日経平均株価、フラットから修正トレンドか(2020年12月11日)

<2020年12月17日、追記>(15:10)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2020年12月17日、引け後の日経平均株価の5分足チャートです。

日足は引き続き小幅な動きで保合っています。

5分足では、昨日の2本の移動平均線の収束状態から、本日は上方ブレイクしてきました。

長期線は上向きで短期線も上向きです。

短期的に上昇は波動に入っていますので、これがどこまで続くのかが注目されます。

 

 

<2020年12月16日、追記>(15:40)

・2020年12月16日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

本日も小幅な動きで保合っています。

動きが見られないので短い足で確認してみます。

以下は5分足です。

昨日引け前からの反発は、長期と短期の移動平均線の乖離を戻す動きでした。

現在は2本の移動平均線が収束している局面です。

長期線は上向きではありませんが、目先のレジスタンスレベルラインを抜ければ押し目となり上昇する可能性がありそうです。

逆に割れると日足の下値支持線まで押す可能性もあります。

 

 

<2020年12月15日、追記>(23:00)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2020年12月15日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

今週は昨日と今日は小幅な動きで保合いが続きます。

フラットに推移していますが、下値支持線を割り込むとソーサートップ成立となりそうです。

上抜けない限り反落する可能性が高いです。

発散していたボリンジャーバンドが徐々に収束してきました。

このまま、ボラティリティの小さな動きが続けば収束が進み「逆L字パターン」になってくると動きが出そうです。

 

 

25MAの傾きから修正波動に転じる可能性(2020年12月11日)(20:40)

・2020年12月11日、日経平均株価の日足チャートです。

高値を試す動きが感じられるものの更新できず、反落する兆しを見せたものの下値は堅く保合いが続いています。

長期トレンドの200MAは上向き、中期トレンドの75MAも上向きで中長期には上昇トレンドは継続です。

しかし、株価が横ばいに推移し始めたことで、短期的なトレンドを示唆する25MAは僅かながら横ばいに変化し始めています。

 

・チャート形状の観点から、株価がこのまま高値を更新することなくフラットに推移した場合、向こう2か月~3か月の間は修正トレンドとなる可能性があります。

その場合、移動平均線と株価の動きは、複数線分析の観点から理想的に以下のような動きが想定されます。

 

1.26,894円を上値抵抗線、26,324円を下値支持線とするフラットフォーメーションを形成。

2.株価がフラットに推移することにより25MAの傾きは次第に穏やかに変化。

3.25MAの傾きは、下値支持線26,327円の水準に到達する頃にはほぼ横ばいに。

4.株価は25MAをサポートとして意識しながらも、下値支持線をブレイクダウンしてソーサートップの形成となり、一時的に25,000円付近もしくは75MA付近まで反落。

5.その後、上昇に転じるものの25MA、もしくは26,000円付近で上値を抑えられて再び反落。

6.75MAをサポートに上値を切り下げながら保合いが続く。

7.25MAと75MAが収束する付近まで保合った後に上昇に転じて再び上昇トレンドに。

この時、12月前半の高値からの上値抵抗線と25MAの傾きが同じであれば更に理想的です。

しかし、75MAがサポートとして機能せずに株価が割り込むと、25MAは大きく下向きになり75MAに対してデットクロスし「下降トレンド」に転じてしまいます。

一方で、25MAの傾きがまだ上向きもしくは横ばいである時に、株価が今の高値を更新した場合には、修正トレンドに転じることなく上昇トレンドは継続していると判断します。

 

・パラボリックは3日間逆転したものの、再び逆転しています。

株価がフラットに推移したことでゆらぎとなっています。

株価がフラットに推移している間は、指標としての信頼性は低いですが、下値支持線をブレイクダウンしたら加速度合いを見ていくことになります。

 

・一目均衡表は引き続き三役が好転した状態です。

株価は保合ってはいるものの、相場の方向性を示す基準線は上向きです。

目先で注目すべきは遅行スパンです。

このまま高値を更新することがなければ、7日~14日後には逆転することになりますので、上記予測4の反落タイミングと重なるかもしれません。

株価が高値を更新して、上昇が1か月以上継続しない限り逆転は避けられません。

特に遅行スパンの逆転は、相場の変化に対する先行性が高いので要注目です。

 

・今後の反落の動きを警戒するに当たっては、TOPIXの動きも絡めて見ていく必要があります。

日経平均株価とTOPIXのどちらが反落を先行するかは分かりませんが、TOPIXがアイランドリバーサル形成になると相場の流れが変化します。

 

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