日経平均株価、引き続き保合いが続く(2020年7月17日)
<2020年7月21日、追記>(16:30)
※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(7月17日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。
・2020年7月21日、日経平均株価の日足チャートです。
本日も小幅な動きです。
23,000円付近で上値が重くなる傾向があるので、ここを抜けて6月9日高値を試すことができるか注目です。
4連休も控えているのでどう反応するか。
ボリンジャーバンドはやや発散してきています。
<2020年7月20日、追記>(16:30)
・2020年7月20日、日経平均株価の日足チャートです。
本日も小動きです。
先週末と比較してボリンジャーバンドの収束が進んできました。
収束から読み取れる兆候としては、そろそろどちらかに動きそうです。
ボリンジャーバンドが収束から横ばいに
・2020年7月17日、日経平均株価の日足チャートです。
株価は今週も引き続き小幅な動きで横ばいに推移しています。
75MAの傾きは応答水準の関係からやや穏やかに変化してきました。
このまま25MAと75MAが収束に向かえば、先週添付した予測チャートの様に複数線分析の観点から発散に向かいトレンドに乗る動きが期待できるのですが、株価がこのまま横ばいの動きを続けると2本の移動平均線は平行に推移することになるかもしれません。
そうなると200MAも横ばいであることから、しばらくは長期的にも短期的にも方向感の見えない動きになることも想定されます。25MAと75MAは200MAを上下に跨ぎながら撚れるように保合うことになりそうです。
・一方で、ボラティリティの低下によりボリンジャーバンドが収束してきています。
今週半ば辺りで更に収束が進み、+2σがやや上向きに変化しかけたことから発散の兆しが見られたもののまだ横ばいです。
株価は+1σの上に位置していて、株価の上にはレジスタンスとなる指標が特に見当たらないことから、+2σと6月9日の高値23,185円を上抜ければ大きく上昇する可能性が高いと考えられます。
現在の保合いは上昇過程のコンティニュエーション・パターンと見られ、上方ブレイクで上昇トレンド再開となります。
このようにチャート形状が「逆L字型」になるとボリンジャーバンドが収束した状態になるので、大きな値幅を伴う動きに繋がるケースが個別銘柄でも非常に多く見られることから、ここが来週以降の注目ポイントになります。
但し、ブレイクが不発に終わった場合には多少の上下を伴いながら方向感なく保合が続くことになります。
逆に下方にブレイクした場合、株価の下には週足と月足の各移動平均線が密集していることから、余程大きな要因が絡んでこない限り大きく崩れることはなさそうです。
・一目均衡表は遅行スパンが再び好転です。
転換線も好転していることから三役は好転しています。
先行スパンは当面横ばいで、節目の22,000円と200MAとが重なる価格水準なのでこの付近の価格帯も強いサポートになりそうです。
・いずれにしても、6月9日の高値23,185円を上限に、6月15日安値21,529円を下限としたフラットのレンジ内で推移しながらブレイクを試す展開になりそうです。