日経平均株価、強い上昇トレンドに(2021年1月15日)

<2021年1月21日、追記>(15:30)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年1月21日、日経平均株価の日足チャートです。

引き続き揉み合う動きです。

終値ベースでは上昇ですが、チャートベースでは保合いです。

寄付き後、一部の先走り的買戻しが見られましたが、相場はついていきませんでした。

この動きは日経平均株価の分足で確認すると良く分かります、

昨日の高値を突いた後、相場に全く勢いが感じられません。

ここまでの上昇に対する調整が必要なタイミングです。

値幅調整になるか、日柄調整になるかを見ていく必要があります。

 

 

<2021年1月20日、追記>(18:30)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年1月20日、日経平均株価の日足チャートです。

先週、高値を試す動きを見せながらも揉み合う状況が続いています。

テクニカル的に明確な上値メドが見えずらい状況で、チャネルラインが有効と思われます。

3月のコロナショック後の上値がそれを意識して頭打ちをしたように、今回の上値メドもチャネルラインを一つの目安として注目しておきたいところです。

移動平均線、ボリンジャーバンドともに上昇トレンドを示唆しています。

一方でパラボリックにやや鈍化傾向が見られます。
ロアーチャネルラインよりやや上の水準で反転しそうなので、ここにも注意が必要です。

 

 

ボリンジャー逆L字からの発散(2021年1月15日)(17:30)

・2021年1月15日、日経平均株価の日足チャートです。

先週末から5日間の上昇が続き、本日は陰線となったものの、高値は切り上げ安値も切り上げで強い上昇トレンドを維持しています。

並走していた25MAと75MAは、先週からの上昇によって25MAの傾きがやや増し発散する兆しが出てきました。

出来高も増加傾向にあり実需の買いが買戻しを誘いながら上昇している様子が伺えます。

この動きは需給の関係から、何らかの原因により供給が需要を上回るまで続きます。

 

・ボリンジャーバンドはボラティリティが高まったことで±2σが大きく発散しています。

株価は+2σに沿って値を切り上げておりバンドウォーク状態です。

昨年末の投稿で、ボリンジャーバンドが収束する過程で「逆L字型」になった場合、大きく動く傾向があると記載しましたが、今回は実に綺麗な上昇となりました。

これは個別銘柄でも良く見られる鉄板の買いパターンです。(リスク管理は必要)

 

・パラボリックはSARが加速してきており、株価との乖離も大きいことから強いトレンドが確認できます。

11月の上昇と似ていますので、逆転するまではトレンド継続とみることができます。

 

・株価の25MAからの乖離率が大きくなっています。

前回11月の上昇時には+9%で頭打ちとなりました。

現在も+9%に近接してきていることから、そろそろ乖離が懸念される水準になってきました。

ただ、これは6月と11月を基準としただけなので、必ずしも9%がメドと言うことではありません。

今後25MAの傾きが大きくなるにつれエンベロープの傾きも同様に大きくなりますので、傾きが増せば株価はエンベロープに沿って値を切り上げる動きをするので注意が必要です。

 

・長期のトレンドを示す200MAは明確に上を向いてきたので、極端に相場が変調しない限り、多少の押しはあっても上昇トレンドは継続することになります。

200MAの傾きは角度的にはかなり大きいと感じられます。

グランビルの法則から200MA付近まで押す可能性があるとするならば、23,000円くらいまでの押しは想定の範囲となります。

 

・上値メドは心理的に大台の30,000円が想定されますが、チャネルラインの観点から以下のようになります。

チャートレベルでテクニカル的にメドが見つけ難い中、チャネルラインが意識されることも多いので、ハイアーチャネルラインに達する水準は要注目です。

30,000円を上回る水準になりますが、テクニカル的にも過熱感があるので、想定される上値としては最上限と思われます。

 

・一方で、日経VIのチャートが「初動」、または「戻り売り」のチャート形状になってきています。

下向きの75MAに対して、25MAが横ばいに収束してきていますので、株価が75MAもしくは14日高値を上抜けると「初動ポイントになります。

株価と移動平均線の分位別株価では、「上昇トレンド予備軍」となり買いポイントです。

VIが買いと言うことは、相場の下落を意味します。

一方で、200MAが急激に下向きになっていますので、長期トレンドは下降と考えると、複数線分析の観点から「戻り売りポイント

とも考えられます。

VIが上昇すれば日経平均株価は押し、下降すれば上昇トレンド継続となります。

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