日経平均株価、上値は重く下値は堅く(2020年12月4日)

<2020年12月10日、追記>(16:00)

※ 当ブログは毎週金曜日の投稿をベースにして、日々の動きを下から時系列に追記として書き積んでいます。

・2020年12月10日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

引き続き上値が重い展開です。

先週末(下の方)にも記載しましたが、ソーサートップ形成に近づいてきました。

フラットフォームが出来つつあるのでブレイクダウンすると、大きな反落となるかもしれませんので注意が必要です。

・以下は日経平均株価の5分足です。

サポートラインに支えられていますが、今夜の日経225先物の動き次第で上か下かのどちらかに窓が空きそうです。

 

 

<2020年12月9日、追記>(16:00)

・2020年12月9日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

本日は上昇です。

反落から数日で切り返す波動を繰り返しています。

再び高値を試すかが注目されます。

 

<2020年12月8日、追記>(15:40)

・2020年12月8日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

下から寄付き僅かに反発したものの、終値は昨日の終値には届いていません。

俗にいう「あて首線」で戻り売り狙いの局面と言われ弱い相場です。

本日の安値付近でプラットフォームを作ってくるとしたら、ブレイクダウンに注意が必要になってきます。

 

 

<2020年12月7日、追記>(15:30)

・2020年12月7日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価は寄り天井となりました。

高値を更新して寄り付いたものの、僅か5分間で一気に反落しました。

その後も売られ続けて最近の値幅と比較すると大きめの陰線です。

チャネルラインを割り込んでいます。

高値警戒感から相場は売りに敏感になっていると思われます。

・マザーズ指数の日足が、25MAと75MAの収束割れに加えて、サポートラインを大きく割り込みました。

このように収束した移動平均線とサポートラインが重なるポイントを割れると、強い売りシグナルとなりますから注意が必要です。

加えて、雲割れ、遅行スパン割れも重なっていることから、マザーズ指数にはかなり警戒する必要がありそうです。

 

 

横ばい推移で方向感に迷い(2020年12月4日)(22:20)

・2020年12月4日、日経平均株価の日足チャートです。

本日は前場で崩れたものの後場は切り返し、高値を切り下げ、安値も切り下げる下降の小陽線(コマ)です。

今週は何度か高値を伺う動きを見せましたがの、今一つ勢いに欠けて抜けることが出来ませんでした。

一方で下値も堅く反落するに至らず保合いが続いています。

出来高は減少傾向にあり、日経平均株価は動きを止めています。

このまま上昇に転じることがなければ、フォーメーションの観点からソーサートップを形成する可能性もあります。

それにはもう少し日柄が必要ですが、プラットフォームが出来始めたらブレイクダウンに注意です。

 

・3本の移動平均線は先週と変わらず順パターンの上昇トレンドです。

25MAと75MAとの乖離は更に大きくなり過熱感が高まっています。

株価と25MAの乖離は、5月の緊急事態宣言後に上昇した際の11%を手前にして足踏み状態です。

上値の重さは、このテクニカル的な乖離から積極的な買いが入らないことに因ると思われます。

にもかかわらず下値は堅く、特段弱さも感じられない相場です。

 

・12月2日に高値を更新したことで新たなトレンドラインが出現しています。

現在、株価はトレンドラインを割り込み、上昇トレンドに鈍化の兆しが見られます。

昨日3日の高値は、ラインが逆転のレジスタンスとなる動きを見せていることから、目先はここを上抜けることができるかどうかに注目です。

ラインを再び上抜けると高値更新になるので、また新たなトレンドラインが出現します。

 

・上昇角度から見ると、11月からの上昇は前半と後半で度合が若干変わっています。

後半の上昇をチャネルで確認すると、本日の株価はロアーチャネルラインに達しています。

これをプログラム算出すると、本日のサポートラインの価格は26,507円となり、安値26,646円との差は139円。

週明け月曜日のサポートラインの価格は26,615円となるので、安値が割り込むかにも注目です。

もし割り込んだ場合は鈍化が更に進み、ソーサートップ形成に近づくことになります。

 

・この上値の重い動きを分足で確認すると、現在の保合いは時間調整であること分かります。

ここまでの上昇を反落という価格調整ではなく、時間の調整でやり過ごしているという見方ができます。

言い換えるとトレンドラインや、チャネルラインのロアーチャネルラインに近接し弱含んできたというよりは、次の動きに備えた調整と見ることができます。

現在は、分足でフラットの動きがどちらかに明らかにブレイクまで待つという状況です。

 

・パラボリックで確認すると、株価はSARに近接してきました。

SARが逆転すると、この上昇トレンドによる推進波動は一旦終わり、修正波動に転じると思われます。

その場合、節目となる水準の26,000円または25MAまで押すこともありそうです。

まずは、今の分足のフラットがどちらかにブレイクして、時間調整の完了を待つことになります。

また、週明けの動きを予測するにあたり、今夜のNYダウや日経225先物の引け値にも注目です。

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