できるのは、2月16日高値30,714円を更新する必要があります。

もし、週明け以降に上昇しても高値を更新できなければ、期間的には短いですがダブルトップの形成に向かうかもしれません。

その場合、本日の安値がネックラインとなりますので、割り込むと値幅調整となりそうです。

ここまでの上昇が大きかった反動で、押しも深くなりそうです。

 

・今後、反落が続いた場合のチャートの予測図が以下になります。

期間的に多少短くデフォルメしていますが、移動平均線と株価の位置関係は、おおよそこのようになります。

タイミング的には、この上昇トレンドが始まった昨年11月からカウントして5か月目~6か月目となる、4月か5月頃に上昇トレンドが転換すると想定されます。

Sell in Mayとなるかもしれません。

但し、転換しても横ばいトレンドになる可能性もあるため、すぐさま下降トレンドに転じるとは限りません。

 

・ちなみに、2月16日高値30,714円は、12月高値と1月高値を結んだ抵抗線にピタリと当たって止まっています。

上昇過程において高値同士を結ぶ抵抗線で、3つ目の高値がとなる現象は、個別銘柄においても頻繁に観察される現象なので、利益確定目標として使うことも可能です。

但し、移動平均線との乖離状況やトレンドの強さによっては、突破することもあるので過信は禁物です。

 

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