TOPIX底割れか? 下値はチャネルラインを意識(2018年12月11日)
フラット継続かチャネルラインの動きに移行するか
2018年12月11日引け後の日経平均株価とTOPIXの日足チャートです。
TOPIXは一番底を本日割り込みました。
日経平均株価と連れ安になった場合、チャネルラインでもある下値傾向線がサポートラインとなりそうです。
日経平均株価は目先の安値メドの一つで、二番底となった11月21日安値を割り込んできました。
10月26日の一番底が次のサポートレベルラインとなるかどうかが注目される局面です。
なお、ボリンジャーバンドが発散し始めておりその角度も大きいので、下落が加速する可能性があるので注意が必要です。
明日以降、日経平均株価が一番底を割り込む状態となれば、TOPIXと同様にチャネルラインを意識した動きになりますが、切り返して戻した場合はフラット継続となります。
以下は、下落した場合の想定チャネルラインによる下値メドです。
まず、日経平均株価はトレンドラインAの上値傾向線Bに到達し反落しました。
これによりチャネルラインが意識される含みがあることが分かります。
10月高値から株価はジグザグを経てフラットに移行していますが、下値傾向線Dの上値傾向線Cで高値を抑えられています。
(本来、下降トレンドでのチャネルラインは上値傾向線から下値傾向線を導出するのが原則ですが、この場合イレギュラーな動きとなっています。)
10月26日安値を割り込んだ場合、下値傾向線D、もしくは下値傾向線Eがサポートとなります。
日経225先物はこの下値傾向線で指値待ちスタンスとなります。
以下は、2015年8月のチャイナショック以降の日経平均株価の日足チャートです。
チャネルラインが非常に重要な下値メドとして機能しています。
今回も同様の動きをする可能性が濃厚です。