日経平均株価、保合いはどちらに放れるか(2020年12月25日)

<2021年1月7日、追記>(16:40)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年1月7日、日経平均株価の分足チャートです。

日経平均株価の日足は、昨年末29日の高値を22円上回ったものの、後場は押されて引けました。

分足で確認すると、高値にタッチするや否や利益確定に押された様子が分かります。

日足で上抜けて、終値ベースでしっかりと高値を上回ってくると、上昇トレンドに転じる期待が高まります。

しかしながら、懸念は各移動平均線からの乖離です。

油断は禁物といった相場となりそうです。

底は堅いものの、逃げ足も速い相場になりそうです。

 

<2021年1月6日、追記>(22:20)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2021年1月6日、ザラ場の日経225先物(夜間)の分足チャートです。

日経平均株価の日足は27,000円をサポートにして小幅な動き継続です。

チャートは日経225先物の分足チャートですが、株価は昨年末から下降チャネル内で推移しています。

ようやくハイアーチャネルラインに達してきました。

下値が切り上げずに揃えていることから、ここから上昇に転じるのではなくフラットに推移するものと思われます。

ゆえに、朝までこのまま推移すれば、明日の日経平均株価は引き続き小動きになると想定されます。

上方にブレイクすれば日足レベルで上昇となり、下方にブレイクすればロアーチャネルラインを目指して下落します。

 

<2021年1月6日、追記>(9:00)

・2021年1月6日、寄付きの日経平均株価の日足チャートです。

今年もよろしくお願い致します

年末に上昇しトレンドが出るかと思われましたが、年始から反落です。

しかし、株価は27,000円をサポートに再び保合う様相を見せています。

外部要因として国内の緊急事態宣言に加えて、米国大統領選挙の行方が目先の株価を大きく左右しそうです。

 

<2020年12月30日、追記>(17:00)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2020年12月30日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

昨日29日から株価は上方に放れました。

急速に収束したボリンジャーバンドが発散方向に向かい強いトレンドが出そうです。

25MAの傾きは上向きのままです。
ここから上昇が続いて傾きが大きくなれば75MAに対して発散していくことになります。

移動平均線と株価の乖離が更に大きくなりますので、上昇に対する警戒感が高まる中での上値追いという状況になります。

一方で日経VIも底打ちからやや上昇傾向にあることから、心理的な警戒感は高いと思われるので、一気に崩れる可能性も視野に入れておく必要がありそうです。

 

 

 

<2020年12月29日、追記>(17:20)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2020年12月29日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

実質的に2021年となり大きく上昇しました。

やや意外感があります。

以前紹介した上値抵抗線もあっさりと上抜けています。

30分足では全てのろうそく足が陽線です。

昨日急速に収束したボリンジャーバンドが発散し始めましたので、強いトレンドが出るかもしれません。

 

 

ボラティリティが急速に低下(2020年12月25日)(15:30)

・2020年12月25日、日経平均株価の日足チャートです。

11月の上昇と打って変わり、12月からは小幅に保合う動きが続いています。

25MAの傾きはやや緩やかになってきたものの、まだ上向きの上昇トレンドを示唆しています。

今後の想定される動きに関しては、先々週(12月11日金曜日)の投稿にも記載しましたが、株価が今の保合いを下方ブレイクすると、ソーサートップ形成となり修正トレンド入りする可能性が高まります。

(以下転記)

・チャート形状の観点から、株価がこのまま高値を更新することなくフラットに推移した場合、向こう2か月~3か月の間は修正トレンドとなる可能性があります。

その場合、移動平均線と株価の動きは、複数線分析の観点から理想的に以下のような動きが想定されます。

1.26,894円を上値抵抗線、26,324円を下値支持線とするフラットフォーメーションを形成。

2.株価がフラットに推移することにより25MAの傾きは次第に穏やかに変化。

3.25MAの傾きは、下値支持線26,327円の水準に到達する頃にはほぼ横ばいに。

4.株価は25MAをサポートとして意識しながらも、下値支持線をブレイクダウンしてソーサートップの形成となり、一時的に25,000円付近もしくは75MA付近まで反落。

5.その後、上昇に転じるものの25MA、もしくは26,000円付近で上値を抑えられて再び反落。

6.75MAをサポートに上値を切り下げながら保合いが続く。

7.25MAと75MAが収束する付近まで保合った後に上昇に転じて再び上昇トレンドに。

この時、12月前半の高値からの上値抵抗線と25MAの傾きが同じであれば更に理想的です。

しかし、75MAがサポートとして機能せずに株価が割り込むと、25MAは大きく下向きになり75MAに対してデットクロスし「下降トレンド」に転じてしまいます。

一方で、25MAの傾きがまだ上向きもしくは横ばいである時に、株価が今の高値を更新した場合には、修正トレンドに転じることなく上昇トレンドは継続していると判断します。

 

・ボリンジャーバンドが急速に収束してきました。

ボリンジャーバンドは±2σの幅が広く横ばいの場合は、レジスタンス・サポートとなり株価は跳ね返される傾向が強いですが、現状のように収束した状態はブレイクすると大きな値幅が出る特徴があります。

今後、更に収束が進み株価が±2σを超えると大きく動く兆候となるので注目です。

 

・一目均衡表の遅行スパンが株価に接近してきました。

このまま保合いが進むと年明け早々には株価にかかってきます。

年内はこのまま保合う動きが続きそうです。

お正月休みの間の何かにもよりますが、年明け早々から変調して大きく動くケースは、過去の例からもよくありましたので注意が必要です。

少なくとも急騰する可能性は無さそうなので、下に向けて警戒です。

 

・週足で今の株価水準を見ると、移動平均線からの乖離がかなり高くなっています。

13MAからの乖離率が6%を大きく超えています。

乖離はいずれ修正されますので反落は必然と捉えておく必要があります。

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