日経平均株価のゆくえ(20180903)

今週の日経平均株価の動き

下図は2018年9月3日の日経平均株価の日足チャートです。

8月30日に心理的レジスタンスである23,000円を抜け23,032円を付けたものの、5月21日高値23,050円を超えられず押し戻されています。

23,050円をレベルラインとするレジスタンスは非常に強いです。

8月16日安値から株価は1,120円ほど上昇しましたが、その日柄は9日です。
日柄9日は一目均衡表の能動的基本数値と一致します。
このように一本調子で上昇した場合にどこまで上昇を続けるのかは、上昇日数は意識されやすい数値ですので注意が必要です。

同様の現象は7月の上昇時にも確認されていて「波動」という観点からも重要です。
今後も「基本数値:9,17,26」は確認をした方が良さそうです。

 

さて、週明けの本日は昨日の戻り分下げました。
今週中に再度高値を試しに行くと思われますが、8月30日高値を抜けない場合に失望売りで大きく売り込まれることが予測されます。

その場合、8月16日安値を起点として、切り返した日の安値を結ぶラインを割り込むと急落することが多く見受けられます。
そして、その安値をサポートレベルラインとし、割り込むとダブルトップが成立しますのでチャート的にはかなり弱くなります。

まずは、株価が高値を抜けるか、あるいは収束した移動平均線で下げ止まるかが注目されます。

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