日経平均株価、反落するも上昇チャネル内に留まる(2020年6月12日)

<2020年6月18日、追記>(16:00)(24:10)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(6月12日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年6月18日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

本日も小動きで高値切り下げ、出来高も減少しています。

この場合、下向きの上値抵抗線は一旦反発して超えそうですが、23,000円手前付近で上値が重くなると思われます。

(24:10、追記)
基本的に短期な下降トレンドであることには変わりはありませんが、本日の日足の下ヒゲはノイズであった可能性が出てきました。夜間の日経225先物にノイズが補正された動きが見られます。

 

 

<2020年6月17日、追記>(15:20)(20:57)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(6月12日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年6月17日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

昨日の高値を抜けずに終始揉み合いながら「はらみ足」となりました。

昨日の高値を上抜ければ、6月8日高値23,185円を目指す動きになりそうです。

本日のろうそく足は小陰線で寄り引け同時線ではないものの、昨日の大陽線と比較すると気迷う動きとなり「はらみ寄せ線」とも見えなくもありませんので、ここから昨日の高値を上抜くことが出来なければ、ろうそく足の観点から相場が転換する可能性も出てきそうです。

もし、昨日の上昇がエリオット波動の波bであると仮定すれば、6月15日の陰線安値を割り込めば波cの到来で1,500円程度の調整があるかもしれません。

(20:57、追記)
・夜間の日経225先物が上値を抜けてきましたが揉み合っています。
一応上昇チャネルには乗っていますが、明日の日経平均株価をどこまで牽引できるか注目です。

 

 

<2020年6月16日、追記>(16:05)(24:00)

※ 当ブログは日々の動きを追記として週末金曜日(6月12日)の投稿をベースに下から時系列に書き積んでいます。

・2020年6月16日、引け後の日経平均株価の日足チャートです。

日経平均株価は終値ベースで前日比1,000円の上昇となりました。

ろうそく足ベース、または日経225先物の夜間終値からの比較では500円程度なので、終値で比較したほどの上昇感は感じられません。

本日の上昇は踏み上げによるものです。下に行くと見込んだ空売りが多かったとのだと思います。
ここからこれに追随するのはリスクが伴いそうです。
明日以降、このまま買戻しが続くのか、本日の反応が過剰で再び反落するのか注目されます。

いずれにしても25MA手前から上昇したことにより、グランビルの法則的には押し目であったことになります。
25MAを割り込まなければ25MAをサポートに上昇トレンドが継続します。

なお、昨日ロアーチャネルラインを割り込んだので、新たなチャネルラインが出現していますので、ハイアーチャネルラインが目先の高値メドとなりそうです。

(24:00、追記)
・日経225先物の分足チャートです。
日中の高値を抜くことが出来ないので改めて売り込まれています。
ここをクリアできないと本日の上昇は単なる買戻しによる一過性の上昇になってしまいます。

 

 

 

<2020年6月15日、追記>(22:30)

安値は25MA手前で下げ止まったもののチャネルラインを割り込み弱含んできています。

撚れ戻しという観点では、先のチャネルのハイアーチャネルラインがサポートになるのですが、これは信頼性はさほど高くなさそうです。

25MAをベースとしたグランビルの法則の観点では、ここから反発したら押し目となります。
また、25MAを割り込んで再び上抜けしても押し目となります。

 

 

<2020年6月13日、追記>(9:50)

・2020年6月12日、TOPIXの引け後の日足チャートです。

日経平均株価がロアーチャネルラインで下げ止まり、また200MAで下げ止まったのと同様に、TOPIXも25MAを意識して下げ止まっています。

チャンネルラインはコンピュータかラインを引かないと見えませんが、移動平均線はチャートに表示されますから目視出来ます。
そのためサポートとして機能しやすい指標です。

夜間の日経225先物はトレンドに沿った動きをしています。
ただ、短期的な流れはまだ下降トレンドの域を出ていません。

 

チャネルラインと200MAがサポートに(2020年6月12日)(12:50)(23:00)

・2020年6月12日、日経平均株価のザラ場の日足チャートです。
本日はザラ場の状況で投稿します、引けまでに大きく変動したら追記します。

今週の日経平均株価はGUしてスタートしたものの上値を伸ばせず、本日は大きく反落しました。

「やっぱり来たか相場」となり各指数、各個別銘柄も下げています。
しかし、NYダウの過剰な下落感からすると日経平均株価の下げはさほど大きくなく、相場が崩れた感は感じられません。
(メジャーSQも関係していたのかもしれません)

