トレンド転換(6546 IIF)
トレンドラインの転換(6546 IIF)
6546IIFのチャートに下降トレンドラインが見えてきました。
下図は、2018年9月4日の日足チャートです。
5月31日を起点とするトレンドライン、正しくはインターナルトレンドラインとなります。
8月31日、9月3日の高値はラインを意識した動きとなっています。
株価は8月中旬の1Q決算発表を受けて窓を空けて急落しましたが、徐々に安値を切り上げています。
レジスタンスとなるラインが転換すると、すぐ上には25日移動平均線が位置していますので2つのレジスタンスがあることになります。
75日移動平均線ともに下向きでその角度は発散中の状態にあります。
まだ強い下降トレンドです。
今後、トレンド転換し25日移動平均線を抜けてくると、株価はグランビルの法則にもとづき75日移動平均線に向けて戻す動きになります。
その場合、8月中旬を大底と見なすためには二番底の確認が必要になってきますが、急落以降のろうそく足の形状からソーサーボトムの形状である可能性がありますので、ダブルボトムのような明確な二番底をつけることなく75日移動平均線に向かう動きが想定されますから注視が必要です。
また、もしトレンドライン、もしくは25日移動平均線がレジスタンスとして機能し、株価が跳ね返されたとしたら、今後の株価は横ばいに推移していく動きとなる可能性があります。
明確に下げなければソーサーボトムは継続です。
明確に下げた場合は、次にリバウンドした際の安値がサポートレベルラインとなりダブルボトムを確認する動きになります。
今後の動きとしては、ソーサボトムとなればこのまま上昇し、横ばいに推移するならば次の動きは、ボリンジャーバンドの収束と25日移動平均線と75日移動平均線の収束を待つことになります。
<2018年9月5日、追記>
・5日の株価はインターナルトレンドラインを転換しましたが、正規のトレンドラインがレジスタンスとなり押し戻される動きとなりました。
このチャートの特徴として、トレンドラインと25日移動平均線の2本のレジスタンスラインが重なっています。
この様にレジスタンスラインが重なると抵抗としては大きいですが、逆抜けた際の勢いも強くなります。
・また、10日連続で安値が切り上がっています。
9月5日高値をレジスタンスレベルラインとする動きに注目です。
<2018年9月6日、追記>
・この銘柄は急落時に下値傾向線がレジスタンスとして機能するという特徴もあります。
<2018年9月6日、追記>
・マザーズ指数の下落にともない安値が切り下がりました。
これよりソーサーボトムはなくなりダブルボトムを確認する動きに変わりました。
<2018年9月8日、追記>
・8月16日安値に対して二番底を探る動きとなっています。
<2018年9月22日、追記>
トレンドラインを意識する動きとなってきました。
昨日の高値はトレンドラインをレジスタンスとして跳ね返されています。
前日にレジスタンスとして機能していた25日移動平均線も上抜けていますので、値幅を目指して75日移動平均線までの戻りが期待できそうです。
直近9月5日の戻り高値がレジスタンスレベルラインになる可能性もありますが、これをクリアすると8月急落時の窓を埋める8月13日安値までが目先の戻りとなりそうです。
緩やかに上昇した場合、75日移動平均線も更に下の位置に降りてきますからレジスタンスが2つ重なることになります。
<2018年10月31日、追記>
9月のトレンド転換がダマシとなり安値を割り込んだことで、新たなトレンドラインが生まれています。
下向きの25日移動平均線が徐々に降りてきます。
二番底を確認した後にトレンド転換と25日移動平均線がと重なるポイントで上抜けすると、乖離した75日移動平均線まで戻すことになります。