日経平均株価はどこまで切り返せるか(2019年7月19日)

<2019年7月25日、追記>

・日経平均株価の7月25日引け後の日足チャートです。

ザラ場で7月2日高値21,784円を上抜けてきました。
引けにかけて押されてレジスタンスレベルを割り込みましたので、明日以降で明確な高値更新を確認したいところですが、これからの夏休み要因も重なることから、本格的に上昇となどかどうか。

出来高には特に増加の気配は見られません。

目先の高値が更新されたことで新たなトレンドラインが出現しました。
これにより上値抵抗線が明確になりました。
今後、4月24日の高値を目指す上昇となった場合、この上値抵抗線はこの高値と同じ水準に位置することから一先ず高値のメドとして意識されそうです。

ボリンジャーバンドの標準偏差の縮小がやや甘いものの、+2σが僅かながら上向きに発散する兆しがあります。
このまま上昇すれば+2σに沿って上値を切り上げる動きになるかもしれませんが、逆に+2σがレジスタンスになり跳ね返される可能性もありますので注目されるところです。

 

<2019年7月23日、追記>

・日経平均株価の7月23日引け後の日足チャートです。

本日は200MAを上抜け7月のレンジ内に戻ってきました。

株価と移動平均線の分位別図的には「上昇トレンド予備軍」に変わりました。
25MAと75MAは8円差なので、明日以降にGCすれば中期的に「上昇トレンド」になります。

パラボリックは株価がSRAを上抜けて好転したので、買いに転じるシグナルが出ています。

前場において4月24日高値からの上値傾向線がレジスタンスとして意識されている様子でしたが、後場に上抜けてきましたが、引けにかけて割り込んでいます。
一時的に上抜けたことでこの上値傾向線は消滅しますが、新たに本日高値を通過する傾向線が出現します。

今後、7月2日高値をレジスタンスレベルとする水準を抜けることが出来るかどうか注目です。

この高値を抜けてくると中期的に上昇トレンドとなり、下降してくる200MAに対して75MAがGCすれば長期的にも上昇トレンドとなります。

加えて、25MAがしっかりとした上向きになればトレンドが発生することになります。

但し、上手に引き上げられて上手に突き落とされるリスクも念頭に。

 

<2019年7月22日、追記>

・日経平均株価の7月22日引け後の日足チャートです。

前日の陽線に対してはらみ足となりました。
値幅も小さく売買高はここ5年間で最低に近い水準となっています。

21,500円付近は価格帯別売買高も厚いことから値動きは重そうです。

ボリンジャーバンドが横ばいになってきました。
±2σの幅はさほど収束していませんので、サポート・レジスタンスとして機能しそうです。

このまま膠着した動きが続けばボリンジャーバンドの収束が進み、次の動きも出やすくなると思われます。

 

日経平均株価はどこまで切り返せるか

・日経平均株価の7月19日引け後の日足チャートです。

昨日は外部要因だけでなく、テクニカル的にも次々とネガティブなシグナルが出現したことにより加速しながら下落しました。

しかし、夜間の日経225先物が節目となる21,000円で切り返したことにより、寄付きから買戻しを伴って一本調子で上昇し、昨日18日の下落分と空けた窓を埋めて戻す動きとなりました。(TOPIXも同様)

7月に入ってから日々の値幅が小さく値動きもほとんどない停滞相場から、下方向を見据えた動きが過剰に進んだものと思われます。

本日の高値は25MAと75MAも上抜け、節目の21,500円手前まで戻しました。
まずは先週までのレンジ内に再び戻ってこられるかに注目です。

 

・ボリンジャーバンドは下落を受けても発散することなく、むしろ収束に向かっています。

エンベロープも株価は-3%の範囲に十分収まっており、指標的には余裕の範囲内で影響はさほど感じられません。

 

 

・さて、問題の一目均衡表ですが、株価は抵抗帯の上に戻ってきました。

転換線は基準線を割り込む直前ですが、昨日の安値が26日間影響するので当面基準線は横ばいが続きます。
株価の下落がなければ転換線は再び上昇することになりますが、多少の割り込みがあるかもしれません。

遅行スパンは支えであった抵抗帯(先行スパン2)を割り込んでしまいました
日経平均株価の遅行スパンはここまで一度も割り込むことがなかったので、先行スパン2がサポートになると思われましたが、ここから早期に切り返すことが出来るか注目です。
そういう意味では、遅行スパンの割れが先行して下落のシグナルになったと言えます。

遅行スパン付近の抵抗帯は、来週末付近には過去のしこりが少ない薄い局面なりますので、先行スパンが交差する付近が抜けやすいポイントです。

 

・移動平均線は25MAと75MAが収束しほぼ同値です。
傾きは横ばいで方向感が見受けられないことから、上にも下にも発散する可能性があります。

株価のやや上には下向きの200MAが位置しています。
4月や7月上旬のように、長期下降トレンドにおける戻りのメドになりやすいので、この点については今後も注意が必要です。

 

・今後の動きとしては上にはいくつかのレジスタンスポイントがあります。

1.節目の21,500円
2.下向きの200MA
3.4月24日高値を起点とする上値傾向線
4.7月2日高値21,784円
5.節目の22,000円
6.12月3日高値を起点とする上値傾向線
7.4月24日高値22,362円

この中で7月2日高値は上値を切り上げる動きになるポイントとして注目です。
ここを上抜けると25MAの上昇角度は大きくなり上昇トレンドに乗ることになります。

そして、エリオット波動の波3が確定するポイントでもあります。

また、6月4日安値を起点とする下値傾向線が新たなトレンドラインとなるので、下振れした際の下落余地が生まれることになります。

 

・一方でサポートポイントは以下になります。

1.6月4日安値を起点とし18日安値を通過する下値傾向線
2.節目の21,000円
3.6月18日安値20,924円
4.12月26日安値を起点とする下値傾向線
5.6月4日安値20,289円
6.6月4日安値に置くロワーチャネルライン

目先では、節目の21,000円や6月18日安値20,924円が意識されそうですが、大きく下落した場合はロワーチャネルラインの水準まで下落する可能性があると考えられます。

・本日は買戻しが一気に進んだことで、昨日の陰線が否定される大きな反発となりましたが、買戻しによる買いが中心と思われますので、週明けはこの反動も含めてボラティリティの高い不安定な相場になりそうです。

当面はボリンジャーバンド±2σ、もしくはエンベロープ±3%の範囲で推移しそうです。

 

・なお、昨日の陰線の安値は今後ラインを引く場合には起点や通過点となりますが、突発的な安値と見ることも出来ます。

そのため、ライン分析においてこの安値が絡む場合には、昨日の陰線と本日の陽線の2本を行き過ぎた価格として排除することで、テクニカル的な水準を測る際に有効となる場合があります。

※ 米国大統領選挙でトランプの勝利が決まった日の日経平均株価の大陰線など

完全にこの2本のろうそく足を排除するのではなく、要所要所で活きてくる可能性がありますので、常に両方のラインを視野に入れながら意識されているラインを見極める必要が出てきます。

 

・日経225OPTIONにも注目です。(DZH Financial Research, Inc.)

 

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