高値更新するも200MAに跳ね返される(2019年4月8日)
<2019年4月11日、追記>
日経平均株価の日足チャートです。
昨日と同様に特に目立った動きはありません。
5分足チャートです。
25本移動平均線と75本移動平均線の収束から反発したものの、200本移動平均線付近まで戻してきました。
下向きの200本移動平均線まで戻して、75本移動平均線を割り込むと、再びもう一段の下降の波動がきます。
チャネルラインを引いた5分足チャートは以下です。
21,750円の上値抵抗線付近がレジスタンスとなりそうですが、もし延長される動きになると、200本移動平均線が上向きに転じてきます。
そうなると、25本、75本移動平均線が200本移動平均線に対してGCすると、順パターンとなり再度トレンドが出ます。
<2019年4月10日、追記>
日経平均株価の10日引け後の5分足チャートです。
日足チャートには、特に目立った動きは見られません。
超短期目線の5分足チャートでは、株価は200本移動平均線を割り込んできました。
200本移動平均線が上向きの時には、株価と、75本・25本移動平均線はそれぞれに長い足の移動平均線に対して、上向きにバウンドするように動きます。
これは、チャートの時間軸に関わらず、グランビルの法則に則した原則的な株価と移動平均線の動きです。
逆に、200本移動平均線が下向きの時には、下向きにバウンドするように動きます。
上向きでは押し目買い、下向きで戻り売りが基本スタンスとなります。
現在の日経平均株価は、200本移動平均線まで戻ろうとする過程にあります。
25本移動平均線は上向きで、75本移動平均線に対して収束していますから、中期的には上昇となります。
本日は引け直前でアセンディングトライングルをブレイクアップしてきました。
しかし、200本移動平均線が下向きであることから、長期的には下降相場であるため、戻った時点では「グランビルの法則の売りポイント」に該当します。
但し、4月8日高値からのトレンドラインを転換する動きになると、再度上昇する可能性もありますから、慎重に見ていく必要があります。
これは、日経225先物の日中、ならびに夜間でも同様です。
<2019年4月9日、追記>
4月9日の引け後の日足チャートです。
本日は、200日移動平均線、22,000円を試すことなく小動きです。
以下は、昨年5月からの日経平均株価のチャートですが、今と同様に23,000円が強いレジスタンスとして意識されていました。
日柄をかけながら、価格調整も交えて、およそ4か月ほど水平上値抵抗線を抜けずに推移しました。
5月頃の動きに似ていますが、心理的に今の22,000円を抜けないと分かると、ファンダ的な要因を理由にして、一時的に売り込まれるかもしれません。
但し、昨年との大きな違いは、200日移動平均線が上向きではなく、下向きであるということです。
新しいトレンドラインの出現、2019年4月8日
2019年4月8日の引け後の日経平均株価の日足チャートです。
本日は、3月4日の高値を更新してきました。
しかし、200日移動平均線がレジスタンスとなり、5.6円未達で跳ね返されました。
ある意味で「達成感」もあります。
このことから、200日移動平均線はレジスタンスとして意識されていることが分かります。
ようやく到達という感がありますが、今後もレジスタンスとして試しにいく局面がありそうです。
そして、その上には22,000円という大きな心理的な節目がありますから、先の投稿でも記載した様に、フラットの上値抵抗線はダマシを考慮して、22,000円よりも少し上と考えます。
また、本日高値を更新したことで、新たなトレンドラインが出現しました。
目先、25日移動平均線と重なる価格となりますので、サポートとなります。
このトレンドラインの上値抵抗線が、今後上昇した際には高値メドとなりそうです。
一目均衡表は、転換線が好転し、基準線も上向きになったことから、三役が好転しました。
ただ、遅行線が潜り込む懸念があり、ろうそく足の下に沿って動く可能性もあります。
今後、相場は保ち合いながらも上を試す展開となりそうですが、抜けないとなると、失望売りで大きく反落する可能性がありますから注意が必要です。
以下は日経平均株価の5分足チャートです。
200本移動平均線にそろそろ感が出てきており、横ばいになりつつあります。
波動的にはあまり綺麗さはありませんが、先週の小動きな上昇により、数段上げが達成されています。
本日の安値付近を割り込むと、200本移動平均線は下降に転じますので、上は重くなりそうです。
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