 

・3月の大底からの株価の流れをトレンド分析の観点から確認すると、初期の底割れを警戒しながら緩やかに上昇した相場と、楽観的に上昇が加速した2つの相場に分けられます。

チャネルラインを引くことでこの2つのトレンドを可視化することが出来ます。

株価は今週8日に株価の高値がハイアーチャネルラインに到達しました。
それがチャート的に目標達成となり、今回の上昇の仕上げになったとテクニカル的には考えられます。

日経平均株価の場合はチャネルラインが支持抵抗としてしっかり機能する傾向が強いので今後も注目です。

但し、今回においては下落が確認されたことによる結果的な見解でもあります。
ハイアーチャネルラインは目標価格の目安として非常に重視されますが、ラインは日々値を切り上げるので、株価の高値も翌日以降に切り上がる可能性があったことや、週前半は上値が重いながらも下でサポートが効いていたことなどから、8日時点で頭打ちと断定するのは難しかったと思います。

また、この価格は3月19日の大底16,358円から、ダブルボトムのネックライン19,564円までの値幅3,206円を上乗せした22,770円とほぼ同じ水準でもあり(E計算値)、価格水準的にも妥当性あると言えそうです。

 

・本日の急落で安値は一気にロアーチャネルラインに近接する位置まで下げました。
同じ価格に200MAが位置しているので、今日のところは2つのサポートが効いたと思われます。

目先ではロアーチャネルラインを割り込まない限り、現在の上昇チャネルは継続です。

なお、3月安値を起点としたトレンドラインは今日の下落で割り込みましたのでサポートとして機能しませんでした。
トレンドラインがサポートとして機能しなかった理由は、下落の勢いが強かったこともありますが、大底からの戻りの勢いが強かったことから、今のトレンドを把握する上でノイズになるからです。

そのために、そのノイズを排除してトレンドを把握できるチャネルラインが有効です。

 

・本日は窓を空けて下で寄り付いたため、6月3日に空けた窓との関係からアイランドリバーサルが形成されました。

高値圏でのアイランドリバーサルの出現は、相場の転換点となります。

週明け以降に弱含むようなら25MAを意識しつつも、上昇値幅に応じた調整に入る可能性が高まります。

一方で、ここから切り返す動きになった場合、窓の上と下の価格22,400円付近の価格帯がレジスタンスとなりますので上値は重いかもしれません。
(恐らく下げ止めが効いていた22,460円が強い抵抗になるのでは)

そして、窓を埋めることが出来れば再上昇の可能性が高まります。

 

・移動平均線は長期の200MA、中期の75MAともに緩やかに上向きに転じています。

短期の25MAも大きな傾きで上向きなのでトレンドとしては強い順パターンです。

このような場合、単線分析の観点から25MAが押し目ポイントとなります。

株価が25MA手前で上昇に転じた場合、あるいは一旦割り込んでも再び上抜けたタイミングが、グランビルの法則の買いポイントに該当します。
(手前で上昇に転じた場合は、ろうそく足ベースでレジスタンスレベルラインに注目します)

なお、複数線分析は75MAの傾きと25MAとの収束具合の観点から日柄的に当面先になります。

 

・週足のろうそく足を確認すると、今週は先週の陽線を包み込む陰線となっています。

高値圏での包み足の出現は相場の転換を示唆しますので、中期的な下振れに警戒が必要です。

 

・一目均衡表は引き続き三役が好転しています。

相場の方向性を示す基準線はまだ上向きです。

 

・発散していたボリンジャーバンドは+2σが横ばいになってきました。

まだ±2σの幅が大きく当面はボラティリティの大きな相場が続きそうです。

 

・パラボリックは木曜日に転換しています。

株価とSARとの位置関係から当面は好転することは無さそうです。

 

・来週は利益確定と押し目を買う動きが交錯して不安定な状況が続きそうです。
今まで「見ないふり」をしていた事象も顕在化してくる一方、「見ないふり」を続けるかもしれません。

目先では200MAやロアーチャネルライン、25MA、もしかしたら1つ目のチャネルラインのハイアーチャネルラインがサポートとして意識されそうです。

なお、200MAを明確に割り込んでくると前回の投稿にも記載しましたが、グランビルの法則の売りのポイントに該当するので、それなりの下落に対する注意が必要です。

(23:00、追記)
・夜間の日経225先物は落ち着きを取り戻し素直な動きを見せています。
どう先を読み、先回りをするかがテーマになります。

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