今後のマザーズ指数のゆくえ(20180903)
今後のマザーズ指数のゆくえ
先週8月31日に1月高値を起点とするインターナルトレンドライン(下の方の赤いライン)を転換しました。
下図は2018年9月3日のマザーズ指数の日足チャートです。
上の赤いラインがトレンドライン、下の赤いラインがインターナルトレンドラインです。
まず、8月安値から数えて日柄9日でインターナルトレンドラインに到達し、一旦跳ね返されました。
そこから切り返し12日を経過しています。
一目均衡表の基本数値17日を目指して上昇となるか注目されます。
現在の移動平均線は25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線が共に下向きの下降相場となっています。
下降相場で移動平均線の下に位置する株価の動きの性質として、移動平均線から乖離した株価は移動平均線に対して収束していくということです。
8月16日から上昇した株価は25日移動平均線まで戻り、そして突破し75日移動平均線近くまで上昇しています。
今後、75日移動平均線がレジスタンスとなると一旦調整となる可能性があります。
また、一目均衡表の先行スパン1もすぐ上に位置していますのでレジスタンスとなる可能性があります。
現在の上昇はあくまでも戻り相場の範疇と考えると注意が必要になります。
もし、トレンド転換の勢いが強く、75日移動平均線、先行スパン1を抜けてくる動きとなれば、株価は200日移動平均線まで戻す動きを継続するかもしれません。
そうなると、タイミングの指標である遅行線が株価を抜け、転換線が基準線に対してゴールデンクロスしてきます。
二役好転で雲入りとなります。
マザーズ指数が上昇するとマザーズ市場の個別銘柄も上昇しやすくなりますので、今週の動きは注目されるところです。
<2018年9月5日、追記>
・マザーズ先物が保ち合いの動きになってきています。
このまま数日持ち合うと、下降中の75日移動平均線がかぶか付近まで降りてきます。
そうなると株価は75日移動平均線を少ない上昇で抜くことが出来るようになります。