トレンド転換待ち銘柄

スムーズなトレンドラインを引くことが出来るチャートは、ウォッチし続けてトレンド転換を待つ対象銘柄となります。

以下の2つのチャートはトレンドラインを綺麗に引くことが出来る銘柄です。
上図は6366千代建、下図は6545IIFの現在のチャートです。

2銘柄とも高値から引いたラインを意識して途中の高値が止まり、綺麗な下降トレンドラインを持っています。

今後、大底を割り込まず、徐々に安値を切り上げてトレンドラインに接近をするのを待ちます。

その際に重要なことは移動平均線との位置関係です。
移動平均線が株価の上に位置する場合、移動平均線はレジスタンスとなります。
ですからトレンド転換をしても移動平均線に跳ね返されるリスクがあります。

トレンドラインもレジスタンスです。
その意味では株価から見るとトレンドラインと移動平均線はダブルのレジスタンスとなります。

理想的なトレンド転換のチャートは、トレンドライン抜けと移動平均線抜けが同じ価格であることです。

同じ価格にレジスタンスがあれば、一気に抜くことが出来、また抜けた際の勢いもダブルになります。

トレンドラインが綺麗に引けるチャートを見つけた場合、ラインと移動平均線が抜けるタイミングが重なるチャートがレジスタンスのリスクを回避する意味で良いチャートと言えます

 

<2018年9月22日、追記>

トレンド転換した後に上昇してきました。

窓を空けてトレンドラインを抜けてきました。
テクニカル的ポイント(この場合はトレンド転換)に空けた窓は買い勢いの強さを意味しています。

株価は75日移動平均線を抜けて短期的なラインに沿って上昇しています。
このまま上昇して25日移動平均線と75日移動平均線のミニゴールデンクロスを迎えると、更に勢いは強くなります。

上値傾向線と株価の上に位置する200日移動平均線がめさきのレジスタンスとなりますので注意が必要です。

 

トレンド転換翌日に窓を空けて上昇し25日移動平均線を上抜けてきました。

今後、8月30日高値がレジスタンスレベルラインになる可能性がありますが、75日移動平均線との乖離が大きいので、グランビルの法則により株価は75日移動平均線に向けて収束していきそうです。

 

<2018年11月5日、追記>

9月末のトレンド転換がダマシとなって更に下落しましたが、ようやく次のトレンド転換となりました。

上には25日移動平均線が位置しています。
その下げ角度はまだ大きいのでレジスタンスとして跳ね返される可能性が濃厚です。

この後、再び下げて二番底を確認する動きになると、ダブルボトムが形成されリバーサルフォーメーションが完成します。

そうなると、日柄経過とともに25日移動平均線の下げ角度は緩やか、もしくは上向きに転じて、株価はグランビルの法則により75日移動平均線まで戻す動きを見せます。

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